zaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

4.0

名作。
差別や偏見が当たり前のようにある世界。
「いちばんたいせつなことは目に見えない」というのは、星の王子さまの言葉。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

試写にて。1980年代のアメリカ。
韓国系移民一家の物語。A24・プランBらしい、静かながらも美しい映画だった。
もっと移民について描いた映画なのかと思っていたら意外とそうでは無く。同郷の人間よりも現
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

本木雅弘にしても役所広司にしても、悪人を演じてる時でもどうしても目の奥に優しさを感じてしまう。ただのイメージかもしれないけど。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

普通に生きるとは、何なのだろうか。
人生という名の檻の中で、どんなに生きることが困難であっても決して希望を諦めてはいけないーというのは、かの名作「ショーシャンクの空に」の中で描かれていたこと。あの映画
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

3.9

オオカミと七匹の子ヤギのその後を描いたショートムービー。
モルカーの監督の人が作ったらしい。

非常にクリエイティブで、重みのある作品。
作家性を保ったまま是非長編を作っていってもらいたい。

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

2.5

X-Menシリーズ13作目。

ヒーロー・ホラー・青春などの要素によって成り立っているが、どれをとっても普通。
『クイーンズ・ギャンビット』では光ってたアニャ・テイラージョイ含め、全体的にキャラクター
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

2.0

気になっていた作品。ハリウッドのあぶない映画オタクをジョン・トラボルタが怪演。
ちょっと期待してたんだけども。最後まで見て…う~んこれは…

トラボルタは本作でゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞を受
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

久々のトム・クルーズ。格闘あり銃器ありカーチェイスありのひとりMI。
ベタではあるけどやっぱ面白い。

ロザムンド・パイクの谷間アピールがなんか笑えた。
ベッドシーンが無いかわりの妥協案なんだろうか

良いビジネス(2017年製作の映画)

2.7

ショートショート。
嫌いじゃないけど、もうちょっと長く見たかった。

One Step(2018年製作の映画)

2.0

記録
一歩また一歩と、歩を進める女子高生の話

ANON アノン(2018年製作の映画)

3.1

「ガタカ」、「TIME/タイム」のアンドリュー・ニコル監督によるSFサスペンス。全ての人間の記憶が記録・検問されるようになり、プライバシーや匿名性が失われた未来の話。

視点の切り替えや視界ジャックな
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

2.6

あまりハマらず…
学生映画感。たまに台詞ききとりづらいのがツライところ

獣の棲む家(2020年製作の映画)

2.5

テーマは悪くないが
ホラー部分に関しては…
うーん

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

最高の純愛映画。
でもクラリスはやっぱりジョディ・フォスターの方が好き。
全体的にジメッとした印象ではあるけど、やはりラストは素晴らしい

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

ありがちなインディー系映画かな思ったら全然違って驚いた。
映画として非常にレベルが高く、新井英樹の漫画かってぐらいにエネルギーに満ち溢れていた。日本映画界にもまだこんな人がいたとは。

ラストは見る人
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パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

2.9

ウィル・フェレル×マーク・ウォールバーグ
コメディなのは分かってるけど、いじめで笑うみたいなのが多くてちょっときつかった…終わり方は良い

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

音を失った者がそれを取り戻そうとして手を伸ばす…

評価が高いのも頷ける、なかなか強烈な作品だった。音のデザインがとても良く、映画感で観たらまた大分印象が変わりそうだなと思った。内容は全く別ではあるけ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

なかなか面白かった。
映画というフィクションに影響された学生たち。
フィクションじゃない、現実の物語だからこその着地。
最終的にウォーレンが映画の道に進むというオチが良い。

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.7

中年セールスマンコンビがある日仕事を失ったことで、Googleのインターンシップに参加して奮闘しようとする話。

2人の掛け合いが最高。軽めではあるけど、笑えて前向きになれる良コメディ。普通のおじさん
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

冒頭の長回し、出産のシーンから引き込まれる。たったひとつのピースから段々と亀裂が大きくなってゆく様子はなかなか残酷。
重みがあり、役者陣も皆パワーがあって素晴らしい。配信限定なのが勿体ない傑作。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.6

市民ケーン同様、背景を知っていると一層楽しめる作品。
ケビンスペイシー・ジョディフォスター版も見てみたかった。

さらば!2020年(2020年製作の映画)

3.5

ブラックミラーのクリエイター陣によるモキュメンタリー。2020年にあった出来事を振り返っていく、2020年を締めくくるに相応しい作品。

2021年はワクチンの登場によって、世界にまた元の日常が戻るの
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.8

若さと老いの対比を描いた映画というのは沢山あるけれど、ここまでその思い焦れが凝縮した作品というのも珍しい。フェリーニの「8 1/2」を何となく彷彿とさせる作りでもあり、個人的にはなかなか興味深い内容だ>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.6

世代を渡る家族の物語。2時間映画より、ドラマで10話ぐらい掛けてじっくり描いた方が良かったんじゃないだろうか。それくらい内容が多い。
エイミー・アダムス、グレン・クローズの演技は見事。というかそっくり
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.7

死は究極のトリップ

どうしても映像面にばかり気を取られてしまうけど、内容はなかなかしっかりしていて「A GHOST STORY」に近いものを感じた。体験というものを重視してるあたりゲーム的ともとれる
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.4

☆☆☆☆
緊張感が素晴らしい。
これは劇場で観たかった…!大傑作

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

ハイテンポコメディ。みんな良いキャラ。

アホらしさ全開で最高なんだけど、一方でかなり時代の先を行っている感もあり、何気に凄い作品なんじゃないだろうか。トイレが男女共用だったりするのを見て、違和感を感
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