いちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

ベルリン映画祭ダイジェスト付きで鑑賞。
PMSやパニック障害、自分の中でどうにもできないものと外部の力ではどうすることもできない星の輝きを対比で描き、暗闇をもがき苦しむなかでも光があることを教えてくれ
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彼方に(2023年製作の映画)

3.8

立ち崩れた彼は空の彼方に何を思っただろうか。家族を失う辛さは計り知れない。

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.1

ノウルウェーで起きた残虐テロをワンカットで撮影したことにより、観る者にただならぬ緊張感と臨場感を与えた本作。
助けが来ない離島、転がる屍。鳴り止まぬ銃声に戸惑いながら逃げ道を探す。生きた心地がしない。
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

2.0

狭山バカにされすぎ、ぶっちゃけ住んだことない身から言わせてもらうと、入間、所沢、立川近いし住み心地もいい!!あれ??

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ポンコツ修道士が成長しすぎ。2人組の悪魔祓い、続編に期待。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

2.5

どうしようもないあみ子に対して、親が不誠実すぎて見苦しかった。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

もっと歳食ってあの頃はよかったって思い出すのは多分今のことなんだろうな。恋ingみんなで歌ってるところ好き。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

X-MENのときからそうだけど、この監督本当に構成が上手い。待ってましたという展開をいつもしてくれる。私も仕事は普段スーツなので、武器仕込んで上司をボコボコにしたいです。

Mako 死の沈没船(2021年製作の映画)

1.0

サメ、ほとんど出てきません。エジプト映画のレベルの低さが顕著に見て取れる動画。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

親の理想に100%応えることができる子はこの世にどのくらいいるだろうか。これは親子の愛のすれ違いが孕む狂気を描く物語。どの家族でも、愛の中に狂気は介在する。

同じ映画とは思えないほど、変化する世界観
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.4

何年経っても前作の出逢いは最高の思い出で色褪せていなかった。恋人関係ではなかったからこそ、お互い忘れられない存在になったのだろう。大人になってしまったことで若い時の自由さがどこか消え、何かの型にはまっ>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.1

2人の紡ぐ言葉の数々が綺麗すぎて見惚れた。

"もし神が存在するのなら、人の心の中じゃない。人と人の間のわずかな空間にいる。この世に魔法があるなら、それは人が理解し合おうとする力のこと。たとえ理解でき
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

通常盤は3、4回くらい観てるが、ディレクターズカットは今回が初めて。通常盤よりも村に入るまでの気まずさや村人の生活、儀式の真意がより伝わってきたので、良い補足になった。まさに美しい狂気を体現した傑作。>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

4.4

時は20世紀初頭、男女差別の激しかった黒人社会を巨匠スピルバーグが斬る。黒人女性に対する罵倒や性暴力に目を背けたくなるが、激動の時代の中、強く、そしてたくましく生きる彼女たちの姿に感銘を受けた。リメイ>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.6

良い意味で裏切られた展開に惹きつけられた。パワー型の彼、顔が大学の同期に似てる。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

2.9

齢6歳の少女が映画や自然を通して死という現実を目の当たりにしていく。伝えたいことはなんとなくわかるが、正直めちゃくちゃ難しかった。混沌とした世界で彼女の純粋な眼差しだけが唯一の救い。

落下の王国(2006年製作の映画)

3.8

自殺したい青年が少女と紡ぐ壮大なファンタジーを通して、生きることへの希望を取り戻していく。少女の腕の固定の仕方だけがずっと気になってた。

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.0

いつの時代にも同じ類の人権問題は存在する。部屋を開けるか開けまいか、ドア一枚の攻防戦が繰り広げられる83分間。次第に拍車を駆ける緊張感、こんなりやり方は間違ってる……葛藤する警察もいれば、意地でも捕え>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.8

男と男の友情を超えた物語。作中のダンスがキレキレで漫画かと思った。映画館で観なかった自分を責め立てたい。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.6

嘘みたいな本当の話、ヘレナボナムカーター1人3役やってた??

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的な展開に息をのむ。自殺した要因について、様々散りばめられていたが、あくまでも第三者の客観的な視点。真の理由は本人たちにしかわかり得ない。思春期特有の病、良薬はない。

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.8

誰しも天才に憧れ、嫉妬する、自分が努力してきた分野でなら尚更その想いは大きくなるはずだ。サリエリの感情を理解できてしまう自分が嫌いになった。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

女性版ジョンウィック。カタコト日本語の違和感を払拭させるほど、音と演出が最高。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.4

孵化した怪物より母親の方がカオスだった。
ポスターにもある仮面、結局なんだったんだよ。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.9

これぞ、ヨルゴスランティモスの哲学。未知への探究心、性への目覚め、人の残虐さ、数々の冒険を経て"生"の素晴らしさを知っていく世界。エマストーンの快演にあっぱれ。映画の域を超えた世界観に空腹も満たされる>>続きを読む

BLEACH(2018年製作の映画)

2.9

実写化が難しい作品のなかでは頑張った方だと思う。朽木白哉役が鼻につく。