このレビューはネタバレを含みます
その男にとっては生きたくても生きられない世の中だということ。
周りの人たちに支えられながら、この社会で生き抜くことを決意し、でもそれが故に抱え増幅していくストレスが結局彼をああいう結末に…。
一度ド>>続きを読む
豪華キャスティングによるコメディ要素の強いギャング群像劇。
いつもの体を張ったアクション抜きでもこんな感じのジェイソン・ステイサムはやっぱカッコ良い。存在感あるわー。
デルトロは出番思ってたより全然少>>続きを読む
スターリンの死後に権力争奪戦が繰り広げられる、皮肉たっぷりなブラックコメディ。
ロシアでは公開直前に上映中止になったという問題作。
それぞれの思惑が交錯して終始バタついてる感じが観ていて笑えて、協奏曲>>続きを読む
意気揚々と警察として活躍を期する主人公セルピコ。ところが、汚職塗れの組織と対峙し、苦悶し、でもその環境に流されることなくただひたすらに正義を貫き立ち向かう。これはニューヨークの当時に蔓延していた実際の>>続きを読む
これはホラーサスペンスだって言われてるけど、サイコスリラーじゃない?
ん〜カテゴライズが微妙だけどそれだけ斬新な作品。
アメリカに蔓延る人種差別をこういうジャンルの映画に落とし込むのもこれまであまりな>>続きを読む
アメリカ合衆国において一番人口が少ないとされるワイオミング州の実話に基づく話。
過去に先住民族(現在インディアンは禁句なのかな…)が出てくると撃退されるという、いわば〝悪” としての存在を成してきたも>>続きを読む
ハーレイ・クインのイメージが色濃いマーゴット・ロビーだけれど、この作品に対する役づくりが凄くそれに尽きる。
三ヶ月みっちりスケート詰めでハードな練習をこなしたそうで、トリプルアクセルや難儀なところだけ>>続きを読む
差し支えない程度のネタバレ無しレビューです。
まず、自分的にはホアキンの主演男優賞は確定。圧巻としか言いようがない。
この作品はピンで観ても十分楽しめるのだけど、ダークナイトを観ておくと、さらにこ>>続きを読む
ばんばん人は死ぬわ、頭の皮をナイフで剥ぎ取るわで、タランティーノ節全開のホロコースト時代を舞台とした話。
冒頭から頭のキレるランダが終盤に及ぶまで存在感を発揮し続けながら、最後にひっくり返される展開が>>続きを読む
超現代的!めちゃめちゃネットやらSNSやらを駆使しまくるやん。
そしてPC画面がこの映画の尺の大部分を占めていて撮り方が画期的。そうすることによって、会話中にかかってくる着信やテキストメッセージなどを>>続きを読む
ジョン・コーフィはずっと孤独だったんだね。
こんなにも優しくて温かい人が、何で死ななきゃいけないのか。何で死を望まなきゃいけないのか。きっと、周りの愛を受けていれば、人生の楽しさや生きる喜びを知れたん>>続きを読む
生まれつき背負ってきた社会的なハンディキャップをひっくり返す主人公ヴィンセントの熱い人生の物語。
メッセージ性も感じるし凄く良い話、、、なのだけれども、遺伝子操作だの序盤からちょっと苦手な空気が漂って>>続きを読む
王道を極めて卓越したシナリオに満足感!
アンソニー・ホプキンスの随所に魅せる迫力が堪らなく凄い。なんだあの存在感は。
警官が吊るされるところは、効果的な音楽も相まってもはや芸術のような光景。
終盤の暗>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人名を変えただけで、実話を忠実に映画化された作品。
と思いきや、実はフィクションらしい。そんなブラフによって、この映画に対する観客の意識や見方を冒頭から導かれていたのかぁ。
コーエン監督作で最大の成>>続きを読む
中年のおっさんたちのこういうサクセスストーリーみたいなのもいいなー。アホらしくて笑えるし、頑張ってる姿が微笑ましいし、一つのことを成し遂げるために仲間全員で励まし合って乗り越えようとする姿には胸を打た>>続きを読む
気になってたし試しに観てみるか、くらいの感じだったのに、思ったより観終わった後の満足感があった。
主人公の女の子を中心とした思春期の男女の、ドラッグやセックスを通した群像劇かなーと思って観てたら…。>>続きを読む
人種差別や偏見、格差など、それぞれの登場人物たちのエピソードが紡がれて、緻密で繊細に絡み合うストーリーが実に秀逸だなーと。小さな綻びから生まれて増幅する悲劇は観ていて痛切。
ほんと良くできている。
印>>続きを読む
CGの技術は近年ホントに進歩したなぁと改めて感嘆する。
大自然の風景や、動物たちの挙動がめっちゃリアル。おかげで虫が湧くとこなんかはちょっと気持ち悪くてうわ…ってなる。
ムサファが死ぬシーンは、昔めっ>>続きを読む
前作よりもパワーアップしている。
スリリングな展開は冒頭から始まり、終盤も笑いを散りばめながら手に汗握るアクション。
終始ショーテイ少年が活躍してる姿が可愛くて微笑ましかった。
2年後に続編公開が控えるこの有名シリーズ。ちゃんと観たことなかった。
ハリソンフォードがめちゃかっこいい。ただの考古学者なだけなのに不死身か!ってツッコミたくなるくらいしぶとく強い。ダイ・ハードがよぎ>>続きを読む
吹替で鑑賞。
何となくざっくりグレイテストショーマンと被る感じがしたけど、でもそっちは楽曲先行型で劇団員の人物像の描き方が薄かったりストーリーが微妙だったのに比べて、こっちのSINGの方がそれぞれのキ>>続きを読む
んー…赤ちゃんにイラついてしまって序盤からもうストーリーに入り込めなかった。
意外にも評価は低めなんですねー。
たしかに好き嫌いは別れそう。序盤だけって人多いみたいだけど、そんなことはない。個人的には凄く楽しめた。
たまにグロ描写が入ったりするし、催眠系の話にハマらない人もいる>>続きを読む
ドイツが国で抱えている難民受け入れ問題を取り上げて、監督なりにコミカルにシニカルにも描いたような作品。協議の末に迎え入れることになった難民に、気づいたら家族が救われているといったような。
ドイツ国内>>続きを読む
サスペンスかなーと思いながら観ていて、徐々にいろんな謎が明かされていくけど、どっちかというと恋愛というかヒューマンドラマ的な要素強めな気がした。その大枠のストーリーとしては良かったけど、その濃さがちょ>>続きを読む
もう冒頭からこの映像見てると、ファンタジー風の匂いがプンプン漂っていてわくわくするような気持ちにさせられる。
実際はそのオーラを纏ったヒューマンドラマ的な要素が強い。
父の遺作である機械人形の修理、そ>>続きを読む
とあるヴィラを舞台としたシニアたちのドタバタコメディ。
オーナーが自ら “楽園” というけど、雰囲気の良さは伝わってきて、あんな感じで余生を楽しめたら素敵だなーと思った。
ストーリーがどうこうよりも、>>続きを読む
評価が難しいからノースコアで。
ただひたすら娼婦について。
セックスシーンがかなりリアルで、それがこの映画の結構な割合を占めるけど、原作者が石田衣良ということで男性だからか、その描写もやっぱり男性目線>>続きを読む
実話も基にした話。
終盤の展開になると、これは結局は父子の愛の物語ということなんだなー、と思うと何かすぅ〜っと胸をすく感じがした。
モリーは幼少期から大人になってもずっと孤独だったんだね。
モリーを演>>続きを読む
オープニングの映像とか雰囲気見てると、ちょっぴりファンタジー要素のあるヒューマンドラマなのかなーと思って見進めていると、サスペンスだったのかと。
最後の真相の導き方の手法もそう来たか。
引き込まれるよ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一線級のプロフェッショナルの消防隊の話。
猛威を振るう炎の恐ろしさをまざまざと見せつけられた。
観ていて中盤くらいからはずっと、どんな悲劇が待ち受けてるんだろうと、画面の中から伝わってくる感じにもう>>続きを読む
これは好き嫌いが分かれそうだな〜笑
食肉工場が舞台の話とだけ知っていたけど、2頭の鹿の映像から始まって何なんだろうと思ったけど、観進めてくと夢の中の画だったのか。
序盤からリアルな描写で牛の屠殺がな>>続きを読む
ハワイを舞台にしてるだけあって、その空気感が伝わって来るような音楽を起用していたり、現地の自然をふんだんに映したりしてるから、観てて癒されるし、この家族ドラマを温かく包み込んでいる。
木々や芝の緑や綺>>続きを読む
いきなり夫婦が離別するところから始まる。
嫁のジョアンナがこのビリーを捨てるようして出て行って、仕事で多忙な夫テッドが男手一つでいろいろ苦悩しながら育てる。
愛する息子の為に奮闘するが故に相当な地位を>>続きを読む
FtoMの子を育てる母、そして祖母カップルという三世帯家族を軸にストーリーは展開していく。
どっちかというとその子より、ナオミ・ワッツ演じる母の苦悩を中心として描いている。
いやぁしかしエル・ファニ>>続きを読む
[WOWOWにて鑑賞]
音楽は良かったけど…
オーシャンズシリーズを観た後だっただけに、うーん…と言わざるを得ない。
登場人物の把握が難しくてなかなか話に入り込み辛い。惜しい!