Ponzさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

yoidore(2021年製作の映画)

3.7

この方は音楽が好きなんだろうという安易な想像が安易に出来てしまう作品

MAHOROBA(2021年製作の映画)

3.8

デザイナーさんなのかな?と思うくらい全てがデザインされていた。画角の変え方、赤みが足される演出も良かった

無人島で長年過ごした男は自殺菌に耐性があり一人だけマスクをつけない生活。最後の死亡発見者(警
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魔法使いの弟子(2010年製作の映画)

3.5

なんかこういう魔法アドベンチャーを吹替で観たくなり鑑賞。だがしかし、早々に字幕にした。開始4分で画がガラリと変わり、思わず別の作品?と確認してしまった

全体的にサラッとしていたが映像は綺麗。ラストも
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.7

戦友の絆はすごく深いし構図が綺麗だった

実話と知りながらみていたけど、最後の犯人明かしから少し回想っぽくなってもう少し犯人をフォーカスするシーンがあっても良かったと思った

エンドロールもアートに溢
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新喜劇王(2019年製作の映画)

3.6

お父さんの言葉と行動の荒さが逆に気持ちよかったし、マーホーさんが浜ちゃん過ぎて面白かった

自分が売れたら相手にしなくなるのに相手が売れたら友達ヅラするも見事に無視されててスッキリ

空白(2021年製作の映画)

3.9

重かった。そして、苦しかった

何が本当で何が正義なのか分からなくなるほどに色んな方面での声の荒げ方や謝罪など終始苦しかった

自殺した運転手娘の母からの謝罪シーンが1番ウッときたんだけど、花音の父の
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

冒頭の会話が戯曲風でお家柄の良さを出す感じがわざとらしくて少々苦手だった

早く嫁げとプレッシャーをかけられながら結婚したが自分の役割がなく居場所がなくなった貴族の娘と私たちは東京の養分と言いながら両
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

あらすじを知らずに鑑賞
途中の驚きとあれはそういうことだったのかという答え合わせが出来たので何も知らずにみて良かった。とても好み

母似で男の子に見えるミカエルと父似で「娘は父親に似る」を具現化したジ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

それぞれにそれぞれの葛藤があって、誰の気持ちも分かるというか誰にでも寄り添える感覚でみていた

家族ムービーだったりミラー越しのシーンだったり見せたいシーンにふんだんに尺を使っていてちゃんと印象づいて
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AREA(2021年製作の映画)

3.3

んー…なんか惜しい
落ちるところを見せないなら波じゃなくて下までの高さで恐怖を煽って欲しかった。し、男性もそこを見てから躊躇う姿があったらより2人の差が鮮明に出たと思う

パリ13区(2021年製作の映画)

3.8

映画というよりも日常を切り取ったようなリアルさを感じた。モノクロにすることで生々しさをオブラートに包んでいるような気もしてそれがよかった

セックスもコミュニケーションの1つで快楽以外のさまざまな感情
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.8

ストーリー展開も分かりやすくて終わり方も良く、面白かった

時々子どもみたいに気分をコロッと変えるし子ども同士の喧嘩みたいに言い合う姿とか…中身の未成熟さがすごく伝わってきた

躁鬱といっていたけど、
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.1

マリリン・モンローとして光を浴びるまでの話はあまりなく、モンローとノーマ・ジーンの葛藤や闇の部分が描かれていた

重い、重すぎるし事実に基づいていない箇所も沢山あるんだろうけど、御本人が心に抱えていた
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.4

ロザリン、すごく鼻に着くキャラだけど彼女からみた世界は「主人公はわたし、わたし中心に世界が回っている」感があってそのマインド少しだけ欲しい

こういう部類の作品は、派手さやスケールの大きさ、驚きのある
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.6

通行のシーンが結構多かった印象
登場人物だけにフォーカスをした街の様子ではなく、昼間は人通りが多くて遮る人が多くて夜は少ないというリアリティを出したかったのかな

破壊をたくさんみて最後は美的主人公が
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.7

「野生的だな」という印象
自分を正当化したり誰かを守ろうとする姿は人間だなーと。しれっと船で食べ物を頬張っていた姿はめちゃくちゃ人間味があったと思う。性の欲望を無に誰も達してないしそもそも達そうとして
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.7

90年代の作品だったんだ
所々の切り取り方とドラムロールの使い方がお洒落だった

音楽(ドラム)と映像の繰り返しシーンはゴダールのカルメンという名の女を思い出した

我が子に対しても愛着のないコージー
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パンダコパンダ 雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

3.8

可愛すぎる
短いなかでもしっかり展開があって面白い
ミミちゃんのみている世界は「素敵」が溢れていて素敵で癒された

今回はパパンダ大活躍でした

トラちゃんのクッキー、トラちゃん食べたのかな

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

元々こういうファッション業の作品は好みなので衣装の綺麗さも楽しめた

ドレスを身に纏うごとに強くなっていったアルマ。完璧なトルソーだった彼女は次第に彼の視線だけを求め、見事にその作戦は成功する。やり方
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.8

可愛い駆け落ちストーリー

女の子の方がやっぱりませていて引っ張っていく感じもキュートだった。望遠鏡を覗いて向こう側をみせる見せ方すき

スヌーピーの死や里親から拒まれるなどのダークな部分も描かれてい
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.8

「今夜、ロマンス劇場へ」を思い出すロマンティックで素敵なお話

「映画みたい」というセリフが所々に散りばめられていたけど、まるで夢の中のようで目が覚めると現実に戻る切なさも感じた

ミア・ファローに向
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.6

「変わって欲しくない」と願う42歳と「変わらない人もいるわ」の説得力が妙にある17歳。ただ、男42歳は半年も経たないうちにすぐ気持ちが変わりそう。

トレンドのようにぐるぐるループしながらも移ろう恋模
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華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.3

先に2013年版を観ていたので
観る順番間違えた…と早々に気づく

比較してみると、こちらは2人の出会いについて多く語っていないし、文通についても触れていないので再会への感動が薄く分かりづらかった。結
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

魔法を使っていないのにまるで魔法を使っているかのような演出やディズニーみたいな色彩、非現実的な演出が盛りだくさんだった。派手好みではないが見慣れないものを沢山みて刺激された

客観的なニックの視点があ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

音楽をかけるシーンも勿論良かったんだけど、みんなで石を集めるシーンが何とも言えず可愛かった

前向きな気持ちにもなれる作品だが、ブルックスの死が物語るように、トミーの死が物語るように。思ったより社会派
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パンダコパンダ(1972年製作の映画)

3.7

ミミちゃんはこわいもの知らずだ

とても平和な世界で可愛らしかった、癒された

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.9

現実離れした個性的なキャラがいても不思議と溶け込む。そこに何ら偏見を感じない世界観が平和で素敵で彼の作品の愛せるところ

話は受け継がれるから彼は生き続けるという視点も素敵で。思えば、彼の作品は絵本の
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

ここまで綺麗な映像を見せられると45分では勿体なく感じるんだけど
長さ問わずこだわりが詰まっていてなんかいい

Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.4

設定がよく分からないけどこの10分間には不必要なのかも?という意見は除いて

突然の雨で絶望を見るが最後のネックレスで果たして希望を味わうのか?!

息遣いや緊迫した顔、手と見どころが多い。スリリング
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

エルヴィスの知識は皆無

パーカーの話かと思うくらい彼目線だったので、もっとエルヴィスの生い立ちから人種差別の意識がない青年だったこともみたかった

奥さん以外のエルヴィスの周りの人は結構むちゃくちゃ
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.8

演技シーンからミュージカルシーンへの切り替えがうまい。とくに腹話術のシーンが好きだった

処刑台のところ、ミュージカルでは拍手されるけど現実では…みたいな見せ方が「死はエンタメじゃない」というメッセー
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溶ける(2015年製作の映画)

3.3

家庭用冷蔵庫のサイズとしては小さいなとか、この年齢で大声で「セックス」って言えるのはセリフだからかなとか、川に入ることでストレスを解消しているようだが出た後もイライラしているように見えるなとか。そうい>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.8

アイナちゃん目当てで吹替鑑賞。声優としても素敵な声で似合ってた。歌はもちろんこの上なし。バルーン演出でNOPEを思い出してしまった。ここのところ日常にNOPEを思い出す要素が多い生き方をしてる気がする>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.1

四畳半神話大系の世界観をきちんと残しつつ、サマータイムマシン・ブルースのストーリーをうまく融合してあった、お見事過ぎる

オリジナルキャラクターのアイザワくんも良い味を出していた。田村くんの声がサマー
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