toaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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FASTEST(2011年製作の映画)

3.4

シンプルに好み!
レーサー達の熱量に感化される。手始めにバイクじゃなくて「モーターサイクル」って呼びたくなった。

F1と同じく、排気量規制の影響は如実のようで。環境問題とかいろいろあるけど、あのエキ
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

2.8

ディザスタームービーは紙一重だなー。観てきた作品と好みで評価が分かれそう。
これ系ではお馴染みのエメリッヒ監督作に出てくる変人キャラが好きな自分としてはそのへんが物足りなかった。
スコット・グレンのお
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.4

今更ですが初。相当前の作品なのに今も笑えるってすごい。スマイルがこの作品の曲ってことも知らなかった。

昔のミッキーマウスのアニメーションに近い感覚というか、軽快で飽きずに観れて、話はシニカルな大人の
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.0

幾つになっても親友な3人組。
ライフステージを重ねてどんな立場になっても、その時々の等身大の悩みや本音を打ち明けられる関係っていいなぁ。
いろんな映画でスマートクライムをこなしている主演3人だから強盗
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなに素直に復帰できる人いるんだろうか。
序盤パトカーで眠れることからして、ジェームスの逞しさが尋常じゃない気がした。道中があまりに長かったり、泣いて疲れたのかもしれないけど、自分なら何が起きたのか
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.0

ジェラルド・バトラー出てこなくない?と観てたら違う映画じゃん!エンド・オブ・ホワイトハウスの間違いだった…!自分っ!

まあでもアクションも特撮も迫力があってそんなに悪くなかった。娘さん役の泣き顔も迫
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.3

主演男優賞を総嘗の名演ってすさまじいですね。ゲイリー・オールドマンの素顔を忘れるくらいチャーチルでした。どれだけの時間を役作りに費やしたのだろう。

『ダンケルク』や『英国王のスピーチ』の後で観る舞台
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.1

想像の倍はグロくて、それでいて物凄くピュア。お伽話は本当は怖いって地でいくような物語だった。新感覚ファンタジー。
アングラなナイトクラブと人魚を組み合わせるってよく考えたなぁ。おぞましくも幻想的な存在
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.2

かなり久々で2と3の順を記憶違いしてた。
教官として現場復帰というプロット、MIもそうだったのか。マーヴェリックにも引き継がれてるあたり改めて観ると気づくメタ。

今作はなんといっても、ベンジー!!映
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.2

新作に向けての復習。外さない見せ場にハラハラ!前作に比べるとアクションに全振りで、イーサン・ハントが超人になった。
敵陣の忠実な部下ってポジションが好き。

コロナを経て思うのは、生物兵器の脅威の重さ
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.1

ここ1週間ほど花や天気が日に日に変わっていくのを目の当たりにして、春は自然もいそがしいんだなーと思い、なんとなくチョイス。
NHK BSの番組みたい。
四季の折を衣食住にアウトプットする手技の数に驚い
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.5

さんざんアクションやサスペンス映画を観ているのに、ボクシングって苦手で、どうしても痛いのを観てられないんです。対戦シーンは半ば目を覆いながら…うぅ、痛いぃ。

家族が酷すぎる。チャンピオンも酷すぎる。
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.2

また会えたね。前2作の懐かしい顔ぶれが見れて思わず笑顔に。
映画なのか現実なのか不思議な没入感があって、観てるこちらにもオリーブの香りが漂ってきそうだった。

前作に続いて質問する姿勢がとってもすごい
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.0

「図書館はただの書庫ではない。多くの人は図書館の進化に気づいていない」建築家フランシーヌ・ホウベンの言葉、自分にも刺さった。
知恵の泉として本があるだけの場所じゃないんだ。

膨大な蔵書を誇るニューヨ
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.5

久しぶりに金ローで。はみ出し者がヒーローになる王道に良いエンタメ。
エンディングが最高すぎて、もはやエアロ・スミスの名曲を聞くために観ている気分になるし、曲を聴いただけでシーンがリフレインするくらい一
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アイランド(2005年製作の映画)

2.7

初見とおもったら観たことあった。
キャスティングが良くて、全員画一的な白いスーツなのに主演2人が一際光ってみえる。
ただこの手のSFは既視感ありまくりでどうしても読めちゃう。設定を活かしきれず、後半は
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.3

なかなか刺激的な映画だった。
大富豪の思い付きで映画を撮ることになった個性派な監督と俳優たちのお話。誰も彼もクセが強いっていうか、クセしかないw
人を選ぶだろうけど自分は好き。
なんのこっちゃ分からな
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めまい(1958年製作の映画)

3.3

ずっと小さな不協和音を聞いているような居心地が悪いタイプのサスペンス。これまで観た監督の作品の中では一番哲学的な余韻があった。

劇中はなぜか目よりも不思議と耳に視線がいって、自分って実は耳フェチ?と
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オープニングからの落差がジェットコースター級。
蓋を開けるといろいろ見えてくる。フロリダには行ったことないけど、登場する人々はドキュメンタリーみたいに生々しく感じた。
美しく整備されたテーマパークの裏
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.0

眼福。スタイル抜群の2人、ファッションも洒落てて絵になる。
スカッと爽快なクライムムービーというより、思いの外アナログでソフトな詐欺師ニッキー(メロー)たちのお話だった。人心を掴むのに長けてるのは、弱
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

久しぶりの鑑賞。プラハの街を舞台にして、往年の007のようなスパイの駆け引きが楽しい。
みんな若ーい。
約30年も前なのに、アクションシーンが見劣りしないのが凄い。というか、トム・クルーズはむしろ今の
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ディオールと私(2014年製作の映画)

3.5

刺激をもらえる。野心≒モード。誰かに勝つとか、打ち負かすとかじゃなくて、自己革新を続けたいという野心。

己の仕事に誠実に、直向きに働く人が好きだ。天上人のようなメゾンの世界を垣間見て、やっぱり働くこ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.1

あまりにも有名なラストシーンが観れて満足。
こういう話だったのか。予想よりもクライドは優男風だし、ボニーもそこまで奇抜ではなかった。場当たり的で、悪ノリを重ねてしまった、非凡に憧れた普通の犯罪者だった
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

楽しみにしていた映画、観てきました!
良かった〜。人間のあたたかさ。
どんな人との交流でも、この人は味方になってくれそうと思わせる愛嬌度胸が大切なんだって、彼らに教わることは沢山ある。

さすがのハリ
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(1963年製作の映画)

3.0

今更ながら初鑑賞シリーズ。
鳥を怖いと思ったのは初めて。後半の暗くなった空はとにかく不気味だった。でも鳥以上に、怯えるメラニーの表情が恐怖を煽ってくる。

ヒッチコック監督の名作、いくつか観たけど、個
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.5

すごく面白い!
まず設定が面白いし、近未来な世界観の演出、人間ドラマ、ミステリー、どれも難しすぎずバランスが絶妙で2時間があっという間だった。
ブレード・ランナー2049を観た後みたいに、生命の根源的
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

2.8

なんだこれ、何言っているのか全然わかんないw
役者も監督もみんなラリって撮影してるの? 明らかに尋常じゃない動き、前後不覚な幻想、モンスター、本当にあんなふうに見えるのかな。

調べるとリアリーという
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.0

映像は大迫力。夥しい数の砲弾銃弾、火薬と砂で真っ黒になった兵士たちはまさに戦争映画。現代戦争にも騎馬隊は機能するのだと知れた。
作品としては選挙キャンペーンっぽさが否めなくて、ジャーヘッドやブラックホ
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

いいジュブナイル作品だった。テンポよく分かりやすく爽快で、ヘイリー・スタインフェルドがキュート!
チャーリーとビーの抱擁はラピュタのシータとロボット兵に通じるものがある。

一つだけ個人的にどうしても
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.0

初めまして、サイレント映画。
設定はライムライトがちらつくけど、徹底して声のない演出は新しくて勉強になった。声がなくても伝わる演出の手法ってたくさんあるんだな〜。
観客が頻繁に拍手するのね。なるほど、
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.0

ジュリア・ロバーツの笑顔は周りを明るくするな〜。彼女の表情とファッションが素敵だった。

支配人さんが良い人だったけど、お話そのものはあんまり乗れず。この手のシンデレラストーリーは今どうなんだろ?

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.1

友だちのうちはどこ?に続く2作目。まさにタイトルどおり、生きる人たちを見る人。
コケルの村って本当に田舎なんだな。
半年経っても進まない道路工事も会話もそのまま映してますって感じで。見る人の気持ち次第
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

今更ながら初鑑賞。
面白かった〜!古典すぎて先は読めてしまう。でも不穏な音楽や不気味な小物を使った演出が凄くて、いろんな作品の布石になっていることがよく分かった。

個人的にサイコパスといえばレクター
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裏窓(1954年製作の映画)

3.1

今更ながら初鑑賞。
サスペンスとしてのハラハラ感はさほどだった。
ワンシチュエーション、主観のコマ割り、明かされない結末は、当時には新しい演出だったんだろうか。

有名なグレース・ケリーを拝めて満足、
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

偏屈なジェシカ・タンディと温厚なモーガン・フリーマン、これでいい話にならないはずがない。
自己アピールで豚レスリングの話をするのはどうかと思ったけど、息子さんの見立ては間違ってなかったね。
初めてモビ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

むごい。なぜキャシーはここまで追い詰められたのか。どこからが加害者なのか。罪の意識とは…。ぐるぐる考えてしまう作品だった。
自分の身に起きたことでないからこそ、死者は答えをくれないからこそ、許せないの
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