LEGIONさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.0

ある一家が家族の仲を深め楽しい思い出を作るため車で旅行しようとする物語。家族4人がそれぞれ違う部分でズレているからボケとツッコミのやりとりに飽きることなく楽しめた。目的までのドライブ中に見舞われるトラ>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

2.5

奇抜な世界観や設定は新鮮味があったが、物語自体はそこまで面白いものになっているようには感じなかった。
母娘の関係性など人間ドラマが薄い分、ユーモア溢れる派手なアクションが印象に残りやすい。銃撃戦や格闘
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

バレエの道を断たれた女性が母親の治療継続の為に国家の諜報機関のスパイとして任務を遂行する姿を描いたサスペンス作品。主人公が段々と感情を殺し、スパイとして完成されていく過程が印象的だった。
主人公は身体
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.0

犯人に凶悪性があることによって交渉していく展開は緊張感があったが、警部補である主人公と犯人のやり取りには攻防戦や知能戦らしき要素が見られず、主人公の交渉というより犯人の要望によって物語が展開していくた>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.7

体験入学したエリート学校で次々と起こる事件を解決しようとするしんちゃんと仲間たちの姿を描いた作品。たとえ効率的なものでなかったとしても、その人にとって重要な思い出やかけがえのない時間となれば無駄なもの>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

スパイ組織”キングスマン”創設に至るまでを描いたシリーズ第3作。第一次世界大戦期という過去を舞台としてキングスマンシリーズの醍醐味でもある新鮮味あふれる戦闘や武器は用いられず、コメディ要素もあまり含ま>>続きを読む

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

3.7

思いがけず再開した男女が初めて出会った10年前の旧正月前から現在に至るまでを思い出していくラブストーリー。恋愛という枠には収まりきらないような愛が主人公2人や父親との関係性から伝わってくるものになって>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.0

無理やり落書きさせようと進撃してきたラクガキングダムの軍隊から春日部を守ろうとしんちゃんたちが立ち上がる物語。主人公たちの年頃に連想されやすい”落書き”がテーマとなっていて、その行為に対してあまり良い>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.7

全寮制の進学校に赴任してきた教師とその教えを受けて成長していく生徒たちの姿を描いたヒューマンドラマ。詩を用いて自分で考えることの重要性や人生の潜在的可能性を示していく教師の言葉とそれに影響されて生徒た>>続きを読む

パイプライン(2021年製作の映画)

2.5

盗油界の凄腕穿孔技術者が仲間と共に大きな盗油計画を実行する物語。クライム、コメディ、アクションなど多くの要素は詰め込まれているが、相乗して面白さが増すような組み合わさり方はしていなかったため、少し残念>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.7

14世紀のフランスを舞台に妻を強姦されたとしてかつて友人同士だった騎士が決闘裁判をする物語。出来事自体は特別面白くもなく、簡潔に説明できてしまうものだが、作品の構成力と演出力によって見応えのある作品に>>続きを読む

理想の男になる方法(2018年製作の映画)

3.0

一目惚れした彼女を振り向かせるために何度も出会った日をやり直す主人公の奮闘を描いたラブコメディ。タイムリープのジャンルとしては物語の展開にあまり新鮮味を感じなかったが、愛という目に見えないものがどうい>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

この作品のコメディ要素は良い意味でくだらないけれど、それに対して物語の展開や描かれているテーマがしっかりしていた。コメディの内容に準じた物語になっていない点でこの作品は他のコメディ作品とは異質なものだ>>続きを読む

二つの光(2017年製作の映画)

3.5

視覚に障がいを抱える人たちの交流と恋模様を描いたヒューマンドラマ。約30分という短い尺で、物語としても起承転結がまとまっていないながらも見応えのある作品だった。
目で見えなくてもその他の五感や心で見え
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余命10年(2022年製作の映画)

3.0

余命10年を宣告された女性と同窓会で出会った男性が共に人生と向き合っていく物語。タイトルにもある通り、想定通りの内容だったが、飽きることなく後半にかけて感動しやすい作品だった。周りの登場人物の温かさも>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.0

70年代のメキシコを舞台にある一家とその家政婦の姿を描いたヒューマンドラマ。物語として展開はしっかりあり、辛さを感じさせるものにもなっていて、劇的に見せない演出がなされていることで主人公たちの日常の延>>続きを読む

恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

3.0

恋愛が思うようにいかない女性とコラムのネタを探す男性がマッチングアプリで出会い、恋愛とは言い難いような関係性を続けていく物語。変にカッコつけたり、可愛らしくしたりと気張る必要がないことで自然体で接する>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

独身の主人公が妹からのお願いで甥の面倒を数日間見ることになる物語。主人公が妹の息子を世話していく過程や全米の子供達へのインタビュー内容を見ていると大人の子供に対しての認識に現実との差異があるように感じ>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

2.5

住んでいる町に不快感を覚え、一掃したいというぼんやりとした考えは理解できたが、主人公の言動の意図をほとんど汲み取れなかったため少し見づらかった。
精神的な障害を抱えているのだろうが、主人公の視点は他者
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.7

筋ジストロフィーの青年と辛い過去を抱える介護士が行先で出会う仲間と共に旅をしていく物語。介護士と患者の関係性において超えてはいけない一線があるのかもしれないが、互いの弱さを知り、前に進むための意思をも>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

工場で働く主人公を抹殺するために未来からやってきたターミネーターと守るためにやってきた強化型兵士の戦いを描いた作品。人気シリーズの続編ではあったが、主軸となる物語は過去作とほぼ同じで良く言えば過去作を>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

名探偵ポアロが新婚旅行中の夫婦からの依頼でクルーズ船内で次々と起こる事件に挑む物語。トリック自体は目を惹かれるものでなかったが、クルーズ中に連続して起こる事件と次々と浮かび上がる動機によって謎が深まっ>>続きを読む

ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.5

人気インフルエンサーの女子高生が友人との賭けで”負け犬”の男子をプロムキングにしようとする青春映画。元から顔が整っていて、コミュニケーションにも然程問題ない男子であるから彼が返信していく過程は見違える>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

パキスタンからインドに迷い込んでしまった無口な少女を正直ものの主人公が家族の元へ送り届けようとする物語。コメディや恋愛、アクションなど多くのジャンルを含んでいるロードムービーだったが、どの要素も雑にな>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

人よりワンテンポ早い女性が気付かぬうちに過ぎ去ったバレンタイン(七夕情人節)に何があったのかを調べようとする恋愛作品。登場人物が行なっていることを俯瞰して見たらストーカーじみていて気持ち悪く、物語の設>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.5

田舎で暮らす主人公の元に息子がやってきて、彼らがその村の森で立て続けに起こる不可解な事件に巻き込まれていく物語。“それ”がもう少しリアルな描写に馴染んでいるものだったらそれなりに怖さを感じられたような>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

見世物小屋で働き、読心術を学んだ主人公が独立してショービジネスを成功させようとする物語。主人公らが行っていることは超能力でない以上、そのショーは相手を騙すということであるため、バレるかバレないかの緊張>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7

アメフト部補欠の男子からのお願いで、ある女子への手紙の代筆をすることになった主人公を描いたラブストーリー。作中では哲学者が語る愛の引用や様々な映画のラブシーンが映されていて、理性的に捉えられるだけのも>>続きを読む

7つの贈り物(2008年製作の映画)

2.5

自分の心が汚れているからかもしれないが、主人公の計らいは自己犠牲による自己満足にしか見えなかったためあまり感動はできなかった。人間は誰かの代わりになることはできないからこそ主人公の行動を作品全体として>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.0

友人の結婚式の余興のために再開した高校時代の仲間たちが思い出を振り返っていく物語。何気ない会話の応酬だが、それに心地よさを感じる。主人公たちのやっていることが全く面白いと思わなかったが、作中で周囲の人>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

英国出身の裁断師が営むテーラーショップに、マフィアの顧客が訪れることで巻き起こる緊迫した出来事を描いた作品。紳士という言葉が相応しいほどの落ち着きと丁重さが主人公の振る舞いには感じられ、50年代の設定>>続きを読む

ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.5

ホームパーティからの帰りで事故に遭い、目が覚めるとその日の朝になっていた少女がループから抜け出そうとする物語。何でもないような一日一日を価値あるものにするというタイムリープのジャンルとして描かれている>>続きを読む

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.5

姉の事故死で心を閉ざした少女とそんな彼女を元気づけようとする少年を描いた作品。自分を見失ったり、ぶつけどころが分からない感情を抱いたことがあるからこそ主人公に感情移入しやすかったが、物語の流れを踏まえ>>続きを読む

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

3.5

かつての人気アイドルで現在は落ちぶれてしまった主人公と自閉症の少年がギグをしようとする物語。シンセサイザーの音が古めかしさを演出していながら少年のリズムの取り方によって変化が生まれていく音楽の魅せ方は>>続きを読む

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.0

物理学者である青年が原子核爆弾の開発に注力する姿を描いたヒューマンドラマ。戦争下を舞台として戦争の直接的な描写があるわけではないが、登場人物たちがどれほどの精神をすり減らして現実と向き合っているのかが>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

小説家の主人公とその表紙のモデルが失われた古代都市を求めて冒険する物語。コメディ色がかなり強いアドベンチャー作品で、冒険モノ特有の緊張感はあまり感じなかったが、コメディの部分ではかなり楽しめた。会話で>>続きを読む