krc20さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.3

ホラー?
と思わされるようなジャケット。
そしてインパクトのあるタイトル。
(原作は本屋大賞翻訳部門1位)
期待を込めて鑑賞しました。

【鑑賞後】
これは・・・
なんだかモヤモヤしてしまいました。
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.4

一般的に突き抜けた個性は周りの大人によって矯正されていくような気がします。

それだけにミー坊(主人公)にとって、母親の存在はどこまでも大きかったと思います。

子供には好きなことを精一杯やらせてあげ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

怖いというよりも、気持ち悪い…
深い意味がありそうですが、よく分かりませんでした。

同じ顔の男??
髪型や服装が違うからか、同じに見えませんでした。
(ひょっとして、自分だけ⁉️)

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.3

この作品、この前まで劇場で公開されていましたよね?
もう配信されるとは…
Amazon prime 恐るべし!

今作は前作(エスター)の前日譚にあたるお話のようですが、前作の内容をほとんど覚えていま
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.2

中国で大ヒットした作品のようです。

前半はなかなか話に乗れず脱落しかけましたが、終盤のひとひねりにやられました。
親子愛溢れる作品です!

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.1

興味深い内容だったのですが、途中からエロ要素が爆上がり…

この作品、どこへ向かうんだ⁉︎
と思い始め、内容も飛びかけてしまいました。

R15で大丈夫?と思える程の過激さ(エロさ)。
びっくりさせら
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.4

最高の形で幕を閉じた第5回WBC。
ほとんどの試合をTVで観て、地上波のドキュメンタリー番組等も観ましたが、いまだに飽きることがありません。

本作は先日まで公開されていた作品。
もう見ることができる
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.9

ブレイク前のフローレンス・ピューが恐ろしい女性を見事に演じています。

全編ほぼ音楽が無く、物語は淡々と進みますが、そこがまた良かったです。
主人公の狂気化・不倫相手の行く末をぜひ見届けてください!

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.0

司馬遼太郎氏の長編小説が元となった本作。
以前、この小説を読んだ事があるのですが、あまりの難しさに打ちのめされたのを思い出しました(^^;)

今回は豪華キャストによる映像化!
自称歴史好きとしては見
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

アクションシーンが驚くほど斬新!

マルチバースの概念が少しずつですが、分かってきました。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」に向けて準備は万端です。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.4

一癖も二癖もあるSF作品!

何度も流れる『兵士募集のCM』がとても印象に残りました。

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

凄惨なオープニング。
この作品やばいかも…と思いました。
さらに、主人公の言動が全く読めず、頭は混乱していきます。

徐々に彼女の過去が紐解かれる為、少しずつ印象は変わったものの、イザベル・ユペールの
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.9

主演:山田杏奈 原作:綿矢りさ
楽しみにしていた作品です。

スクールカースト上位の主人公(山田杏奈)が・・・

終始、不穏な空気が漂っていますが、
いい意味で予想を覆されました。
山田杏奈の変貌っぷ
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ショーガール(1995年製作の映画)

3.3

ものすごいインパクト‼︎
公開当時は過激な描写ゆえに、かなり叩かれたそうです。

とにかくぶっ飛んでいる主人公(ノエミ)ですが、強靭なメンタルを持っていることは間違いありません。
そんなノエミの生き様
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

女王役のオリヴィア・コールマン。
『醜』に振り切った演技が秀逸でした。
「f××k」を連呼するエマ・ストーン。
新鮮で見応えがありました。

時折挿入されるお下劣描写にヨルゴス・ランティモスらしさを感
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「長い間 必死に探し回ってるものって、すぐそばにあるのに 気づかないだけ…」
クイルの言葉が印象深かったです。

ガモーラとネビュラの和解等、ラストは清々しい気分になりました。

「VOLUME3」楽
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

『GotG VOLUME 3』の予習も兼ねて視聴しました。

重くなりそうな内容を、コミカルなキャラクター達と音楽が良い具合に緩和していたと思います。

現在、挿入歌のプレイリストを作成し気分を高めて
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

アメリカで大ヒットを記録したスーパーマリオ。
GWの真っ只中に行ってきました!

それにしても、物凄い盛り上がり。
客席はほぼ満席。
自分の記憶では、数年前のコナンくん並に多かったと思います。

CG
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

この作品を初めて観た時は、聞き慣れない用語が飛び交い、やや分かりづらい印象がありました。
しかし、それらを整理して再鑑賞すると、クライマックスの感動が何倍にも膨れ上がりました。

考え抜かれたストーリ
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

4.0

M・ナイト・シャマランが手掛ける、山小屋での密室劇です。

不安を煽る映像と音楽。
終始途切れなかった緊張感。
そして、考えを惑わせるストーリーが秀逸!
釈然としない所もありますが、とても濃密な100
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

先日放送された「シン仮面ライダー」のドキュメントを観て、色々な意味で衝撃を受けました。
そして居ても立ってもいられず、ついに劇場に足を運びました。

序盤の展開に引き付けられ、とても期待が高まりました
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

5.0

【1回目】
物語後半まさかの居眠りをしてしまい、モヤモヤを抱えながら劇場をあとにしました。

【2回目】
散々迷いましたが、再度鑑賞を決意!
なぜか1回目よりも数倍心に沁みました。
(本当に行ってよか
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生きる(1952年製作の映画)

3.4

「この男は本当は何もしていない。
この世界では地位を守る為には何もしないのが一番なのである。
しかし、一体これでいいのか?」

何とも興味深いナレーションから始まる本作。
現在公開中『生きる LIVI
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.7

R18指定のヴァーホーベン作品。
映画館で予告編を見た時からずっと気になっていました。
少し怖いイメージもありましたが、素直に面白かったです。

17世紀のイタリアが舞台となっていますが、予備知識が無
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.6

「安楽死」という重厚なテーマを静かに淡々と描いた作品です。

今まで「安楽死」というものを深く考えたことがありませんでしたが、他人事でなくなる時がきっと来ると感じました。

多くを語らず、雰囲気で感じ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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かなり期待していた作品ですが、話についていけませんでした。
(自分の理解が及ばず落ち込んでいます😔)
WOWOWかアマプラで放送された際は、もう一度見直そうと思います。


【2024.3】
WOWO
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「芸術は胸を裂き、孤独をもたらす」

ある人物の忠告どおり、映像は観たくはないものも記録し、意図しないところで人を傷つけます。
それでも主人公は映画の作り手となる道を選びます。

スピルバーグの内面を
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.6

新感覚のミュージカル⁉︎
予測していなかっただけに、突如として始まるミュージカルに違和感を覚えてしまいました。
ただ、内容自体は悪くないです。

流されるままに生きていると、取り返しがつかない事になる
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.4

俳優としても間違いなく一流のレディ・ガガ

温和なお坊ちゃんを好演したアダム・ドライバー

「ノォー ノォ ノォーー」
絶叫が印象的だった大御所俳優アル・パチーノ

多くの人が気付かなかったという特殊
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

凄いものを見させてもらいました。
主人公(アンソニー)の認知症を追体験させられる為、非常に混乱します。

ふと施設の入所を嫌がっていた祖母の事が思い出され、とても胸が苦しくなりました。
今だったらどう
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.5

色々な要素が詰まっており、なかなか考えがまとまりません。

ただ、本作の拠点となるエンパイア劇場が
華やかで煌びやかで最高でした。
(音楽も良かったです)

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.0

映写機の光が、少年の人生に大きな影響を与えます!

なんだか懐かしくなり、幼少期に父と映画館に行ったことを思い出しました。
温かい気持ちになる作品です。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

これはどう受け取ればいいのか・・・

話はゆっくりと進み、考える余白も充分にある為、様々な解釈が頭をよぎります。

しかし、どれもしっくりきません。
皆様の考察を読んでみようと思います。

RRR(2022年製作の映画)

4.2

物凄い熱量でした。
タイミングが合わずに見逃してしまっていた作品ですが、地元のミニシアターがやってくれました!
(感謝、感謝です)

クライマックス級の盛り上がりが何度も訪れる為、時間感覚がおかしくな
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人生を思い悩む中年の高校教師。
ひょんな事から「お酒」が生活を好転させます。
しかし・・・・

やっぱりお酒は恐ろしい。
下戸の自分には分からないところですが、ほどほどが難しいのでしょうね!

そして
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.3

シアーシャローナンとケイトウィンスレット。
二大女優共演の静かな作品です。

おふたりとも、今まで自分が描いていたイメージとは異なった役柄であり、とても新鮮な気持ちで見ることができました。
終始淡々と
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