krc20さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フロッグ(2019年製作の映画)

3.9

なんとなくハマれず、観るのをやめようかと思いましたが・・・
途中から俄然面白くなります!
そして、もう一度見返したくなると思います(実際、2回観ました)

必要以上に個々の過去を掘り下げず、短めの尺に
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ベイビーブローカーを観る前に是枝作品を再鑑賞。
既にたくさんのレビューが上がっている為、印象に残っているシーンを抜粋してみました。


【初枝(樹木希林)と亜紀の父親(緒方直人)】
本心を分かっていな
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前科者(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

本作を通じて『保護司』がどんなものなのかを知りました。
タイトル通り重めの内容となっていますが、俳優陣の演技は圧巻です!

【有村架純】
従来のキラキラしたイメージを完全に封印。
地味目ではあるが、芯
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

ついにダニエルクレイグ版007も最後の作品となりました。
今回はMI6、CIA、スペクター、謎の組織、入り乱れての抗争となっています。

集大成にふさわしく主要キャラクターは続投。さらに新たな仲間も登
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.3

ついに黒幕の存在が明らかとなり、今までの出来事が一つに繋がります。
スペクターの首領はなぜ悪に染まったのか⁉︎
そこには根深い問題が隠されていました。

今回は、ボンドだけでなく「MI6」も窮地に立た
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

サムメンデス監督作品
バラード調のオープニング曲が意外とマッチしていました!
突然の軍艦島に驚かされ、地下鉄での追走劇は手に汗を握りました。

なんだかんだで良いコンビだったボンドとM(ジュディ•デン
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.6

ボンドは自分の気持ちにケジメをつけることができたのかな(そう解釈しました)

切ないながらも、ボンドの成長を感じることができる作品でした。
そして、M(上司)との距離も確実に縮まったと思います。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.8

『誰が味方で、誰が敵なのか?』

目まぐるしく変化するストーリー。
凄まじいアクションの数々。
一見クールだが、やっていることはハチャメチャなジェームズ•ボンド!
予想を上回る面白さでした。

そして
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

シンゴジラのような作風を予想していただけに、そのギャップを最後まで埋めることができませんでした。

ただ、スタイリッシュなウルトラマンと使徒のような禍威獣(怪獣)はカッコよかったです。
冒頭部分はテン
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悪人(2010年製作の映画)

3.8

イケメンなのに、強烈なヒールと化した岡田将生さん。
可愛いのに、軽薄で不快な女性を演じた満島ひかりさん。
どちらも最低な役がとても素晴らしかったです!
特に二人の会話シーンはインパクト大です😅(嫌〜な
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.1

今回は過去作の「あの件」を主題とした物語です。

ドラゴ夫妻も再登場となり、「ロッキー4」好きの人にはたまらなかったのではないでしょうか⁉︎
親子愛、師弟愛が詰まった本作。
個人的にはラストシーンが好
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.3

本作は以前観たことがあったのですが、今回は「ロッキーシリーズ」を通過してからの鑑賞です!
当然といえば当然ですが、感じ方が全く異なりました。

スタイリッシュでカッコいい作品ですが、過去作ファンのツボ
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

3.7

溢れ出す名言の数々
激アツのトレーニングシーン
過去作へのオマージュ
まさに「THE FINAL」という名にふさわしい作品でした。

「ロッキーのテーマ曲」をありがとう。
そして、エンドロール最高でし
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.9

あまり期待していなかった5作目。
これがまさかの良作でした!

ボクシング映画というより、親子愛がテーマのヒューマンドラマでしたが、そこがむしろ良かったように思えます。
そしてロッキーの息子がかわいい
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

人間の人生を「建物の増築」と「海面上昇」というもので表現しています。
斬新であり、しっくりとくる比喩表現に思わず舌を巻きました。

おじいさんの下へ下へと潜っていく心境は、『古いアルバムを開くと止まら
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ロッキー タオル投げろー」
と心の中で叫んでいました。
あのシーンは熱くなりましたね…

※やはりトレーニングシーンは『ロッキーのテーマ』が必要です!

ロッキー3(1982年製作の映画)

3.5

今回のロッキーは普段からスーツを着込む紳士的な男です。
エイドリアンは見る度に綺麗になっていき(内面も更に成長)、アポロは驚くほどの人格者に変貌!

トレーニングシーンにフィラデルフィア美術館が出てこ
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

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予告がとても素晴らしく、30周年記念作品ということもあり楽しみにしていました。

しんちゃん出生時のシーンはとても良かったのですが・・・
ハードルを上げすぎたかもしれません。

しかし、しんちゃんの「
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ロッキー2(1979年製作の映画)

3.6

実はおちゃめで親しみやすいロッキー!
前作では見られなかった要素が浮き彫りになっています。

エイドリアン、ミッキー等の人柄もしっかりと描かれており、試合やトレーニングシーンにおいては更に進化していた
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.1

生卵の一気飲み・生肉のサンドバック・海岸沿いの全力疾走

ロッキーのテーマ曲をバックに繰り広げられるトレーニングシーンがすごく良い。
そして、フィラデルフィア美術館の前でのガッツポーズ!
壮大な景色が
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.0

人は突然起こるアクシデントを他人のせいにしがちです(自分もそうです)

「自分を見つめ直すことが前進につながる」
そんなメッセージ性のある作品だったと思います。

※序盤のホアキン・フェニックスは、見
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おもかげ(2019年製作の映画)

3.1

突然の息子(6歳)からの電話!
どうやら迷子になったらしい…
ここがどこかわからない・周りに人はいない・携帯の電池は残りわずか
この非常事態、どうするべきか‼︎

序盤のスリリングな展開に、すぐに話に
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誰かの幸せ(2020年製作の映画)

4.0

友達の成功を素直に喜べない…
本人のいない所で、ついつい悪口を言ってしまう…

人間の嫉妬に溢れた本作は、様々な問題を投げかけてきます。
「自分は性格が悪いのかも?」と自己嫌悪に陥るかもしれません。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

人間の闇堕ちから暴発までの心情が恐ろしいほど伝わってきます。
鑑賞中は言いようのない不安でいっぱいになりました。

主人公のような境遇の人がこの作品を観たらどう感じるだろうか・・・
本作が『劇薬』と言
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.2

煽り運転を題材にしたカーアクションと思いきや、まさかのサイコホラー。
エグい描写もそこそこ出てきます。

運転に限った事ではありませんが、納得できなくても謝った方がいい場合ってありますよね!
そして、
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ダウンヒル(2020年製作の映画)

3.5

とっさの行動ほど恐ろしいものはありません。
(この夫のようになる可能性もあると思います)
だから夫の気持ちも分からなくもないのです。

ただ信用を失うのは一瞬。
こういうことにならぬように日頃から心掛
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.4

目を奪われる独特の世界観。
なぜだか笑える謎の言語。
良い所を上げると、きりがありません。
とても貴重な物を見せてもらった気分です。

不気味で気持ち悪いのに、かわいくてクセになる不思議な作品でした(
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

年末年始に公開されていた「明け方の若者たち」のサイドストーリーです。

彼女(黒島結菜)の隠されていた側面が明らかとなる為、前作(明け方の…)の理解度はより深まりました。

今作の相手役(若葉竜也)は
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

鈴木亮平さんが怖すぎです…
最凶最悪なうえに、倫理観がぶっ飛んでいます。
前半の恐ろしいシーンの連続に心はすさんでしまいました。

それでも俳優陣の熱い演技に引き込まれ、緊張感が途切れる事はありません
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「今晩 帰ったら少し話せる?」
なんて恐ろしい言葉なんでしょう😱
こんな事を言われたら、自分にやましい事がなくても震え上がってしまいます。

家福(西島秀俊)が帰宅を躊躇したのも分かるような気がします
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

顔は同じ、性格は真逆の麦と亮平。
※東出昌大の一人二役です。
朝子(唐田えりか)は、二人の男の間を揺れ動きます。

朝子の身勝手さが目立つ為、どうしても嫌悪感を持ってしまいます。
ただ見方を変えると、
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.5

異人種間の抗争と禁断の恋。
予想の斜め上を行くストーリー。
濃厚な内容でありながら、たった二日間の出来事だったというところも驚きでした。

前作(61年版)のツッコミ所は修正され、ミュージカルシーンと
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

移民問題で敵対する不良グループの抗争。

この二つのグループ、なかなかの悪党揃いです💦
(ドン引きするようなシーンもありました…)
女性問題も相まって、事態はどんどん悪化していきます。

予測してたス
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

人間の思い込みを逆手に取り、世間を奔走した詐欺師の物語です。

フランク(ディカプリオ)は、様々なアイデアを駆使して成り上がっていきます。
頭がキレるのはもちろんですが、何よりも凄いのは度胸と実行力だ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

「青春の光と影」
良い曲ですね…
完全にやられました😭
(エミリアジョーンズの演技も歌も素晴らしい)

発表会での「ある演出」をはじめとして、後半は名シーンのオンパレード!
(前半のフラストレーション
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

互いをコードネーム(色)で呼び合う個性派揃いの窃盗団。
スーツ姿で街を練り歩くオープニングがとてもカッコいいです。

特にMr.ピンクことスティーヴ・ブシェミの存在感は抜群です。
更に監督自身もMr.
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