Akiramovieさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.0

邦題の "天国の子供達" でなく 『天井桟敷の人々』が 上手い!

フランス人は、詩人の如く 朗々と語り続ける というか、良く喋る。
舞台俳優でなくても パントマイム以外 劇場の口上の様に。

第二次
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.9

定番の ベテラン刑事・若手のエリート刑事・サイコな殺人鬼の絡みを
裏切る ストーリー展開。

ベテラン刑事の捜査 を妨害しない展開。
不思議な理屈と感情で 正義を曲げる意志とは。

"ディゼル・ワシン
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大砂塵(1954年製作の映画)

3.9

結局 女の喧嘩に巻き込まれる バカな男達で、
西部劇で 女性が主役だなんて 当時としても現代でも 斬新!

オリジナル・タイトルの『ジョニー・ギター』の名曲に、邦題が何故 "大砂塵” なのか?の、
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

上映時間が長過ぎて、映画以外のこと考え始める邦画アルアルは、本作では 無かった辺り 完成度が 高いのでは。

日本の"ハリソン・フォード(いい人風固定キャラ)" の "西島秀俊"だと。
妻に浮気される
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

3.9

色々なテーマ が内在している作品。
・人種差別問題
・貧困問題
・母と娘 家族の人間関係問題
・若年者の恋愛関係問題
・演劇人としての サクセス・ストーリー
それらの総てに スポットを当てているため 
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ロープ(1948年製作の映画)

3.7

作品中の 舞台劇の同時進行。

動機が 若さゆえの "歪んだ優越感" で、
遺体の上の宴、自らの息子を殺したロープで括られた本を持ち帰る父親  と 被害者の婚約者と かっての恋人の会話 の不気味さを 
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去り行く男(1955年製作の映画)

4.1

隠れた名作でした!
西部劇ぽい設定なんですが、そうなってしまうかなぁ~的な展開は面白く。

渋めのキャスティングですが 主人公の身の上に 絡んで、恋愛感情もリアルに。

冒頭『郵便配達は二度ベルを鳴ら
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プロフェッショナル(1966年製作の映画)

3.8

" リー・マーヴィン"、"ジャック・パランス"、"クラウディア・カルディナーレ"の持つ少しB級感に、"バート・ランカスター"で色どりを の作品。

この作品、強奪などの"ミッション"のために 特殊技能
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.8

サスペンスとして 監督に やる気 が無かったのか、
"グレース・ケリー"で 映像を撮りたかっただけだろうの恋愛モノ。

フランスを旅する アメリカ人富豪は 何としても楽しい。
で、"グレース・ケリー"
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ウォール街(1987年製作の映画)

4.0

【再鑑賞】NHK BSP 2022/1/11
改めて観ても 面白いのは、脚本とキャスティング か。

企業買収の投資会社の ゴードン・ゲッコー を、単なる悪人でもなく
無能で高級取りの会社経営者を問い
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

ホラー映画 と 60年代ノスタルジック ミュージカル の融合で、
60年代好きとしては 青春映画の 別バージョンを作って欲しい!

60年代 "007シリーズ"を 意識してのキャスティングも。
・劇中
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

前作までの “現実世界”でのウォシャウスキー兄弟から “仮想世界”でのウォシャウスキー姉妹にトランスした ラナ・ウォシャウスキー監督の作品かと。
姉妹の伝記的な作品も面白そう!

本作では”現実世界”
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.9

あれっ、途中 どうなって? って、展開 も随所に。
間は そっちで 想像してって ことみたい。

"オナラ"の件 の お姉ちゃんの リアクション 可笑しい。

何だか 我が道を行く調の トランス・パパ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.1

面白かったです。 
キングスマン・シリーズと 別立てな感じ。

予告編で 頑張ってた ラスプーチンの 出番は チョイチョイでしたけど。

"悪" も "正義" も 秘密結社で成立していて、国家間の紛争
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

そうくるかぁ~ の 恐ろしい詐欺の 手口!
高齢化社会 と 訴訟社会 である アメリカ社会 を 描いていて。

男に対する敵意も 主人公達の モチベーションにしてるので、
レズのカップル を想定してる
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3人のゴースト(1988年製作の映画)

3.6

30年前の アナログな手法の作品仕立ての現代は、 レトロな感じで楽しめる。

ただ、クリスマスイヴに TVオンエアされる尺の 感じかな。
キリスト教圏で。

トランプタワー の下りとか 不思議な感じ。
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ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.8

意外と楽しめた B級ちょっと上の 話題作ちょっと下 感の作品。

何か アメリカの片田舎って 排他的な住民達の 恐さ。

赤い新車 Jeep の 他の州のナンバー は、カモられる!

定番の警察は 何
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

"大人の男性の魅力" もあれば "少年のオトコの 魅力"って、あるんだなぁ~の作品。

『子供だけで 車なんて 初めてだ。』

メッチャ 可愛い 男の子!
実力以上の技量を求められるジャンプを 臆せず
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

冒頭 と 前半 物語の紹介シーン は、正当派アクション映画のイイ雰囲気だったけど、肝心の話に入り、ドンドン 雑になって 残念~。
悪の組織の秘密が、ただ 亡き妻に会いたさで 魔物に騙された事情で、
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.7

過去の作品で 箱舟と新天地をフォーカスしていたのと 違うテーマで。

キャスティングの ”ラッセル・クロウ”、”アンソニー・ホプキンス”、”ジェニファー・コネリー”、”エマ・ワトソン” とくると 雰囲
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トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

4.0

真珠湾攻撃 の 80年記念の 企画放映。

日本側の 航空戦主体の先見性 や 政策協議の曖昧さ、外交・情報収集の不味さ。
アメリカ側の 諜報活動の重視 や 緊急時の危機管理の甘さ。
なんかが テーマに
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サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.6

20ミリ機関砲 を使ったり、女装してエロオヤジを誘惑したりす 変わった手口で 案外緻密な計画の 強盗をする人達。

あの 誘惑する女装は 吹き替え かしらの 気になります。

"雑さ" と "緻密さ"
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.9

冒頭のシーンから思われる程の "事件"は起こらない。

尋ね人は見つからなかったが、犯罪性も無いし。
人種差別問題も 発生しないし。
親子の問題も 複雑でもないし 息子も失踪しないし 釣りの時の怪我も
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.8

本作シリーズ 2作目に先立ち 4作目 サーキット編を 先に観たので、アクシデントの次々に起こるスピード感は 本作は まだスローペース。 

死の運命を 司る主体に ついては、余り 触れていない。

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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.5

"ジェイソン・ステイサム" の その後の活躍 を少しだけ
予見させる キャラ設定。
頭髪の薄さ は、この時の方が 気になるため、ケアしてんのかなぁ?

"ジェニファー・ロペス" の扱いも 薄いし、今 
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ランダム・ハーツ(1999年製作の映画)

3.7

こんな形で 恋に 堕ちるのだろうか?
主人公 ダッチ・ヴァン・デン・ブロック役 ハリソン・フォード だと、あり得るのか。
空港に停めた 車の中での シーンが 全てをぶち壊す 不可解さ。

女性下院議員
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追われる男(1954年製作の映画)

4.0

典型的な西部劇の要素が詰まったストーリーなのに、唯一無二な 展開。

主役が思いを募らせる 若者の意識が 美談とならない 方向に行ってしまう 悲しさ。
群集心理・リンチ・同調圧力 と 銃社会 の怖さ。
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.1

12/1 映画の日 であるとを 急に思い出し、単なる 空いてる時間での
セレクトでしたが 期待薄での ”当り”でした!

えっ、ミュージカルか~、の落胆を 裏切る 面白さ。
舞台での 好評価 での 踊
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フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

4.0

深夜枠で 寝過ごさずに 観れました。

チープなB級感を大事にしてるけど、役者の演技は しっかりしてて、
映像的にも 丁寧にチープ感 を出してるセンス。

音楽も のっけから "Queen" だし。
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.7

堺雅人の 主人公や 松坂慶子は、ハマリ役。

原作者が 神田の古本屋で見つけた 入払帳 から紐解いた史実 というのが 面白い。

"御簡略屋敷"送り というシーンが 見たかった。

NHK の 歴史ド
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地獄の7人(1983年製作の映画)

-

作品『アイアン・イーグル』と同じく アメリカ政府は 捕虜を 奪回する気が無いので 自分で何とかしなきゃ の精神性。

人命は お金には代えられないという 家族愛。

ベトナム戦争での 捕虜の懲罰として
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決斗!一対三(1952年製作の映画)

3.9

敬虔な家で育ったのに、父親への反発、銃、ギャンプル(イカサマ・カード) の人生への移行が 非常に スムーズなのが 不思議だったけど。

文才が有ったり、牧場の生活が理想だったりで、 嘘くさい自伝なんだ
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.8

彼女の 女の子になりたい気持ち は、映像から 伝わったけれど。

やっと 女の子として通える日の ヘアスタイルを ポニーテイル して貰ったシーンが 特に。 

男の兄弟との 関係が イイ感じで。

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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.9

イギリス の 炭鉱町 だとジョン・フォード監督の『我が谷はみどりなりき』の 兄弟の末っ子 の人生を 思い出す。

炭鉱町なのに 遠くに 海が 見える町。
車をゴンドラに乗せて 移動する 不思議な橋。
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

安定の "007シリーズ" は、馴染みのレストランで
食事をする感覚 で、楽しみました。

ダニエル・クレイグ の 引退試合 を観た様な。
コロナ禍での 延期公開に "細菌兵器的な兵器"にも 注視!
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どですかでん(1970年製作の映画)

4.1

御託を並べ捲る "男達" の 立ち行かない現実と
何も言わずに受入れる "女達" の 乗り越えてる現実 の 可笑しさ!

黒澤明 は、世の中を どう見ているのか? 

スラム街なのに やけに 道が綺麗
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