toaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

ようやく観ました。
これもまた傑作で、昨日観た『2001年 宇宙の旅』との思想の違いがとても面白かった。
特に未知と喪失への感情的アプローチの差異、キューブリック監督は"afraid"で、ノーラン監督
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

傑作!
初めて観たとき色々新しくて衝撃的だったけど、今観ても本当に色褪せない。観返すことができてよかった。

60年代の作品とは思えないくらい映像美と音楽の質が高く、ここまで芸術的な宇宙の旅はほかにな
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

発想がなんともユニーク。思ってたのとは違ったけど、エド・シーランとリリー・ジェームスの可愛さを楽しんだ。
Beatles世代の方はもっと楽しめるだろうと思います。

数々の名曲のなか、個人的には退院祝
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

オアシスはボタン1つでどこへでも行けるVRゲームの世界。約20数年後が舞台?こんなふうになるのかな。

自分はゲームNG家庭育ち&持ち前の運動音痴で、マリカーですらヘッタクソ🤣 そんなだからか独特なC
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シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

3.3

スノーデンさんが(とりあえずは)無事に生きている事がなにより。作り次第でもっと英雄然とさせたり恐怖を煽ることも出来たと思うけど、あくまでも何が起きたのかを描いていて、いいドキュメンタリーだ。
彼の恐怖
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トトとふたりの姉(2014年製作の映画)

3.0

価値観は無限なので正しいとか間違いとかはあまり言いたくないんだけど、人が育つ環境として、これは間違いだと心が訴えている。

もがきながら生きる姉弟3人に訪れる負の連鎖。それでも、足掻くしかなくて、、ニ
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.0

シュワちゃんがスーパーマンすぎて笑った。
着地態勢どうなってるの?とか、フォンブース軽すぎじゃない?とか、突っ込み出したらキリがないw
あの筋肉はきっとチタン合金で出来てるんだ。

メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.3

いよいよ5/1に開催される絶妙なタイミングでBS放映って最高すぎる。
前にも観てるのに1週間前から録画予約して待ってました!わくわく!

この日のために数多の頭脳と手が加えられてて、全員がスポットライ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.2

ディザスターの大統領はモーガン・フリーマンに尽きますね!
ディアフター・トゥモローの大統領も良かったけど、安心感がやっぱり段違い。スピーチライターも超優秀。

久しぶりに観てみたら改めてよく出来ていた
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イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

3.3

得がたい友情のいいお話だった。
パブロ役はニュー・シネマ・パラダイスのアルフレド。土地柄もあってか、すこし似たノスタルジックさと泡沫を感じた。エンディングが沁みる。

ロケ地のカプリ島も美しくて、行っ
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.1

ピノッキオってこんなに教訓のある作品だったのか。
映像の質感と物悲しい音楽が互いを引き立てあっていて、終始撮り方も気になる世界観だった。
自分のことばかり考えていると大人にはなれないという台詞や、一方
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.2

これが実話という恐怖…
以前、知人の海上自衛官が日本行きのタンカーをソマリアの海賊から護衛する話をしていたけど、本当に現代の話なんだ。
こうして海賊の素性もみえるといろいろ考えてしまった。ムセは当時1
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.4

戦闘シーンや時化の海が大迫力、これIMAXで観たかったなー!
顔に潮風が当たってる気分になりそう。
船上の生活もおもしろくて、昼は船を修理したり技術を学んだり、夜はヴァイオリンを奏でたり皆で歌ったり。
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グリーンフィンガーズ(2000年製作の映画)

3.2

なんとびっくり実話。mark数が驚くほど少ないけど、このヘレン・ミレン枠はいろんな方にお薦めできます。

職業訓練所として機能する刑務所でガーデニングをすることになった囚人たちが、専門家の指導で本格的
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.1

アイリスさん、すっごく元気。
ファッションもインテリアも子どもも全てを手に入れることはできないからと、ちゃんと考えて選択を重ねてきて、機嫌よくいるための努力をしている人だった。カッコいい。

パートナ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

不思議なタイトルだなーと前から目に留まってたけどなんとなく先送りにしてて、もっと早く観ればよかった。

ギレンホールの演技がリアルで深い。この人やっぱりすごい。ナイトクローラーとはまた違った人間の深淵
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.0

最新の統計で人口が世界一になったインド。今は約14.3億、2050年には16億を超えるらしい。それだけの人の腹を満たすのは大変なことだ。
ナショジオ的な眼差しのドキュメンタリー。
泡がついたままの手で
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.7

すべてはここから始まった。

シリーズ完走して帰ってくると、冒険は冒険のままで終わるのがいいんだなぁとしみじみ。家に帰るまでが遠足。
音楽が最高。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

オールスター集結!往年の博士たちが体を張ってる。度々の間一髪シーンはアトラクションにしたら楽しそうだった。
メイジーとウー博士の話をもっと観たかったなぁ。B・D・ウォンはMr.Robotくらい暴れる役
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オリーブの樹は呼んでいる(2016年製作の映画)

3.5

またおじいちゃん映画の良作に出会ってしまった気がする。
代々のオリーブの樹を失って以来、魂が抜けてしまったおじいちゃんのために孫のアルマが奮闘する話。
ミクロな出来事に、地続きのヨーロッパの経済・教育
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ポネット(1996年製作の映画)

3.0

無邪気な子どもの、柔らかいところと痛いくらい鋭いところがしっかりと収められている。
ポネットのくしゃっとなる表情があまりにも自然で胸に迫ってくるので、自分がカメラマンだったら撮りながらきっと泣いてます
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これは、、すげーもんを観てしまった。ヘレン・ミレン枠でいつか観たかった作品なので贔屓目もあるかもしれないが、忘れられない作品になるはず。
下世話、いやもはや下劣なストーリーなので人には勧めづらいけど。
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.2

エンドロールが沁みる~。巨大なNYの街の映像と曲でいいもの観た感が増しちゃった。
皮肉屋な絵描きのモーガン・フリーマンと、ちょっとせっかちな元教師のダイアン・キートン、お互いを想い合って生きていたんだ
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

3.0

あの頃も今も、大切な人と大切な時を。

雨の雫、水たまりの美しさがCGでこんなに映えるなんて。街の色づきが綺麗だ。

最近観たショートフィルムの中でおすすめ。

彼女とTGV(2016年製作の映画)

3.0

ジェーン・バーキンの笑顔がかわいい。
絵本みたいな家に住み、毎日通り過ぎるTGVに旗を振るマダム。その日課から生まれるほっこりストーリー。

過去に生きるマダムをTGVだけが現代とつないでいるようだっ
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コン・エアー(1997年製作の映画)

3.0

ニコラス・ケイジの目がキラキラ、ジョン・キューザックは肌がツヤツヤ!
改めて観ると出演者がめっちゃ豪華だった。マルコヴィッチの統率力えぐいし、ブシェミ怖っ。
ド派手にやるぜーってセットは時代を感じるけ
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.7

よく眠れなかった朝でしたシリーズ。
彼に必要なものは、彼以外には見えていたのかな。
人生は長いから夢中になって過ぎる時間ばかりじゃない。言いようのない空洞にさいなまれた時は、歩いたり、映画を観たり、誰
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.0

音響がとってもいい。雨の音、バターを炒める音、卵をかき混ぜる音。 RY Xの曲がかかるタイミングも絶妙だった。
突き詰める仕事現場はどこも壮絶ね。

トニー、トニー、トニー、あったかすぎないか、友達に
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

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ギブアップです…わからん…。
表層はなぞれるけど思考や行動の原理がつかめなくてダメもとで2回、元になったという実際に起きた事件を調べてから3度目の正直で観たが…分からなすぎた。
『ブラザー・サン、シス
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.3

全員ほんもののギャングに見えたわ。デニーロとソルヴィノは佇まいからして震えるし、ジョー・ペシのキレた表情も恐ろしい。
そして今更ながらレイ・リオッタをちゃんと認識したんだけど、ファーストカットの立ち姿
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

今更ながら初鑑賞。
カルマだった。ゴッドファーザーやヒート等々、ギャング映画を観たあとの衝撃と余韻は決まってそう。言葉も行動も反社会性がありありとしていて、心底関わりたくない人たちなのに、彼らはどうし
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

3.0

宇宙飛行士というと、宇宙へのロマンや過酷な環境でのプロの仕事と活躍を期待しがちだけど、今作には地上の暮らしが描かれている。
母として父として、働く一人の人間としての、生活や心の動きをみる眼差し。
夢も
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アジャストメント(2011年製作の映画)

2.7

アイディアは面白そうなのにわりと小粒だった。ボーンシリーズの製作陣ってほんとにー?という感想。
原作の小説は面白いのかな。
マット・デイモンとエミリー・ブラントのコンビが良かったから、別の形でまた観た
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.9

んー、モモもんもビックリのnot for meだった、残念。タランティーノやガイ・リッチーっぽく感じる所もありつつ、あそこまで流暢じゃなくて、このガチャガチャ感が味なのかも?

世界観は出来上がってて
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.0

なんて可愛らしい。久しぶりに帰省した息子が教師だった父と母の思い出を辿る。

冒頭モノクロの寒々しい映像から、カラーのチャン・ツィイーが出てきた時の鮮やかさと言ったら…!すぐ近くにいるのに近づけないも
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抜き射ち二挺拳銃(1952年製作の映画)

3.0

勧善懲悪のコテコテ西部劇かと思ってたら結構おもしろかった。
犯罪者も追跡もいろいろ雑な力業ではあるんだけど、ミステリーやバディ要素もあって、77分という展開の早さがよかったのかな。

ルーク役のオーデ
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