他人の仲を取り持ったり、ユニークな仕掛けやいたずらをしたり、機転が効く性格をしているのに自分のことに関しては不器用なアメリ。
そのアメリがとある男性と出会い、少しずつ自分の気持ちに素直になっていく。>>続きを読む
部屋を借りる時、心理的瑕疵物件かどうか調べることはあっても、そのアパートが立っている土地の歴史まで辿ることは普通しない。
映画を観ながら、ふと、私が今住んでいる場所はかつてどういった土地の使われ方をし>>続きを読む
フィッツジェラルド夫妻にピカソにヘミングウェイ。有名な小説家や芸術家が次から次へと現れて、すぐに物語に惹き込まれた。
さらに過去へ遡ってロートレックにゴーギャンまで登場して、あまりの豪華さに思わず笑っ>>続きを読む
第二次世界大戦下という激動の時代を生き抜いた天才数学者の苦悩や葛藤が描かれている。
アラン・チューリングの、失敗しても試行錯誤して成し遂げる強い精神に感銘を受けた。
何もないところから解決策を見出し、>>続きを読む
皇帝ペンギンの誕生から旅立ちまでの物語が描かれている。どこを切り取っても貴重なシーンばかりで、この作品を世に出してくださった撮影隊には本当に感謝したい。
マイナス40度の世界、食料探しに出かけた母親>>続きを読む
最初は何が何だか分からなくてストーリーに全くついていけなかった。記憶喪失のロバートもこんな感じだったのかな。
中盤からの展開は予想外で面白かった。
何が正しくて何が間違っているのかを考えさせられる。>>続きを読む
序盤で過去の事件についての説明があったためか、ホテルの廊下や装飾など、美しいのにどことなく冷え冷えとした雰囲気を感じた。
徐々にジャックが狂気じみていく様が恐ろしい。
あと、観終わってからジャケットを>>続きを読む
とにかくやりすぎ怖すぎ恐ろしすぎ。
母親の愛情が強すぎる。もはや愛情がどうとかそういうレベルではない。行動や思考があまりにもサイコティック。おまけにヒステリック。
どう考えても怪しかったので自分なりに>>続きを読む
それぞれの登場人物がうまく噛み合っていて面白い。キャラクターが立っているというのは、まさにこういうことを言うんだろうな〜と思った。
あと、ストーリーが緻密に計算されていて無駄がない。点と点が線でつなが>>続きを読む
エンドロールをぼうっと眺めながら、(とんでもない映画を観てしまった…)と思った。良いとも悪いともいえない不思議な余韻をしばらく引きずる。重たい。気分が重たくなる。
母親の愛は諸刃の剣。これが彼女なりの>>続きを読む
幽霊のはっきりとした姿がこれでもかというほど何度も登場する。チラ見せどころではない。ジャパニーズホラー的な要素もあったりして、来ると分かっていてもびっくりする。
前半では何が何だか分からないので心理的>>続きを読む
安藤サクラさんの演技が言葉で表現できないくらい凄い。圧倒されて、惹き込まれて、気づいたら心の中で一子を応援していた。
後半のトレーニングシーンは鳥肌。試合のシーンでは自分も観客席にいる気分になってしま>>続きを読む
全体を通して緊張感がある。木張りの床や階段を歩くシーンだけでこんなにも視聴者側にドキドキ感を与える映画はあまりないと思う。
謎の生き物の造形が非常にグロテスク。彼らが目の前に現れたらと考えるだけでゾ>>続きを読む
主人公のツリーが『殺される誕生日』を何回もループする話。
世界設定やストーリーの辻褄については???と疑問が多く残るが、ストーリー展開の緩急が凄まじく目が離せない。
個人的には最後から二番目のループが>>続きを読む
とても難しくて重たいテーマを取り扱った映画。
何気ないシーンや発言ひとつひとつがすっと心に入ってくる。微笑ましいと感じるシーンもあったが、やはり子どもたちの気持ちを考えると胸が苦しくなる。
みんな辛い>>続きを読む
大事な人とともに同じ時代を生きて、一緒に歳を重ねられるって幸せなこと。天文学的なお話とか、全体的にロマンチック。エンドロールの音楽も良かった。
原作ゲームは未プレイ。グロテスクな描写が苦手なので、序盤から薄目での視聴になりつつも(笑)、ストーリーの結末が気になりすぎて最後まで観てしまった。
ベネットさんがとにかく素敵な女性。正義感があって、強>>続きを読む
誰が嘘をついているのか、その場では視聴者も分からないところが面白いなと思った。怪しいとは思うが確証がないのでうまく転がされる。
誘導が露骨すぎたのでミステリーとしては物足りないかもしれないが、作品とし>>続きを読む
夏・秋に引き続き映像がとにかく美しい。白銀をまとった雪景色には息を呑む。画面越しに厳しい冬の寒さが伝わってくる。
ストーリーは前作より動く。
途中、葛藤するいち子がいまの私自身と重なって見えて感情移>>続きを読む
フォークトロニカちっくな音楽と美しい日本の原風景がとてもマッチしている。どれほどの労力をかけて撮影したのだろう。どこの映像を切り取ってもとても美しくて癒される。橋本さんのしっとりとした優しい語りもすご>>続きを読む
予備知識ゼロの状態で視聴。ホラー映画かと思い込んでいたが、全くホラーではなかった。
あまりにも辛い内容で、何度も画面から目を逸らしてしまった。治療の過程、病状の変化、両親が憔悴していく様子、すべてが生>>続きを読む
緻密に作り込まれた逃走劇。これが事実に基づいたお話というから驚き!
キャッチミーイフユーキャン、日本語で『鬼さんこちら』とか『捕まえられるなら捕まえてごらん』みたいな意味らしいけど、こんなにスケールの>>続きを読む
全体的にコメディ調でありつつも、『人々の反応』や『無責任な好奇心』がリアルに表現されているので、なんだか複雑な気持ちになった。話としては面白いんだけど、単純に面白いだけで済ませられない。
また、作中に>>続きを読む
TSUTAYAのジャンルはラブストーリーだったけど、蓋を開けてみればファンタジーありサスペンスありコメディありのストーリー展開。想像していた内容とは違ったが、テンポよくサクサク進むので最後まで飽きずに>>続きを読む
88分の短い映画だしサクッと観れるかも〜と軽い気持ちでレンタルしたのが後悔の始まり(色んな意味で)
心臓がバクバクして、気づいたら口元を手で抑えながら観てた。
演出力×演技力×舞台設定の相乗効果が凄ま>>続きを読む
数学の才能に恵まれたメアリーと、愛情深いフランクのお話。
メアリーは変わり者だけど正義感が強くて、素直で優しい。大人びているのに年齢相応に無邪気なところもあって、次はどんなことをしてくれるんだろう?!>>続きを読む
白銀の地面に足跡や木々の影が伸びる。そういった美しい雪景色の映像が個人的には大好きだ。自然の生み出す低彩度色。美しい。
しかしウインド・リバーでは、そんな美しい情景を味わう余裕も序盤ですぐになくなった>>続きを読む
久しぶりにこんなに壮大なスケールの映画を見たかもしれない。
アクションシーンはかっこいいし、ストーリーも厚みがあって面白い。序盤はゆっくりじわじわと、中盤あたりからぐいぐい引きずり込まれる感じ。
スト>>続きを読む
埋まらない貧困層と富裕層の溝。
想像以上にその溝が深かった。
中盤あたりまではまだ笑えるシーンもあったが、ストーリーが進むにつれて徐々に笑えなくなった。
息もつかせぬ、というより、息が詰まる。
改めて>>続きを読む
息を呑む映像美。流れるような繊細なアニメーション。それでいてストーリーに力強さもあって、あっという間に惹き込まれた。
新海誠監督の描く『雨』が好きだったが、今回天気の子を見てもっと好きになった。
光と>>続きを読む
手持ちカメラで撮影されたシーンが序盤から多く、早々に気持ち悪くなったので酔い止めを服用して視聴。
手持ちカメラが効いている。細かなブレや回転。ちょっとしたシーンにも緊迫感がある。主人公と視線が同じなの>>続きを読む
サマーにもトムにも共感できず、いまいち物語に入り込めなかった。
色んな価値観や考え方があるから、こういう関係があってもいいのかなとも思ったけど、やっぱりサマーを想うトムの気持ちを考えると居た堪れない。>>続きを読む
朝起きたら容姿や性別が変わるウジン。
そんな彼を受け入れようと思いながらも、すべてを受け止めきれずに一人悩むイス。
どうしようもない焦燥感や、不甲斐なさ。
そういった状況や感情が丁寧に表現されていて、>>続きを読む
流血描写が苦手なので序盤で視聴をやめようかとも思ったが、すぐに世界観に惹き込まれ、最後まで見ずにはいられなくなった。
殺しの技術は一流なのにどことなく不器用なレオンと、少女マチルダが徐々に心を通わせて>>続きを読む
FaceTimeや生配信など画面越しの映像で物語が進むシーンが多く妙な生々しさがあった。
娘のパソコンのデスクトップにフォルダやファイルが散らばっていくシーンが印象的。必死に情報を探す父の焦燥感がその>>続きを読む