土星さんの映画レビュー・感想・評価

土星

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顔のない眼(1959年製作の映画)

4.3

白黒の画面が美しい。
ショットが上手い。
そして何よりも完璧なラスト。

道化師(2016年製作の映画)

3.6

催眠術のところ、一瞬おっ、ってなるけど音楽が残念すぎる。

くすぐり(2016年製作の映画)

3.7

ずっと観たかったやつ。
少し期待しすぎたかもしれないけど、まあ面白い。
そしてこの映画はアフターストーリーもヤバい…。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.2

目を閉じる・開ける/フェイドアウト・イン。
目を瞑って確かめるように「私はアナ」と呟くアナ・トレント。自分が出演する映画を観ながらゆっくり瞼を閉じる記憶喪失の男。

寝不足と頭痛で三時間持ち堪えられる
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明日は来らず(1937年製作の映画)

5.0

愛し合う老夫婦が一緒に過ごす最後の時間。美しい。問答無用に傑作。Victor Moore とBeulah Bondiが大変素晴らしい。完璧な第四の壁ブレーク。この映画に出会えて良かった。

(1966年製作の映画)

3.8

若き日のキェシロフスキ。
自画像破壊して鏡ぶち割るとこ良かった。
これもまあ自己同一性の映画。

不安が不安(1975年製作の映画)

4.2

良い。
レナードコーエン聞くとこの顔のアップ。こわれゆく女を思い出す。
鏡。同一性。
こういう映画って日本で撮れないのかな。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0

アイデンティティの可変性的なのがテーマだとしたら、面白いけどもう少し踏み切れたんじゃないかなと。
ところどころ笑える。

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.8

今映画館で観てきた。素晴らしい。トニーレオンの極上の演技。彼が画面に出てくるだけで心が揺らぐ。そして濡れ場が余剰に感じない数少ない映画のひとつ。ショットでドキっとすることはなかったけども(タンウェイが>>続きを読む

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

3.7

アジャーニの溢れ出る少女感のおかげでかなり軽いタッチになっている。
ところどころ笑える。

言葉の力(1988年製作の映画)

4.5

テキパキ消え去っていく音と映像を感じて感動して忘却していく

別れる決心(2022年製作の映画)

3.7

パク・ヘイルの真面目すぎて笑える雰囲気好き。チャン・リュル作品観たいな。
パク・チャヌクらしいアクロバティックなカメラワークと感情を描きたいのかそうじゃないのかわからないドラマ仕立て。

シネマニア(2002年製作の映画)

4.0

ビルには幸せになってもらいたい。
と思ってネットで調べたら、この八年後にソルボンヌで哲学の学士取ったことを知り、フランスいけて良かったね泣、となった。

孤独な場所で(1950年製作の映画)

4.3

後半ハラハラした。
ファスビンダーのマルタを思い出した。

Crocus(原題)(1971年製作の映画)

3.0

男が無知性巨人にしか見えず、そのくせ笛の音とともに勃起したりするので、最悪。
フランシスベーコンの絵画みたいにのっぺりした赤い部屋に幼児がいる画。
ファンタジックな物体が部屋から窓を飛んで抜けていく。
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Jefferson Circus Songs(原題)(1975年製作の映画)

3.8

真夜中にテレビたまたま点けてこれやってたら最高だと思う。

ランドスケープ・スーサイド(1986年製作の映画)

4.2

美しい。こういう新鮮な映画をたくさん観たい。
暖かげな郊外。木の緑とコンクリートの白。寒々とした田舎町。白い雪、白い空、枯れ果てた草木。どこででも殺人は起こる。
基本長回しなのはそうなんだけど、編集が
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雪合戦(1896年製作の映画)

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自転車が19世紀前半に発明されて後半に普及したことを思うとまだ新しい流行りの乗り物って認識だったんだろうな。
雪合戦を撮ろうと思う気持ちも雪玉投げ合ってる大人も可愛い

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