ひたすらに美しい映像。退廃的な雰囲気のなかで金城武の演技が一際輝く。
平成初期の香港の街並みは、今の東京で人気を集める「レトロ」的なものと似た味わいがある気がして、すこしだけ複雑な気持ちにもなった。>>続きを読む
空き時間ができてしまい、フラッと映画館に出向き、話題になっているようだし、と軽い気持ちで観賞。前情報といえば、決して楽しいだけの映画ではない、ということだけ。
観賞後に各種宣伝などを眺めて、あらすじ>>続きを読む
真剣勝負をさせてくれる映画だった。目の前の映像と対峙しているのは、他ならぬひとりの自分であることを痛感した。
この映画を残すために、多くの人が尽力してきたという経緯は、意義深く素晴らしいことだと思う。>>続きを読む
9月・配信サービスにてレンタル
主人公の姿を見ながら、怪演とはこういうことなのかと感嘆。
緊張と緩和が次々訪れるスリリングな作品だが、その「緩和」の感覚がなんとも独特。
平衡感覚や色彩感覚が崩れる>>続きを読む
9月・池袋グランドシネマサンシャイン
IMAXのなんたるかも知らないまま、誘われて映画館へ。
巨大なスクリーンとたくさんの観客、後方座席からの眺めは壮観だった。
視覚も聴覚も包み込まれ、座席に縛り>>続きを読む
8月・新宿バルト9
運命という言葉が苦手になった。
自分の手には余ってしまう気がしたから。
Filmarks招待で完成披露試写会に参加させて頂きました。
原作発売当時から大好きな作品です。これがもしアニメ映画になったらすごいんじゃないか…と妄想していたので、まさか現実になるとは思いもしません>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画好きの人に勧められ、予備知識なしでの鑑賞。
古くから東京に住んでいた父方の家、母が上京して地方に残った母方の家、それぞれの親戚たちの姿を自然と思い浮かべた。私の両親が生まれたのは、おおよそこの時>>続きを読む