zaさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

『ゼロ・グラビティ』、『ソラリス』のジョージ・クルーニー作品。宇宙モノはやはり劇場で観てこそと思い鑑賞。
観終わって、なかなか余韻が残るドラマだった。原作はおそらく『メッセージ』のような文学的・思想的
>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

さすがロバート・ゼメキス。細かいところで映像表現に拘っており、映像的に面白いシーンはいくつかあった。が、内容的には…
それこそメインのキャラクターは"今風"ではあるけども、魔女の描き方については良くも
>>続きを読む

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.3

真面目なテーマではあるものの、重くし過ぎないためか変に笑いを入れてるところがあり、それがこの作品の場合は少し合ってないように感じた。
似たような題材の映画が多い中、もう少しインパクトは欲しかったところ
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.2

衝撃。これがパリの現実…
実録のようでありながら、めちゃくちゃ引き込まれるドラマ。

とにかく熱量が半端ない。最近見た中ではかなり良かった。

何者(2016年製作の映画)

4.0

大学生活特有の、あの雰囲気。良いものも嫌なものも含めて生々しさを感じる作品だった。懐かしさもあって愛しさも感じるけど、だけどあの場所には二度と戻りたくないという気持ちもある。

映画を観た後、他の人は
>>続きを読む

アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

3.7

「オーシャンズ」シリーズの原型的な作品。
とにかくオシャレ、そしてセクシー。
めちゃくちゃエロイなーと思ったのは自分だけ?

真実(2019年製作の映画)

3.3

なんだかとても日本映画っぽさを感じた。いかにも樹木希林が演じそうなキャラクター。ただ、あのニュアンスをそのままフランスでやると、どうなんだろう。ちょっと違和感を感じてしまった。音楽も少し合っていないよ>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.4

実力派キャストによるミステリーサスペンス。

ジャズとトムヨークによる劇伴が心地良い。エドワードノートンは以前もこういうキャラクターを演じてたような気がするけど、何か思い入れがあるのだろうか。
ステー
>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.2

同性愛や性的志向を"治す"ための矯正施設に入った、ある少年の物語。
一体いつの時代の話なんだ…と思いきや、なんと原作は2004年のもの。

皆それぞれが自分が信じたものを追いかけていて、それでいて物事
>>続きを読む

スモール・クライム(2017年製作の映画)

3.5

男は刑期を終えて第二の人生を歩もうとするが、思うようにはいかず再びトラブルに巻き込まれてゆく。

なかなか濃厚なドラマだった。主人公が格好良いんだけどクズ。脚本、『この世に私の居場所なんてない』と同じ
>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

おバカ映画の皮を被ったかしこ映画、と見せかけたおバカ映画。
主人公の無双っぷりといい、なんだか90~00年代のような懐かしさを感じた。一応風刺要素はあるものの全体的にトーンは軽めで、スッと消化できる。
>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.8

消えた恋人の幻想を追いかけて自ら闇の中へ入ってゆく。どこかヒッチコック感を感じるサイコ・サスペンス。普通は考えるだけで実行しないことを、逆にやってみるという思考(衝動)はなかなか分かりみがある。ラスト>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.9

思春期特有の何とも言えない感情

台風が来たらどうすればいいのか?
踊ればいいのだ。

アザーズ(2001年製作の映画)

3.5

結末はゼッタイに内緒だよ的な作品。
ニコールキッドマンの美しさが際立つ

es [エス](2001年製作の映画)

3.7

名作。「メメント」とかと同じ頃の作品だろうか
懐かしい

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.3

名画。日本のタクシードライバー
ゼロがめっちゃかわいい

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

3.8

ボラット14年間ぶりの続編!
米大統領選を前にしてAmazonプライムにて配信。

あいかわらずの攻めっぷりで、これにはマイケル・ムーア監督もにっこり。
ドラマとしてもよくまとまっていて、個人的には前
>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.3

職を失ってしまった学者たちが合法ドラッグを作って一儲けしようとするイタリア製クライムコメディ。
軽めのブレイキングバッド、オーシャンズと言われてる通りの作品。
色合いが結構どぎつかった。

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.4

前半
いやこれもうジョーカーじゃん!と思いながら鑑賞。主人公の境遇がたまらない。
中盤から物語が分岐してゆき、なるほどそうくるか~となかなか面白い内容に。
最後はちょっと尻すぼみ。
どうでもいいけど、
>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

めっちゃ面白かった。
スピード感があって情報量も多く最初はついていけるかと不安だったけど、杞憂だった。とても熱量が高くエンタメとしても王道。まさに現代版「アルゴ」。

Netflix配給ではあるけど、
>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

4.2

非常に繊細かつ、美しい作品だった。
『ムーンライト』『ビールストリートの恋人たち』など、近年のA24・プランBの作品はどれもクオリティが高くて驚かされる。
映像美、情緒、間の取り方…
何故こんなにも"
>>続きを読む

ビックシティ(2016年製作の映画)

3.2

映像が綺麗で良かった。
最後もうちょっと何とかならなかったのか…

見下ろすとそこに(2018年製作の映画)

3.7

映し出されるアパートの窓。

「裏窓」を彷彿とさせる作りではあるが、描かれるものは全く逆。
人々(映画を観る者)の興味と、無関心を浮彫にしてゆく。
どこか不気味で、それでいて切なさも感じる作品。

明日、君がいない(2006年製作の映画)

3.9

ある日学校で誰かが自殺した。悩みを抱える6人の高校生。誰が、一体なぜ自殺したのか。事件に至るまでの1日を描いたドラマ。

監督が19歳の時に撮ったと知って驚き。思春期特有の悩みについてとてもリアルな感
>>続きを読む

マーウェン(2018年製作の映画)

3.3

実話ベースではあるものの、そこまで強く訴えかけてくるものが無かった。
むしろ全体的にちょっとフィクションっぽく感じてしまった…
視覚効果はなかなか面白く、音楽も良かっただけに少し残念。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

なかなか良かった。

似てる題材の作品の『僕はビートルズ』という漫画の中では「生まれ育った環境が違う人間がまったく同じ作品を生み出すということは有り得るのか?」的な、結構深い話が描かれてるのだけど。
>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.7

流れるジャズが心地良い。なんとも上品で良質なドラマ。
メリッサ・マッカーシー、コメディのイメージしかなかったけどこれはとても良かった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

90年代のあの空気感。どんどん技術が発達していって、未来は明るいように見えて、実は影が隠れていた時代。

少年時代の記憶が刺激されて、懐かしさを感じると共にじんわりと涙が。

映画のポスター(黄色いや
>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

ドラマ『ダーク』のバラン・ボー・オダー監督作。
ピエロ映画、ではなくハッカー映画。

Mr.ロボットに似てるな~と思ってたら、主人公の部屋に某映画のポスターが貼ってあるのを発見(笑
ハリウッドでのリメ
>>続きを読む