灯火さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

灯火

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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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でた、インキャ妄想劇!こんな女の子はいません残念。

おと・な・り(2009年製作の映画)

4.4

これも「風」ですね。わたしはこういう引きの強さが昔からある。
まさにアパートに対して抱く憧れってこれですよね。そんな幻想が詰め込まれていますね。こんなことはなかなかないんですが。まあないから憧れなんで
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彼のオートバイ、彼女の島(1986年製作の映画)

4.0

夏とは心の状態。そうかお前らはどこへでも行けるんだなあと目を細めてしまう。ある夏と夏の間にだけ存在した彼女に想いを馳せる。わたしの夏にも風は吹くだろうか。
こういう映画を見ていると、なんだか映画を見て
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

嫌な気まずさが多かったな。この気まずさを俯瞰して笑って楽しめるといいんだけど、会話できないやつ苦手なんだよなとか思った。
イギーポップのところの気まずさはよかった。彼には相手を受け入れられる懐の深さが
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.9

官能的で観念的な映画だな。演劇的な技法が上手く映画で生きていて、そこら辺が見ていてとても面白かった。全体的に意味わからんがそれでも見てられる映像ってあるわよね。冒頭の入り方は結構好きだな!

廃市(1984年製作の映画)

4.2

静止画から静止画へ移行するということを意識してるなと思って、そういう意味で写真ぽいなと思った。
旅情わかりて過ぎてハマった。多分全然違うんだろうけど柳川行きたい。でもそういう空気感の作り込みができてる
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

今の僕にとってはわざわざ映画を通して言われることでもない気がしたぜ〜

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

女の子のシーンが、ドラマ性の為に足されたシーンのように見えてしまったが、サインの鯨!!!のシーンはとても良かった。女は待ってはくれないから。無常なのは好きである。
また、先輩と後輩、師匠と弟子という関
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.9

なんだか最近エドガーライトも描いていたようなエンターテインメントの世界。
ポールウィリアムズの音楽とデパルマの演出がとにかくよい。
この人の作品も見たら映画が大好きなのが伝わってくる、そういう熱量があ
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

3.7

シュールすぎるかな
淡々と進んでいく映画は心が洗われる感じがする

花様年華(2000年製作の映画)

3.9

色と光、構図がよいっていう
顔を見せない会話はグッときた
うまいなぁって思っちゃう映画、俯瞰して観てしまう

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.4

他人事じゃなさすぎてめちゃくちゃ疲弊したし落ち込んだ
すごい映画だと思った
さようならドラえもんの時ののび太を思い出した

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.2

物語はサスペンスなんだけど、カメラはそんなことには興味を示していないような、そんなズレた素振りがクールだと思った

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.9

久しぶりにこんな素敵な映画を観たよ。
最高だね。
映画が大好きになって夢中で観漁ってた頃を思い出したよ。

ごめん(2002年製作の映画)

3.7

カメラ使うの上手くて素敵だった
キャラクターのせいなのか大阪のせいなのか共感できないとこもあったかな
従姉妹のことを思い出したな

海街diary(2015年製作の映画)

3.9

何回観ても良い
鎌倉、僕の存在しない思い出
空気感を捉えるのがうまい映画

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.0

香川県高松市庵治町
前半が至高
案外蹴りをつけてくれてよかった
普通に抜け出せなくなるところだった
あぶないあぶない

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

役者の言葉の置き方が独特で、役者が器としてだけ存在するような、ホロウな感じがとても強いんだけど、物語が進むにつれて緊張がほぐれていき、関係性が浮かび上がってくる。気がついたら寧ろそのホロウさに助けられ>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1

60年代ソーホーに突入するシーンの音響設計とパルプフィクション並みのダンスシーンにしびれた
こういう内容をあくまで自分のポップさを突き通して表現できるのがよいと思う

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.6

小さな変化の積み重ねが、いつか振り返ってみれば大きなすれ違いになっていたりする。そうやって変わっていくように見える部分がある一方で、お互い見えていなかったけど実は変わらず芯に持ち続けていた部分が確かに>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

ポンコツ無能車大好き
ほどよく笑えてよい
笑っていいのかわからんけどdivorce bankrupt suicide が一番ウケた

スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ好き
信頼できる関係ってなんだろうねという話を友達とした

12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.1

完全にラ・ジュテだね
長編版のラ・ジュテとして十分に楽しめるものの、ラ・ジュテ過ぎてオチの意外性はもちろんないね

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

なんなんだろうこの20世紀末感。この頃の日本のアニメーション作品のみならず、13Fとかマトリックスとかにも通じるものを感じる。思考実験としてはそんなに深いものではないとは思うかな。問題提起としてはめち>>続きを読む