つやさ映画メモさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

つやさ映画メモ

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少年の君(2019年製作の映画)

4.2

誰もが見るべき作品だと思う。
「恋愛映画」というノリで見ると、期待外れになるかもしれないのであらすじは見た方がいい。

劇中でも語られた「責任の所在」。責任の押し付け合いの結果、宙に浮いたままのそれは
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オーディション(2000年製作の映画)

4.0

いい。この年代のJホラーの雰囲気はやはり好き。ストーリの大筋はシンプルだと思うが見せ方が良かった。

キリキリキリが有名だが、それよりもあのシーンに吐きかけた。しかしまた見たい。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

演技も歌も音楽も素晴らしい。音楽の部分がかなり多いこともあり、鑑賞後にサントラを聞けば頭の中で映画を見れそうなほど。
「赤は黒に、黒は赤に」というように正義という意味の危うさが刺さった。我々の現在は正
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

見終わったあとに見直したくなる、今後も再鑑賞するであろう傑作。

コメディからシリアスにグラデーションのように変わっていくストーリーに引き込まれる。

笑える部分は笑える、訴えてる部分では考えさせられ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

原作の漫画が有名なので視聴したが、
思ったよりも面白く、思ったよりもグロい。苦手な方は注意。

舞台が白銀の世界なのでほかの色が加わった時に、そのコントラストで色彩が美しく映えている。

漫画っぽさが
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

ジムキャリーの演技とトゥルーマンの明るい性格のおかげでコメディになっているものの、そこらのホラー映画よりも怖い。
コメディとして進んでいく物語に対して倫理観がおかしい世界が不協和音を生み、その不気味さ
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.1

終始ホラーの雰囲気がすごく良い。

しかしラストはありきたり(個人的には好きだが)で、終盤はいまいち盛り上がりに欠けてしまった印象。

ホラーが苦手な方でも見れると思うので、幽霊は怖い、しかしじんわり
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.6

冒頭から映像が美しい。一方で、7つの人格はその曜日しか出てこれない煩わしさを抱えている。
どのように物語が進んでいくか全くわからない中、様々な色を見せてくれる綺麗な映画。
派手さは無いがじんわりと気持
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.3

思ったよりも面白かった映画。

ストーリーはスリラー系だが、○されるために画策するという設定上、「悪の教典の被害者と加害者を逆転させたコメディ」のように鑑賞できる。

原作が漫画なのでリアリティを求め
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

2.8

前半はシンデレラストーリー。そこから徐々に不穏な空気に包まれていき...

中盤までの雰囲気は良かっただけに残念。
面白そうで面白くなかった映画。

自分の信念や守りたいもののためであったとしても何故
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.3

下ネタ多めのコメディ映画。

1日を繰り返し、寝たり死んだりすることで全てリセットされるのを良いことにやりたい放題で見てて楽しい。

ずっと一緒がいいけどずっと一緒は嫌だ。
それが楽しくても、同じ日が
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さがす(2022年製作の映画)

4.3

登場人物は何をさがしていて何を見つけるのか。そして見つけられたのか。

主要人物3人の視点をスイッチして物語が進む中、印象的なカット・音楽がそれぞれの状況や心情、この映画自体を記憶に残るものにしている
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