青のさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エスケープ・ルーム2:決勝戦 エクステンデッド・エディション(2021年製作の映画)

3.5

【エスター!?生きとったんかワレ!】


※先に『エクステンデッド・エディション』を見てしまった(慌てて通常バージョンも見ました)。

※最下部に表記した上で通常版との差異(ネタバレ)を書いています。
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

【水が足りない? 僕「オシッコしろー!」】

・過去の悪行を今になって私刑。
・サイコパスの快楽ゲーム。
・オーディエンスの賭けの対象。
・最初に死んだ奴が仕掛け人。
・脱出したと思ったらまだゲーム中
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

【マダム、船酔いには食べた方が良いです】

※オチは語っていませんが、情報無しで視聴したい方は読まないで下さい。


2時間40分…
「腰を据えて1本の映画を見るぞ」っというよりは、3話完結の海ドラを
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション(2012年製作の映画)

3.5

【星条旗】

パッと見で既に奇妙で珍妙だけど、関わる人々は真剣で大真面目。
ニヤけたり照れたりな表情が一切無い(のような印象)。


アイスランドに世界で唯一の性器(ペニス。陰茎、精嚢、睾丸)博物館が
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

【がんばれエスター!】

前作の撲殺チャッキー感は抑えられ、よりエスターに寄り添ったストーリーに(と言うか、あいつに食われ気味)。

まさかのエスターに同情したり応援したりな展開になりつつも、やはり最
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

【 イギリス人の扱い酷すぎ映画 】


※ネタバレはしていませんが、事前情報無しで見たい方は読まないで下さい。




祭りだしエンタメだし、難しい事は考えなくてよろし!とにかく楽しんだもん勝ち!
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

3.0

【 邦題が傑作 】

どんなに「やめておけ」と助言をされても、こればかりは仕方がない。
だって「Z級ホラーと言えばコレ」みたいな筆頭に連ねていれば、もはや履修科目ではあるまいか?
見ていない人からすれ
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.0

【心霊スポットYouTuber】

リアルで見た事も経験も無いので、尚更ホラーは大好物。
「いるわけないだろ笑」ってスタンスより「いた方が楽しいじゃん♪」ってタイプなので、廃墟探索や事故物件YouTu
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

4.0

【初めて見るなら..】

「ガンダム見たいけど、シリーズ多過ぎてわけわからん」って方は多いと思う。
ネット上でも『見る順番』を検索すれば、諸説な見方が幾つも有り、さらにわけわからん。
しかし、なんやか
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

【カイが一番良い味だしてる】

TVシリーズ、伝説の作画崩壊エピソードを安彦良和氏がメガホンを取りリメイク。
その作画崩壊、当時(1979年)作画監督であった氏が病欠してしまい、人手不足故に海外発注し
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悪霊島(1981年製作の映画)

3.5

【腕をくわえて走るわんこ可愛い】

この時代の角川作品、洋楽の使い方が上手い。と言うか、良い感じを醸し出すのが上手いというか。
劇中のLet it beやGet backは、公開当時はオリジナル音源だ
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

【ウェンズデーは脱がないよ】

—ザックリあらすじ—
若者6人がテキサスの田舎町でポルノ撮影。
老夫婦の住まう敷地にある小屋でおっ始める。
ブシャー!ウゲー!ひーっ!

いつかのスラッシャー映画を踏襲
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漂流教室(1987年製作の映画)

3.0

【漫画実写化問題のパイオニア】

出だしから「マミーマミー」言いながら三田佳子の胸を背後からまさぐる子役に(脚本に)ドン引き笑


—原作は神漫画—
巨匠 楳図かずお先生の傑作『漂流教室(1972年〜
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呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.0

【惜しい〜】

※完全に続編なので、前作は視聴しといた方が良き。

海岸近くにそびえ立つ、ほぼ廃墟な低所得者向けマンション。
質素でコンクリ打ちっぱなしだからこそ感じる、館内の不気味な雰囲気。
生気の
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

【♪どぅんどぅっどぅん…♪】

『遊星からの物体X』ジョン・カーペンター版。

・むさ苦しいオッサンしか出てきません。
オープニングのBGMが印象的。
CGなどなかった時代の怪物の造形やモーションがと
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

2.5

糞尿とゲロと垢の匂いが漂ってきそうだし、ブリーフきたねーし、足の裏真っ黒だし、バスルーム無いし、お掃除大好きな自分には罰ゲーム映画。
フツーに血飛沫映画が美麗に感じるレベル。

調べたら、そんなフリッ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

『IT-それが見えたら終わり-』
『IT THE END』

S・キング原作。
1990年テレビドラマの「IT」もあるが、おススメはリメイクされた今作2017年版。

子供達の深層にある恐怖が具現化
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初心者向け胸糞作品(たぶん)。

ネットランキングでは必ず目にするタイトル。
原作者S・キングが今作の改変されたラストを見て絶賛。
序盤の騒動や人間関係がひっくり返ります。

個人的には異世界から紛れ
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.0

「未編集のフィルム」て意味。
監督は『パラノーマル・アクティビティ』の人。

ある日屋根裏で見つけたフィルム。
フィルムに映し出されたヤベー画像は今見てもゾっとします。

音楽もヒリヒリして怖いです。
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デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.0

ホラー(当時は超常的な力を使っての作品は皆ホラーって言っていたかも)と言うよりは、SFかな。

とにかく切ないです。
こんなん、悲しすぎます。
若かりしクリストファー・ウォーケンの憂いを帯びた目の演技
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

【生きろ!】

こ、これは本当にあかん。
今まで数々のホラーやサスペンスを見てきた。
グロも胸糞も多分に平気だ。
「これマジで怖い」と薦められた作品もあるが、芯から恐怖を感じたことはなかった。
ジャン
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

【衝突、輝き、散る】

・太平洋戦争。
日本軍の上層部ですら既に勝機は無いと感じ始めていた1942年頃。
ジャワ島(インドネシア)の捕虜収容所。
そこには主にイギリス兵やオランダ兵が収容されていた。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

【そいうとこなんだよ!わかる?な感じ】

・すぐに暴力で解決をしようとし、それが上手くいかないと「自殺をしてやる」と脅迫し「謝罪のチャンスをくれ」と封じ込め、その理由を「愛しているから」とがんじがらめ
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ハプニング(2008年製作の映画)

4.0

【レミング症候群?】

・シャマラン監督の『レディ・イン・ザ・ウォーター』と並ぶフルボッコ作品。
どうやら、出だしは惹きつけるがオチがイマイチな『出オチ作品』てのが理由の様だ。

・でもね、それがいい
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

4.5

【All Is Love】

・全編通して奏でられるKaren Oの楽曲が素晴らしい。
特に主題歌は紛れもない名曲。
ベッドの枕元で囁かれるような、草原の丘陵を飛び駆けるような、不思議な解放感と夢心地
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.5

【その手を離さないで】

もしかしたら、アメリカの一番幸福度の高い時代って1800年代なのかもしれない。
当然ネットもスマホも無い、対面での会話や接触が全て。
人との関わりが単純で明快。
商業も産業も
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サイン(2002年製作の映画)

4.5

【シャラマンじゃないよシャマランだよ】

・『シックス・センス』が大ヒットしたせいか、過度な期待故、以降の作品が叩かれまくりなシャマラン監督。
評論家は「ただの一発屋」と荒を探すのに躍起だし、それを盲
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.0

【振り向き様に「今の見た?w」】

・USAリメイクもありますが、どうせならオリジナル版。
ネットやらの『胸糞ランク』では、必ず上位にある作品。胸糞の金字塔。

・短パン2人が強烈にムカつくが、その行
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ステファニー 死体と暮らす少女(2017年製作の映画)

3.0

【こういうの好きです】

・電気水道は通っているし、食料も今のとこなんとかなる。そんな邸宅に独りぼっち。
まるで、この世界に自分しかいないみたい…。
そんな導入が大好きです。
『ホームアローン』味もあ
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.0

【え、そこでシッコするん?】

・怖いんだけど、8割くらい音響で攻めるやつ。
つまりジャンプスケア祭り。
皆さんが言うように、ジャパンホラーの遺伝子を継いだような湿度高めの曇天画面とオバケのディテール
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

【ヒント多過ぎがアダとなる】

・できるかぎり説明セリフを排して、目に入るものだけで物語を進めていくタイプ。
なので、場面場面あちこちにヒントが散りばめられ、それがミスリードを呼び渋滞。
説明を期待し
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

【「これまじでヤバイ」の表情】

スピルバーグと言えば?の問いに『E.T.』や『ジュラシックパーク』『プライベート・ライアン』を挙げる人は多いし、だよね!だと思う。
しかし、個人的には今作一択だ。
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.0

【今万感の思いを込めて汽笛が鳴る
今万感の思いを込めて汽車が行く
一つの旅は終わり
また新しい旅立ちが始まる…】

先生の新しい青春の旅路が始まるのですね。
素晴らしいものになりますようお祈り致します
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

【邦題がクソ過ぎる名作】

完全に『おくりびと』に引っ張られてしまい、手が伸びないであろう作品。

・こだわりと型通りな生き方。
それも大切で「普通で堅実こそ幸せ」は間違いではない。
生き方の捉え方は
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

【早い段階で、コイツだろ?てなる】

ナチの「優生学」が黒人になった感じ。
「時代は黒人だぜ!」みたいな。

ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

【アーニャじゃないよアニャだよ】

—ネタバレ無し 本編を見る前に—
洋画にちょいちょいありがちな「え?当然キリスト教とか聖書のこと分かって見てるよね?」的なやつです。
「知らんがな」って言いたくなり
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