愛のある映画さんの映画レビュー・感想・評価

愛のある映画

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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

4.0

ファンサービスてんこ盛りってんじゃなく、賛否別れるシナリオや演出があるっていうのは、ファイズの世界を20年放っといたらこうなってましたって世界観に誠実な感じがして、むしろすごく良い印象を受けました。>>続きを読む

SAND LAND(2023年製作の映画)

4.2

エンディングで多幸感がピークに達するの本当にワクワクして、みんな好きーッ!!ってなった
とにかく最強にハッピーエンド!
無印ドラゴンボール時代の懐かしいロードムービー感いいなあ、、
ほとんど初見のキャ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.6

いやあー、ひっくり返った。
あー、びっくりした。

ストーリーや演出もエンタメ然としていて、全編通して活劇!!ってな感じでまあ楽しかった(感嘆)。
とりわけ劇伴なんか往年のヒーロー映画みたいな堂々たる
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.1

仮面ライダー、大好き。

初回鑑賞、思い出補正無しでは映画として正直キツいと思いました。
2回目鑑賞、なんだかんだどこも愛せてしまう。

何が起こっているか、何をしたいのかが分かってきてからが勝負の本
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.3

普通の青春も普通の卒業も無くて、一人ひとりにドラマがある。

とにかく全てが尊い時間。

心から、この映画が終わらなければ良いのに、と思った。

この映画も現実みたいに、人生で一度きりしか経験できない
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

うーーーーーーーん。
これは『カーン・ダイナスティ』への逆張り、、なのか、、

以下ネタバレです。




・カーンのキャラクター性、大物感にみんなで寄りかかっちゃうアントマン一行。
・カーンさん、映
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

※微ネタバレです↓


個人的MCU史上最高の完璧なラスト!!
そしてRihannaのLift Me Upにのせてエンドロールへ。
とてつもないカタルシス。。
Letitia Wrightに心からの大
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.9

めちゃめちゃ良かったです。
が、気になった部分もいくらかあったので、以下少し批判的なレビューになります。
また、前作『〜ブロリー』との比較はできないので、しません。

本筋はZセル編のセルフオマージュ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

浪漫、浪漫、浪漫。
ファンによるファンのための究極のファンムービー。
超王道を地で行くベーシックストーリーに、作品への愛と自信をひしひしと感じます。

シン・ゴジラでは政府機能の遅さからくる無能感がひ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

サム・ライミはもう、ヒーローがかっこよく駆けつけるシークエンスを心得ていますね。

シュマゴラス戦なんてほとんどスパイダーマン2のドックオク戦でしたし、何よりダニー・エルフマン劇伴のブルース・キャンベ
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バブル(2022年製作の映画)

3.9

個人的にはすごく好きでした。

一方で、ストーリーの整合性とか肝心の部分が欠けているとか、映画の基本が成っていないのでよくわからないしつまらない、という多くのご感想も頷けます。

ただ筆者が思うのは、
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

うーん、パッとしないです。

登場人物多すぎやること多すぎ起こること多すぎで終始煩雑な印象でした。

グリンデルバルドにはヴォルデモート以上の激ヤバラスボス感を期待していて、もっと言えば、杖振り回して
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

今日、母親像の暴走や狂気というのは、ひとつのカテゴリーとして確立されつつあります。『ミザリー』とか『ユージュアル・ネイバー』とか、女性をして恐怖を生起せしむる作品というのは結構ひしめき合っている印象で>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『アベンジャーズ IW』みたく、2部作のこちらは主にヴィランである"縁"が主役のよう。
腹の底に熱した鉛をずずずっと押し込まれるような、原作再現度も共感度も抜群の縁像がそこに存じており、これはかなり手
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

久しぶり(ほんとに)の試写会にお呼びいただき鑑賞ーー。
ガイ・リッチー節です。
つまるところ『ロック・ストック〜』の子どもが『スナッチ』なら、本作『ジェントルメン』は歳の離れた弟にあたるといえようか。
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

4.5

はみ出し者3人による青春群像劇。
違うな。

主人公は3人。
誰にも言えない過去を秘める16歳、アイデンティティーを邁進する16歳、そして環境に陰鬱とする16歳。物語はそれぞれの視点で進行していく。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

スリラーとブラックユーモアで構成されたラブファンタジー。別に冗談でもなければ過言でもない。
Filmarksさんにお声がけいただき試写にて鑑賞。
今をときめくフローレンス・ピューによる喪失、崩壊、そし
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.3

いやあ、、
「フォースの覚醒」公開時にジョージ・ルーカスが放った、「我が子を奴隷業者にーー」が回り回ってようやくEP9でよく分かった気がした。
「ジェダイの帰還」で見事に着地して眠りについたサーガを、
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

Filmarksさんに呼んでいただき、試写会で。なんと今回は27倍?を勝ち抜いたそう。注目度が窺える一方で、当然期待値も爆上がりの「ジョジョ・ラビット」。
まったく新しい戦争映画!
史実を背景に、完全
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.1

いつ、湖畔から山道を抜けて辿り着くオーバールックホテルのシークエンスが観れるのかと謎の期待を抱いていたが、まあ鳥肌モノのオマージュ、再演の数々。
しっかり怖かったし、シャイニングの諸側面、さらには世界
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

4.6

こんなに映画で泣いたのはいつぶりだろう。そして、これほどに美しいラブストーリーを知らない。しかし、ただただ形容し難い。
タイムリープものにおいては定石というか、なんとなくこうなりそうだな、といった予測
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.7

アクションとVFXは群を抜いた。T1,T2を現代のVFXでリメイクしたらとんでもない映像革命起きそう。音楽もよかった。映像は終始明るすぎてシリアスさを欠いた印象で少し残念。
問題は煽り文句にあった。「
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1

Filmarksさんに、シアターギルドでの特殊上映会に呼んでいただき、まさかの約1年越しでの試写としての鑑賞を経たため、ここに改めて投稿する。
そう。昨年の11月、Filmarksさんにスニークプレビ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

人々は、社会的な日々の営みの中に口を合わせたかのように一定したいくつかの線を、常に側において生きている。線は引いておくもので、その内側に留まることこそ社会性であるということを、我々は知っている。そして>>続きを読む

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.6

The Riverさんから、大絶叫イベントに呼んでいただきました。
国内初、ホラー作品の4DX with ScreenX上映ということで、大変光栄な機会でした。
その没入感たるや。神経の太さに定評のあ
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

小さい頃から何度も観ている作品なので、新たに思うことも特に無いです。しかし一方で、毎度変わらず思うことといえば
かっけぇ、、
これに尽きます。
自分にとってのマトリックスに関する印象はこの辺にしておい
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.8

何も考えずに見られる映画を探して行き着いた。エンドロールまで含めて全編ハッピーでリラックスして楽しめた。エンドロールで急激なインドムービー色。あのラストの主人公の頭の中はきっとあんな感じなんだろうな笑>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

次作で監督引退宣言を公式にしているタランティーノ監督、今回はレオ様×ブラピ×マーゴット・ロビーをセンターに置いて、一体どんな化学反応を、、と思っていたら、あれれれれ?「パルプ・フィクション」や「ナチュ>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.0

全編余すことなくティルダ・スウィントン。
演出は終始不気味なのに音楽はほぼ常にポップスでより異質な雰囲気。あんなに無意味なLast Christmasがかつてあっただろうか。さらに全編を彩るのが多様な
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.0

こういう終始落ち着いた世界観の映画好き。ラストシーンがものすごく良い。じんわりと、その涙が行き着く先を探すような。
そして何より観やすい長さ。内容の濃さ的にも短編映画のような仕上がりで、古臭さ全開の(
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

ストーリーテリングが新鮮で斬新で驚きに満ちていて見応えがあった!!やっぱりAoUのアレは伏線だったのか!が、ヒーロー映画としては邪道すぎて興奮はしなかったのが残念。カラクリに力入れすぎてスパイディを応>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

足りない!足りないよ!もっともっと観ていたかったし必要だったよ!ダークフェニックスの圧倒的パワーはぜひとも二部作くらいで制作してもらって練りまくった脚本を魅せてほしかった、、、
ただ、やはり圧巻だった
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.6

んー、なんとも。MIBではない。笑
これもMIBと言ってしまえば事実上はもちろんそうなのだが、オリジナル3部作のトミーリージョーンズ&ウィルスミスというW主演の見たらわかる先輩後輩感が今作では全く無く
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.8

「日本よ、これが映画だ。」なんてチープなキャッチで始まったアベンジャーズシリーズがこれほどに壮大なワールドを見せるなんて、当時の誰が想像しただろうか。
最高だ。至高だ。ソーサラースプリームだ。インフィ
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