とうじさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

とうじ

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堕ちた天使(1945年製作の映画)

5.0

やばい超おもろい
カメラビュンビュン動き回るし、見せ方が上手い。話は、めちゃくちゃクズな男とそれに惚れる純朴な女とファムファタール、という絶妙な三角関係。どれだけクズでも暴力男でも愛する気持ちはある。
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放射能X(1954年製作の映画)

4.0

どこかに飛んで行った女王蟻を探し出すところまでは、キングコング、ジョーズ、ゴジラ、グエムル並みの、新たな巨大怪物映画の境地を見せられる感じがして、興奮した。しかし、そこからはギアが少しゆるまり、映って>>続きを読む

陽のあたる場所(1951年製作の映画)

5.0

やっちゃった感映画no1.
非常にぐろくて怖い。捕まってからも、わんちゃん無罪いけるんちゃうんって思わせるところが上手い。

ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)

4.0

非常に上手いし、楽しく見れたが、最後のオチはプロパガンダ色がかなり濃いし、戦争そのものを批判する姿勢から無理矢理戦意高揚を目的とするものにねじ伏せられた感がある。これはこれで時代精神を反映した作品とし>>続きを読む

十字砲火(1947年製作の映画)

4.0

硬派な良作。
後半憎悪の歴史について警部が長々と話すシーンなど、少し長く感じたが、あの台詞こそテーマ的に重要であることも頷ける。いや、にしても前半がめちゃくちゃ面白かった割に、後半の25分間くらいがも
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

5.0

ピアノを弾くシーンがとても良い
鬼ごっこのシーンも。
ジョジョラビットはバカな子供だったが、本作は非常に賢い子供の目線でナチスを描く。演出が乾いており、感情を仰ぎたてることがない。やはりルイマルは天才
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暴力団/ビッグ・コンボ(1955年製作の映画)

5.0

音楽爆音拷問や、嘘発見器に繋いで連想ゲームをさせる尋問など、少し間抜けで面白い演出が多い。刑事の泥臭さも魅力的。補聴器を外した瞬間無音になって、残酷シーンが始まる演出がばちばちにかっこいい。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

5.0

映像がおもろい
女の子に手紙を書き続けた兵隊の話が好き

イヴの総て(1950年製作の映画)

5.0

オープニングの語りがクソかっこいい。綺麗なオチ。かつらを破ろうとする瞬間が良い

トゥキ・ブキ ハイエナの旅(1973年製作の映画)

5.0

太鼓のシーンなど、編集が独特なシーンが多い。音もニコラスローグっぽくてかっこいい。ラストも映画だから成立するかっこよさを覚えた。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

5.0

ヌーベルバーグ式エレックアンドレショー。なぜか殺伐としておらず、気持ち悪い温かみがある

脱出(1944年製作の映画)

5.0

ほのぼの映画
バーで歌ったり、銃撃戦が始まったり、釣りに行ったり、ナチスに尋問されたり、、、、でもなにが起こってもやっぱボギーとローレンバコールの激烈なカリスマ性に回収されて、ほのぼの安心して見れる。

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

5.0

脆弱な狂気が基盤となった日常を描いた映画。それが時折ヒヤッとするような暴力となって露出する。

追記: 最近見直したらめちゃくちゃ刺さったしまじでこの映画やばすぎる。久々に「この映画を評価してしまった
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