ohshimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.0

テッドチャンの短編「理解」を彷彿とさせます、映画的な面白みには欠けますが、というか予告編以上のことはなんもないですが、別にいいじゃないですかリュックベッソンだもの。もはやシチュエーションコントに近い。>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

クソ広角であおりまくりで超ワイドなバッキバキ真冬の森林の説得力と没入感。こんなんデカいスクリーンで見せられたらチビりますわ。ドラム中心のクソミニマルなれど画面と完璧に同期したBGM(特に終盤!)はもう>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

2.5

またしても邦題がクソ。まあ万物理論で公開されても誰も見ないでしょうがそれにしてもクソ。
あんまりこういう学術的な功績を個人のミクロな関係性に回収しようとするのは好きになれんです。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

5.0

「県警対組織暴力」いいですね〜「県警対組織暴力」声に出して読みたい日本語第1位「県警対組織暴力」何度でも言いたい「県警対組織暴力」。
いわゆるヤクシャがシバイしてるタイプの超気持ち良い映画です。加えて
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.0

 アメリカ映画の普遍たる栄枯盛衰話の王道でした。そしてデカプリオお家芸炸裂。とはいえやっぱり実話ベースの宿命か、テンポが悪い・・・しかも三時間ちかくあるのでなかなか辛いです。「QUARANTINE」と>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.0

お話や信仰については置いといて、いささか撮影、というか構図が散漫な印象でした。テーマがテーマなので普段よりも強くカメラ=不可視の傍観者の視点を強く意識してしまうっていうのはあると思いますがそれにしても>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.8

年代、被害者数、あと一瞬TVに映る時効に際しての主人公のコメントなどから明らかに華城事件に着想を得ていますが、社会派かと思いきや始まってみるとドンチャン騒ぎの娯楽作でビックリしました。前半の山場のカ>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

5.0

笑えるし泣かせるしでなかなか良い、くらいの感触だったんですがラストシーンで決壊してしまい、満点以外の選択肢がなくなってしまいました。ラストのあれ、完全に幕末太陽傳じゃないですか、性善説的に漂白されてい>>続きを読む

トリプルX(2002年製作の映画)

3.0

開始3分で見るもの全員をツッコミ要員に引きずり込むパワー系低脳映画。
ヴィンディーゼルの面構え本当に大好きなんですがこの人全然まともな映画に出てない。ピッチブラックくらいか?まあそういう人じゃないんで
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

 これが1980年代後半の風景なのかっていう衝撃。
実話ベースですがフィンチャーのセブンを彷彿とさせるプロットで(そういえばずっと雨が降ってます)、あっちの主役がNYという「街」だったようにこちらも実
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ゴーストライダー2(2011年製作の映画)

4.0

全編そこはかとなく、なんてことはなく全力でプンプン匂わせてくるB級臭。迷作とか怪作とかいう概念をすっ飛ばしてただただひたすらニコラス・ケイジのごっこ遊び。本当に楽しそう。最高。これが'10年代に製作>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

4.0

これくらいの長さ本当にちょうどいいなぁ。
いつものステイサムよりかなり善人成分マシマシ甘口。フランス映画っぽいユルさというかオフビート感がそこはかとなく漂ってて続編よりもこっちが好きです。あと凄まじ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

そういえばこれ以降?ディカプリオはこういう才覚に恵まれながらも虚栄心に囚われた上昇志向の強い貧しい男、みたいな役何度もやってますね。どうにも憎めないのは流石王子と言った感じです。本人の顔立ちも相まっ>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.8

なんで昭和のススキノにURコードデカデカ書かれた看板貼ってあんだよ舐めてんのか

ザ・ヒストリー・オブ・フューチャー・フォーク(原題)(2012年製作の映画)

5.0

昔、まあなんていうかイリーガルな視聴方法で暇つぶし程度に見始めたら死ぬほど良くて号泣しました。地球侵略しに来た音楽を聞いたことがない宇宙人が音楽を聞いて感動の余り本来の命令を無視してバンドに没頭すると>>続きを読む

至福のとき(2002年製作の映画)

4.5

いつかたまたま深夜放送で見ました。笑っちゃうくらいベタですが素朴なキャラクターが非常に愛らしい。それだけの映画だったらそれだけですが、色彩の対比を生かした画面が非常に美しくて説得力があります。また見た>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.8

フィンチャーは長年ゾディアックが1位でしたがこれはそれを凌ぐ気がしますね…
そしてもしかして一番怖いのお義父さんでは?

極道の妻たち(1986年製作の映画)

1.0

名作って言われてるものに文句つけるの申し訳ないですが妹の人がアホの子すぎませんか…
仁義なき闘いもそうですけどヤクザ映画ってなんで濡れ場で笑かしにくるんでしょうか、良いと思います。最後の姉妹大ゲンカか
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.5

安心して見れるクオリティですが、残念ながら冒頭ジェイソンステイサムの登場シーンの衝撃が映画の最高潮だったためにその後は消化試合な感が拭えませんでした…(毛が!!フサフサ!!)

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

5.0

Netflixに追加されてたので劇場、劇場、レンタルに続き都合4度目。
この年になってまだゴジラだの仮面ライダーだのウルトラマンだのガンダムだのにキャッキャしてられるということは、作品のしょーもな
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ブリッツ(2011年製作の映画)

2.5

ジェイソンステイサム眺めるだけで満足、っていうところは間違いなくあります。ただ証拠がないない言ってますが50000ポンドの封筒、指紋ベタベタじゃないですか?違うんですか?ビール3本目頃だったので違った>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

2.0

終始空気に乗れないまま終わってしまいました。どう考えても笑い話なのになんでみんなそんな最初っから辛気臭い顔してるの…なんか音楽うるさいし…

あと映画本編は別として毎度おなじみ邦題とプロモーションがひ
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

5.0

素晴らしく美しい映画を見た後はあー生きてるうちに見れてよかったーの気分になります

Returner リターナー(2002年製作の映画)

3.8

あの映画のあれがやりたいです!のオンパレード、しかもお金ないから全部ちょっとチープ。でもなぁ嫌いになれないんだよなぁ、これとジュブナイルのせいでこれ以後全部駄作以下の出来であっても山崎貴を悪く言う気>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

4.0

続編含め、冷静になってみると別にいいとこ全然ないんだけど何故か好きで好きでしょうがない映画です。結構何回も見てる気がする。でもそれもさすがに飽きてきたのでそろそろ新作作って欲しいです。次は『探偵は吹雪>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.2

自分が安藤サクラさん好きすぎるのもあるんですが本っ当に安藤サクラさん最高でした

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.8

ダイアルアップ接続の味わい深さよ…
『高慢と偏見』の翻案と言って差し支えない内容ですが、タイトル通りメールを軸に非常に鮮やかにそのエッセンスを現代に移植することに成功しています。教養があって品が良くて
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

同時期公開されたイコライザーは言うに及ばず、ロードトゥパーディションやらヒストリーオブザバイオレンスやら沈黙シリーズやらまあ同じ話の映画が無限にあるんですが、全部好きです、すいません。
その中でも圧倒
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

2.8

昔(たぶんら14歳頃)見たときはなんだこのめちゃくちゃカッコいい映画はと思った記憶があるんですが仕方がない。中2ですもんそりゃあね。
あー松田優作は古いタイプの役者だったんだなぁという悲しみに包まれて
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

黒沢清の大好きなポイントがキレイに横滑りしてしまっている印象。確かにめちゃめちゃキモいし怖いんですけどね。ただの思いつきであって唾棄すべき私見ですが、西島秀俊と香川照之役柄逆だったら500倍くらい怖く>>続きを読む

さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

4.5

吉川晃司が南米訛りの英語しゃべったりテキーラ飲み干したりハイキックカマしたりマシンガンぶっぱなしたりするの見たくないですか?見たいですよね?

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

2.0

曲がそれっぽくなさすぎて違和感、話してたと思ってたらいきなり歌いだして違和感、等々。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

5.0

期せずして'16ベストな感じでした
自意識を殴られすぎて立てません。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.2

シャイアラブーフは毎度エンディングで精悍な漢の顔してるのに次の映画が始まるとちゃんと童貞に戻ってるのですごいです。つぼみよりすごいです。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

タランティーノの作品全部見たわけじゃございませんが、一番好きなのは今んとここれです。複数の言語を行き来しながらの一見ストーリーには関係のない会話劇とその裏で進む命のやり取りの緊張感がたまらないです。>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

1.0

一応映像的な叙述トリック、ということになるんでしょうか、あまりに幼稚すぎてミステリーでもなんでもねえし2回見る人の神経疑います。ただその辺りを踏まえた上での前田敦子さんの行間の演技、ちょっとした表>>続きを読む