もちださんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的。
そんでもって編集が下手くそ。
地獄のようなドキュメンタリー。

「そんな話みんななんとなくわかってんじゃないの?」ってことを核心には触れずにタラタラと語られちゃうので「てことはつまり?」から
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劇場(2020年製作の映画)

5.0

大好きだし大嫌いな映画。傑作。

松岡茉優最高。
山崎賢人も良かった。

又吉先生の小説そのまま映画にしたような
原作読んでないけど。
文字の雰囲気を反映できてると言うか。

所々笑えるフレーズがあり
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.4

久しぶりに邦画に感動させられました。

ありきたりな様に見えて一般的ではなく、誰しもの心に響く良作。
余命宣告を受けた時は「あぁまたこの手かぁ」なんて思ってしまったけども、そこからが違った。
登場人物
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.4

テレビドラマ映画にしてはすごく良い映画だったんじゃないでしょうか。
重厚感のある内容で、火サスをちょっと越えるくらいのシナリオにちょっと感動する人いたんでは。

でもやっぱりテレビドラマ演出がチラチラ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.3

ドラマは1話2話しか見てないんですが、
この映画一本で魅力は伝わると思う。
しかし、長澤まさみの顔芸がなかったら
間と尺がもたない映画でした。

ドラマの感じだと「正義の味方が詐欺師」って印象だったん
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初恋(2020年製作の映画)

3.8

ハチャメチャだけど面白いじゃん。
三池崇史がこれまでにこなした仕事の良い部分をかき集めた感じの映画でした。

ホラー的演出だったりコメディ的な部分もありヤクザ映画なんだけど人情物でもある。まぁ日本のエ
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.0

成り上がり物表面的映画。
主人公を取り巻く環境だったり人間関係、ましてや主人公自体の葛藤が全て簡単に触れられるだけで、感情移入ができない。
熱闘甲子園の方が全然感情移入できる。

ただ、ほぼ全カットに
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.4

実在した殺人鬼映画。
最初殺害シーンから始まるので入口から「こいつはヤバイ奴」感あって話入りやすいんだけど、ただ事件を淡々と見せてるだけなんで、何故映画にしたのかわからない。

汚い連中が沢山でてきて
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

コント映画。
普通にみて普通に楽しめる。

邦画と違い「ここは押さえとかないとまずい」ってとこを押さえられるから韓国映画はエンタメ寄りすぎていても成立できてる。んじゃないかな?
少なくとも途中で「もう
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いやーびっくり。
めっちゃ笑えるし喧嘩シーンめちゃくちゃしっかり作ってる。
ドラマも漫画も見てないけど、
この映画単体でも十分楽しめる作品でした

福田雄一作品はめちゃくちゃ嫌いなんですが今回は負けま
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リアム16歳、はじめての学校(2017年製作の映画)

4.2

変だけど芯食った青春コメディ映画。

ブリグズビーベアみたいな感覚を持ち合わせながらバッドチューニングの様な最高なハイスクールライフ映画でもある
自宅学習で学校に行ったことないっていうちょっと変わった
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.8

これほど映画を観てパンチをくらったのはいつぶりだろうか。
実話の映画です。
絶対に観て欲しい映画です。

僕はこの映画でて涙が出たんですが、それは感動とかそういった涙ではなく恐らく恐怖からくるものだっ
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.3

これは面白い!
金かけなくても良いものは作れる。

シチュエーションは殺伐としていて緊張感があるんだが劇伴の使い方かな、編集もなんだけど独特の「笑いが起きるか起きないか」のギリギリの間みたいなもので少
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ジブリの本棚(2010年製作の映画)

3.4

宮崎駿がオススメする児童文学から紐解く宮崎駿という人間

理想主義感ヒシヒシ感じます。
あとは杏と阿川佐和子のスタイルの違いにビックリしました。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.2

スピード感のあるSFB級韓国映画

梨泰院クラスのキム・ダミのデビュー作なんですが、特有の瞬きせずに見つめる演技にドキッとしてしまう。
ストーリーはちょっとぶっ飛んでるしCGもちゃっちいですが、ハリウ
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.7

フェチホラー映画。

本当に美しい美少女、虫、グロテスクシーンそして、突然のヘビメタ。
とんでもなく気持ち悪いのはあれなんですが、緊迫のシーンになる度に流れるヘビメタにはなんちゅーことしてくれるんだっ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

面白い。
タイムループものって強いな。
感動するホラー。
意外と読めない結末。

あんま詳しく語れないけど良い映画でした

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

3.4

仕事で見たんですが、案外良い映画でした。
ロケーションがとても良い。"雨"ってキーワードもこの作品を美しく彩っている。
演出はキモチワルイけど画の美しさで観れる映画って印象。
中村獅童って顔怖いけど情
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キングダム(2019年製作の映画)

1.8

とてつもなく面白くない。

山崎賢人と吉沢亮の演技がキッツイ。
殺陣はよかったけども。

漫画は読もうかなとは思った。

天気の子(2019年製作の映画)

4.4

君の名はの亡霊がチラホラ見える映画。
だが僕は好きな映画でした。

物語の構成も演出もほぼ一緒。悪くはないんだが「それにすがっていくの?」って感じがなんかなぁ。
君の名はといい物語のターニングポイント
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.2

LSD食わされ映画

相変わらずケミカルな映像と長回しでの空間の使い方、撮影の技術が圧巻。
サングリアにLSD仕込まれて破滅していくダンサー達それぞれの効き方がどれも気色悪い。
まざまざと地獄を見せら
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.1

下品なローマの休日って感じ。
とにかくシャーリーズセロンがゴージャスでセクシーでかわいい。

下ネタジョークが飛び交うので苦手な人はいるかも知れないが普通に面白いしジョークのセンスも抜群。
あり得ない
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.6

瑞々しい。
女の子って難しい。
ケイラは無口と言われるがヒエラルキートップの女の子よりは無口ではない。文字より言霊寄り。

女性用な映画だった気もする。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.3

キャストに引き込まれる映画でした。
なんだかいやーな部分が多くて僕は好きになれない映画でした。
この映画を好きな人がいるのもまたわかります。

セックスした後の朝を今まで観た映画の中で一番上手く描けて
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

よく世界法廷ミステリーとかで見かけたシリアルキラーの逮捕から刑の執行までをその恋人視点で語る映画。

ファーストシークエンスとラストシークエンスで恐ろしさが全然違う。
伏線の張り方が細かい。その恋人に
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半世界(2018年製作の映画)

4.1

低温火傷的映画。
昔からの友達は何があっても友達だ。
最近は田舎のいやーな所が目立つ作品を観てたので田舎万歳映画は良く見えました。
阪本順治監督のオリジナルってのとエンドクレジットが短い辺りから作りた
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.1

適当に流し観しようと思ってたんですがしっかり観てしまうくらい良い映画でした。

正直、奥貫薫以外知らない人ばっかりだし終始イライラするしイタイ映画なんだけど引きつけるインディーズ感と言いますか、作り手
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

4.5

ストリートの青春映画。
女性がスケボーで街を駆け巡るサイコーに気持ちの良い映像でテンアゲ。
ロードオブドッグタウンもカッコいいがこれもカッコいい。

僕は学生の頃門限とかあんまなく遊びほっつきまくって
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.4

久しぶりにスゴい日本映画に出会った。
俳優やロケーションは落ち着いているし温度で言うと肌寒い感覚なんだけどアツイ!

僕も8年間ピアノを習っていたので少しはわかる部分があったおかげでこの映画がスッと馴
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台風家族(2019年製作の映画)

1.2

終始スベってる映画。
個人的にはめちゃくちゃ嫌いでした。
ラストの畳み掛けは邦画史上最悪な気持ち悪さで、スベり倒した大団円に寒気すら感じた。胃が痛い。

海に向かって「俺さーガキできたんだよねー」って
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楽園(2019年製作の映画)

3.5

自責と小さなソーシャル、そして土着。
なんだかモヤモヤが残るがモヤモヤする様なことでもない気が、観た後にする。

ジジイたちの嫌がらせに腹が立つ、昨今のマスク騒動のあれもリンクする。
よく描けていると
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

4.2

ファンシィダンスとストーリーの本質が全く一緒。俳優もほぼ一緒。

何が良いとか何が悪いとかそんなことこの際どうでもよくて、映画を観ている時の没入感やイメージの共有が僕にはとても合っている映画だった。
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ファンシイダンス(1989年製作の映画)

4.2

漫画原作物の映画。
あの頃の喋り方が妙に気になるのはわざとなのだろうか。

コメディー映画としては中々良いセンスしているんじゃないかなと。
相米慎二、森田芳光、周防正行、矢口史靖系の映画は面白くなくて
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

前作は10年も前なのに当時のテンションでやれてる4人サイコーっす。

ジョークの質もさることながらシチュエーションの質も前作に劣らないとても良質なエンターテイメントでした。
バビロンとかホワイトハウス
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

とにかく汚い香取慎吾が良い。

クズ野郎がもっとクズになる話を福島で描くコンセプト。
しっかり救いもあるが運の無さ、境遇の最悪さかエグすぎてギャンブルや暴力に堕ちるしかない主人公を見ているだけで辛い。
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