あおさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.9

良くサントラを聴く。
二十数年経った今観るからこそアニメーションのカクカク感が嵌る。カボチャの王様らしいジャックの性格とどこまでも健気なサリーちゃんが愛しい。
天才的なデザイン、流石ティム・バートン。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

とにかく音楽が最初から最後まで私が良く聴く曲ばかりで驚いた。インタビューウィズザヴァンパイアを思い出す、Rolling Stonesのシメも良い。
原作と同一視すると、「皆の望む悪役を演じているだけ」
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.7

自分を振り返るきっかけになる、宗教的価値観をかなり感じるけど観て良かった。でもこれで肯定感に代えられるような人生では無い。
ただ、アニメ的に仕方ないのかもしれないが、最後の「チャンス」に関してはかなり
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.6

ゲイブ編、あと1センチの恋かな?着眼点や撮り方が面白い。ちょっと臆病で努力家な愛しい主人公だった、動的に日々生きている感じ、私もこういう生き方をしたい。成長して過去の自分を振り返って、最後の言葉を言え>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

シャロンの人生における大きな出来事を大胆にすっ飛ばしている所から、この作品が彼の人生を描こうとしたものではないのだと理解する。あらゆる問題を取り上げた作品であるのにも関わらず、それに対して何か大袈裟な>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

精神世界や夢の仕組についての本をまあまあ読んだ事があるので、このシーンはひょっとするとあの定説に基づいているのかな?と考えながらの鑑賞が楽しかった。ノーラン監督はどれだけの知見を持って居るのだろう?着>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

キャメルやらマールボロやら、まるで自分がそこに居るかのように薫ってくる心地がした。
人とコーヒーを飲む時、話が詰まらないと飲むペースが早くなって、退席も早くなるかな?だとか、若しくは面白いから故にどん
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.8

ベルンハルトシュリンクの原作が小学生の時から大好きだった。ケイト・ウィンスレットはこの手の役が本当にハマると思うし、この作品の主人公からは他の小説、映画等と比較しても、特にヒロインに対する深い愛を感じ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

中盤までに張られた伏線は全て予想がついたしその通りになったけれど、後半の回収部分のカットや構成が凄く綺麗で、鮮やかに感じられて、展開がわかり切っているのにこんなに興味深く最後まで観られる映画があるのか>>続きを読む

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

ありがちな展開で作り込まれたものでは無いと思うけど、今まで観た映画の中でもトップクラスに泣いてしまったかもしれない、自分は同じ症状では無いものの、余りに共感し過ぎて。鑑賞中に過去の記憶が走馬灯みたいに>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

繋ぎが不自然な所が少しあって、内容に関わらず演出も後半にかけて失速して行く感じ、類似展開の繰り返しとか微妙な所もあったけど、それもまた人生を別の角度からも表現しているようで、面白かった。
本作の内容が
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ギルバートの1番望んでいたであろう展開に進ませることになった最終的なきっかけが、それまで気を遣い続けて来た母親の死であるのが何とも皮肉的だなと思う。人の生死や世の中の流れが凄くリアルで情緒を感じて良か>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.8

久々に観たけど、やっぱり2019年度版は違うなと思った。この代の3人は個々の存在感といい個性の強さといいダンチだと思う。深くはないストーリーだけど、セクシーとプリティを両方備えた異質な3人がめちゃくち>>続きを読む

ハンコック(2008年製作の映画)

3.7

マーベルでもDCでもなくこのクオリティ、個人的に前半はめちゃくちゃ面白かった(笑)もっとインパクトがあれば相当ウケた気がする。スーツとか凝ってシリーズ物にするくらいの勢いでもよかったのに!中盤のシナリ>>続きを読む

バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.7

起承転結綺麗に纏まってる。ティアレオー二が美しい。ウィル・スミスの体格もかなり好きだ。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

キャスティングに全財産を注ぎ込んだのか???? コロナは風邪のニュースも思い出し、非常にタイムリー。
前半は退屈だったけど後半はまあまあ面白かった。ただレオ様の迫真のスピーチがなければ切り替わらず微妙
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

無双して終わらないのが良い。テンポが悪く中弛みも凄いし内容もイマイチ、BGM程度でみるのが良いなとおもったけど、JLの存在感と抜群のスタイルが観ていて楽しいのでオッケー。顔が自分の母親に似ているから途>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.6

キリアンマーフィの顔面がドツボだった。2転3転して飽きずに楽しめる。美形エリート達を手玉に取る美しさって最強だな、羨ましい。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

キャストは死ぬほど魅力的だがストーリーが自分は全く惹き込まれなかった。音楽とかの演出もイマイチだと思う。眠かったからだろうか、もう一度観る。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.3

いや、もどかしいというか…この2人人生を通して何してるの???多分現実で友達の話をずっと聞いているとかだとすれば時間経つ事に聞くからまあ耐えられるけどここまで簡略化されて一気に見せられるときつい。ドラ>>続きを読む

シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.5

私が高校生活を終えて、この子がプロムクイーンに拘る理由は痛いほど分かる。周りなんか見えないだろうな、切ない。元々コンプレックスがあった子だし、尚更。中身が17なのに20年経ってすぐ受け入れろとか性格が>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.1

序盤の、このタイプのルームメイトを欲しがる天才の数ははかりしれないのでは?と思った(?)。めちゃくちゃ喜んでくれるし、愛しすぎる!と、思ったら。
並の精神力じゃないな、びっくりした。長年の奥さんの支え
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モラルセンス ~君はご主人様~(2022年製作の映画)

3.3

多方面で中途半端だけどキャスティングも考えると仕方なかったのかもとも思う。ソヒョンのビジュ、女王として理想すぎるでしょ〜自分も1週間くらいサブりたい

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.3

主人公が能力を法律に反するような事に使わないのは良かったけど、申し訳ないくらい無感情だった。私利私欲、自己都合で巻き戻して、タブーのやり直し、父がどうにかなるまでその異質性と時間の大切さに気が付かない>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

終盤まで松岡茉優が美形過ぎて、というか爪も髪も肌もツヤツヤで、どんな環境にいても画になるから浮く、1人だけ捨て去りきってない感じ(笑)でもみんな演技が上手だった。こんな立場で人様の子に救済を施そうとし>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.3

中学生の時観て価値観が変わった映画、懐かしい。タイトルの初見時、こんな誰もが知った題材で淡々と事実を確認する以上に深い映画を撮れるのか?と思った自分が浅ましい。これ系の映画では1番と言ってもいいくらい>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.7

職に就くまでの過程をもう少し知りたい!詰め詰めの要素がコンパクトに纏まっていて、見応えがあったし、アクションもカッコよく、面白かった。続編が楽しみ。アナ・ケンドリックもかわいい。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.8

オールドマンのデュコビッチ、流石の役作りにビックリした、ビジュが好き。
テンポが良く、コメディシーンもかなり面白くてアクション映画としてかなり良かった。気軽な気持ちで観れるし、スッキリしていい。音楽も
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.4

これは主役がジョニーでさえなければなかなかの駄作だったなと思う。ジョニーの内から出るユニークな人間性が無ければ何も完成しなかっただろう。終わり方も、これはお洒落ではなく放り投げというのではと思った。ジ>>続きを読む

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.3

スカヨハがかわいい。全体としてはちょっとどころかかなり退屈だった。題名もちっとも合ってない。起伏がない映画は嫌いじゃないけど、見所が少なすぎる。何のための長尺?有りの侭の恋愛模様を他者視点で覗くにして>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.5

軽くみれて良い。ドウェイン・ジョンソンが世界でトップレベルで変装に向いてないのが面白かった。ダンスシーン可愛すぎるやろ。ライアン・レイノルズの声質って本当に独特でこういう役にピッタリ。やってる事はトン>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

ボロ泣きだった。淡々と書かれる歴史の1行1行に想像もつかない量のドラマが詰まってるんだなという当たり前の事実をこれみよがしに実感させられた。厳密に描いたら相当な長尺になるから、端折ったのは仕方なかった>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.2

地獄みたいで虚構に塗れた白黒の地上と、天国の様で真実を追う色鮮やかな地下の対比が面白い。
感情描写がもう少し丁寧に描かれて居れば良かったとは思うけど、アニメーションですから、ご愛嬌かなと思う。音楽とい
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

本人が他人を容姿で見下すシーンがあるのが不快だったけど、かわいくて面白かった。わたしも滑稽に見られてもいいから1回このテンションでいってみようかな。学校はむりなので、週2か3で行くような場所で(笑)涙>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

ジョンウィックのキアヌほど主人公にインパクトは無いけど、それがまたコンセプトに合っていて面白かった。これ系はただ楽しめるから良い。脅迫セット、好き。