Ponzさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ジャズ・シンガー(1927年製作の映画)

3.6

バビロンで触れていた、無声映画からトーキーへと移行した初の作品
 
ただ、サイレント状態がほとんどでトーキーにしか馴染みのない自分にとっては集中力がかなり必要だった
黒目の反射が白黒でもよく分かるほど
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

ビビりな自分は沢山目を閉じていた

散々びびってしまったけどラストはこんな感じか、と。続編あっても良さそうと思ったけど、ハンニバルがそれらしい。

目をじっと見つめて視線を離さなかったり感情を揺すぶる
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あぶない刑事(1987年製作の映画)

3.5

寅さんの最初みたいにややタイトルを工夫している感じ、可愛い

名前は知っていたけど、観たことがなくて
2枚目でかっこよくスマートな感じかと思いきやコメディタッチもあるという発見

今だったらセクハラ、
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パレス・ダウン(2015年製作の映画)

3.2

実話をもとにした話

としても内容が薄いような…
テロを通して彼女がどう変わったか分からないしこの作品で何を伝えたいのかも分からなかった

タオルを濡らしてドアの隙間に置く

ホテル・ムンバイも観よう
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

3.8

他人のものと自分のものを区別せず人の話も聞かずに喋り続ける傲慢な女性と自分で何も説明出来ない博士

ジョージとぐるぐる回って追いかけっこしたり滑ってこけたり笑えるシーンが盛りだくさんで観ていて面白かっ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.7

昨日ジョーカーを観たのでほぼこれだ!という気分で鑑賞。終わり方はタクシードライバーっぽさもあった

どん底で一生を終えるよりも
一夜の王者になりたい

最近劇場でみるデニーロもいいけど若き日のデニーロ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

笑顔面だけど心は涙のピエロは最後に心から笑う。アンダーグラウンドの逆転劇というか、途中から薄暗く嫌な雰囲気が漂う街の色を一変させた。

わざと躓いたであろう演技とか目だけで語るところとか…とにかく役者
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トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド(2014年製作の映画)

3.8

短編でメインキャラが変わるからいくらあっても観られる。

トリクシーは理想はあったけど現実の世界が好きという話。singのキャラ構成もトイストーリーから影響受けているのかな

ネコザウルスが良い意味で
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.6

雰囲気が可愛い
何度と同じ曲を流していたのも良かった

旦那の行動に腹を立てて暴れまくっていたけど、気を引きたい純粋さは歳を重ねても変わらないことを示しているよう

おばあちゃんに恋バナできるって素敵
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

3.7

タイトルに惹かれて
家ではみんな衰弱しかけていた
 
「月の輝く夜に」もそうだったけど、冒頭の音楽って集中のスイッチが入るから効果的
冒頭から世界観が強く出ていて物語のあらすじみたいになっていた
 
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.6

親娘で?!と思いながら早々に解決

ロバの王女に豚の演奏隊、鳥と猫の踊り子などファンタジー溢れる世界。こてこてのファンタジーの演出は無いがミュージカルがよく合う可愛らしい作品

指輪のところはシンデレ
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

3.6

ファンタジー実写として、彩りもよく派手な演出も楽しめた

音楽をかけながらの戦闘シーンは見応えがあって楽しめた。ラストのちょっとした裏切りも良かった

アガサの善の要素もっと見せても良かったんじゃない
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.7

終始打算的で自立しない夫に腹を立てたが、思いの丈を妻が発していたので少しすっきり

だけど浮気がバレてないところが心残りだ

「がんばるから」も今まで頑張ってなかったんかいとイライラするセリフだった

新婚道中記(1936年製作の映画)

3.7

白黒の物足りなさを分かりやすい脚色で埋めていたので十分面白かった

なかなか素直になれない二人。ラストどうもっていくんだろう、と気になりながら観ていた。時計の演出も最後の終わり方も素敵で小道具の使い方
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.8

吉田さんの作品だったので胸糞悪い系かと構えていたもので良い意味でカウンターくらった感じ

頭脳と運動神経はイコールじゃない。松山ケンイチが良かったしキャスティングがすごくハマっていた

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

段々と面白くなる

色味が派手だからグロいショットも割と見ていられた

トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

3.7

面白かった!

トラウマを克服するメインストーリーを映画セオリーを言いながら物語は進んでいく。短い中でちゃんと完結していてストーリーもいい。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.4

発想は面白いしずっと不穏な空気なのもいい。劇場でみてたらハラハラするシーンもある。

ただパパが洗脳をする理由にいまいち説得力がなかったのと(虐待を受けた過去があるとかなら分かる)じゅんの母への想いと
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

チアダンスとチアリーディングの違いを初めて知った

アメリカをみて世界に行く人、アメリカをみて福井にいる人

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.7

最初、んーって感じだったけど合流してから面白くなっていった

さらーっとしていたけど、怖さだったり嫌な予感を作り出すのがうまかった

キャストだけで満足度高かった

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.7

話題が豊富な回

泥棒のくだり面白かったし、それをネタにするところも寅さんらしくていい

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

スカーレットヨハンソンの声が聞きたくて

何度も自分はOSと言いながらも641人の彼女になる世界線はそう遠くないだろう。着地に少々納得がいかず

音楽も声もとても心地が良かった

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

撮影スタッフも俳優陣も完成をみて驚いただろうな、と容易な想像が出来るほど編集がすごい。無茶苦茶なことしながらもちゃんとストーリーは着地させていて、監督の創造力…!となってしまった。

展開が早くて最初
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

原作を知らずに鑑賞

どこまで原作に忠実だったか分からないけど今泉監督らしい作品だった。今回は「らしさ」についてだと思った

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.6

ブレックファスト・クラブの不思議ちゃんと何処となく似たアンバー

家族構成だったり生育歴だったりが何だか薄っぺらく感じた。弟のキャスティングはこれが正解なのか…と不思議に思っていた。

分かりやすい設
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アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

3.7

音楽を聴くことへの需要は変わらないが、徐々に円盤の良さやそれらを求めて店舗に行く良さ、そしてそういった経験の機会が失われている

この映画を劇場で観た音楽好きは円盤を買おうと思うだろうし、これを劇場で
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忘れられた人々(1950年製作の映画)

3.7

久々に白黒映画

冒頭で言っていたように楽観的な映像ではない。問題の解決は社会の進歩に委ねられているー

今も世界で同じような、もっと過酷な環境下が存在すると思うと、社会の進歩はより貧富の差を生んでい
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平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー(2019年製作の映画)

2.9

なんかよく分からなかった

ギャグ要素を中途半端に入れられると冷める

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

今年、映画愛について語ってる作品多い

初めてみた作品に対する感動や再現を撮る時の楽しさ、それを映像でみた時の気持ちを今でも忘れずに大切にしている姿が感じられた。誰かに向けた、ではなくて彼らしく、万人
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.6

人生のほんと少しの時間にスポットライトを当てていた。景色が綺麗でロケーションがすごく良かった。霞んだ景色にあの劇場がとても映えた

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.4

「JAZZの映画」としか知らずに鑑賞。だいは明らかに他とは違う、が比べる対象があまりないから見せ方が難しいと思った。

主人公の挫折や苦悩がなく、努力の塊で挫折を知らない感じは映画的に物足りない。スラ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.2

あー、面白かった。
ずっと楽しみにしていたので初めてこの監督の作品を劇場でみれて満足。下品な場面は何も食べる気が起きなかったけど全体的に結構笑っていたのでかなり楽しめた

風刺コメディ。ファッションシ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

少ないキャスト、移動もあまりない空間
画面越しにこちらもアンソニーと同じ感情を体感した。スクリーンで観たらもっとその体験が出来たんじゃ無いかと思うと悔しさもある

アンソニー目線で長くどっと疲れるよう
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.2

家にビデオがありテレビサイズで何度か観ていたけど映画館でみられて満足。

最初から最後までローズ目線の作品なんだけど、ジャックに目がいく。良い男過ぎるもの

音楽隊も牧師さんも最後まで役割を全うしてい
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