yukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.4

別人かと思うような脅威の肉体改造。
暴力のオンパレード。
ブチギレて、車のドアで男の頭を挟むジョー・ペシに笑ってしまった。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

緊張感の続く白黒の映像、音楽。
エドワード・ノートンの不敵な笑みは鳥肌物。
内容は重いが、いつの時代でも見るべき作品。

Danny Vinyard: Hate is baggage. Life's
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.9

ジャック・ダニエルを飲むたびにフランク中佐(アル・パチーノ)を思い出そう。
男の美学、人間の高潔さとは何か。
暗闇だとしても、失敗をしたとしても踊り続ける。そうやって人生を生きていく。
If you'
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

扱っている内容は恐ろしい。見せ方次第で笑いにもなることを知った。
2021年時点で世界終末時計は100秒前。
また会いましょう。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.5

ダニエル・デイ=ルイスの怪演。
人を信用してない、過去もよく分からない、手話も覚えようとしない。
ダニエルが途中までどんな人物か全く掴めなかった。
音楽も相まって不穏かつ気味が悪い。

There w
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

清々しさ、躍動感!!心の中で電流が走る瞬間、好きなものへの情熱を思い出せる映画。
家族愛、友情の描き方が素晴らしい。
最後のカタルシスも最高。

Billy: Like I feel a change
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.7

ショスタコーヴィチ「セカンドワルツ」良い曲を知ることができた。これも映画の良さ!
見終わった後、スタンリー・キューブリック監督が遺作に込めた思いはこれか?と思ったが、町山智浩さんの解説を聞いてなるほど
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

王家に生まれたが故に背負わなければならない運命と、それを受け入れ、立ち向かい成長していく姿。
自分が好きな王道パターン。なんと言っても最後のスピーチは素晴らしい。
Netflixオリジナル「The C
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ヒート(1995年製作の映画)

3.7

恋人や家族との関係はうまくいかず、己の仕事を完遂し流儀を貫き通すという妄執にとりつかれた男たち。両雄(アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ)の渋さに痺れる。
ロサンゼルスの市街地を舞台に繰り広げる12
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.4

エンディングかっこいい・・・
こんな映像を作ってみたい。
白黒、画像ノイズ、音割れなどのB級感。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

今日は「ゴールデンカムイ」読んでからの「レヴェナント」という最高の流れ。

圧倒的な自然を目の当たりにしたかのような臨場感。
本当に息遣いが聞こえ、画面が白く曇る。
馬の寝袋、グリズリーとの一騎打ちが
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

ワンカット風の映像がこれだけ長く続くだけで、単純に観ていて楽しい。
ストーリーに関しては淡々と進んでいった印象。
もっと自分が歳を重ねていたらこの映画を楽しむ要素を見つけられていたかも。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

なんか手を出すのを避けていた作品。
結果、観て良かった。何も考えず笑える映画。
一緒に観る人を選ばず楽しめる映画として覚えておきたい。

お互いの文化や趣味を共有し合う2人。
育ってきた環境や立場が違
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

最後の着地点が予想できなかった。
ミステリー作品として秀逸だと感じた。
与えられた役割を演じることが結婚生活においても大事なのか?
猿回しの猿なら死刑にはならない・・・

エイミーの後頭部を見ながら呟
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カリートの道(1993年製作の映画)

3.8

カリート(アル・パチーノ)の時折見せる凄みから、彼の過去を想像させられる。
「スカーフェイス」とはまた違った悲哀、哀愁漂うアル・パチーノの姿が非常に良かった。
よりを戻したいカリートと焦らすゲイル(ペ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.6

あらすじ
人類がまだ見ぬ宇宙の領域に足を踏み入れた宇宙飛行士ボーマンは、不滅の存在へと昇華していくのだろうか。「HAL、進入口を開けろ!」という悲痛な願いと共に、無限の可能性に満ちた未知への旅を始めよ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.7

言葉による人間の改造
金属の覆いで補強された弾丸は、無垢な若者たちを殺戮マシーンに改造することを暗喩(https://cinemore.jp/jp/erudition/253/article_258_
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カジノ(1995年製作の映画)

3.5

なんとか観切った。という言い方になってしまう。
イカサマ、裏切りなどワクワクする要素はあるものの、何回途中で止めようと思ったか。
でも、やっぱり最後の粛清シーンはカッコ良い・・・
ニッキー(ジョー・ペ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

ファーゴが舞台として登場するのは、冒頭の取引の際のみ。
人を騙して利益を得ようとしても碌なことにならない。
全てが悪い方に転がっていく。

夫のノームが、自分の描いたマガモの絵が3セント切手に採用され
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.9

孤独で頑固なウォルト(クリント・イーストウッド)。偏屈で口も悪い。
銃や暴力ではなく、友情、愛情を選んだことにグッときた。
床屋のマーティンとウォルトのかけ合いが、微笑ましい。

Barber Mar
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.3

エイドリアン!
ただのゴロツキではないと証明するため、不屈の魂で立ち上がるロッキー。曲が流れると鳥肌と涙が止まらなくなった。
感謝祭の日、ドア越しにエイドリアンをデートに誘うシーンのロッキーのいじらし
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.2

痺れた。。。
こういう映画を見ると少しだけ気が大きくなる。

Me, I always tell the truth.(俺はいつも本当のことしか言わない)
Even when I Iie.(嘘をついて
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

初ヒッチコック 初白黒映画
序盤のシーンが長くて、警察官がストーカーのように追ってくるホラーかと思ったり。
本編と関係ないが、雨の日の車の視界の悪さに恐怖を抱いた。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

泣ける。
普通の夫婦ではない。複雑な気持ちになった。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.8

息を潜め、音を出さずピアノを奏でる。
辛くて目を背けたくなる。
音を出さずピアノを弾く姿が非常に印象的

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

んーーー!最高!
青春ど真ん中という感じ。
兄弟愛の描き方も好きだった

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

オープニングから強烈なインパクト。
ナッドサット・You are invited.からのコマ送り・衣装の奇抜さ・瞬き封じ・・・
あげ出したらキリがない。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

劇渋でした。緊張感、重厚感最高・・・。
ラッセルクロウのこういう作品を見たかった。

アメリ(2001年製作の映画)

4.1

作品の世界観に惹き込まれる。
電車移動。平たい石を拾う。証明写真の切り貼り。
途中、アメリの笑顔に鳥肌が立った。ホラー的な要素を少し感じた。
上唇、首筋、まぶた

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5

自分自身の闇を克服する。
育ててくれた人たちを支えにして生きていくというメッセージだと感じた。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

SF感もあって楽しい。
名作と聞いていたが期待を裏切らなかった。
内容と関係ないが昔、ジャケット写真を見た時に安そうな映画だなと思っていた。
そんなことで判断したらダメだ。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

アントン・シガーは静かに迫り来る恐怖を体現していて、強烈な印象を受けた。死というものは避けることができない。それを伝えたかったのか?わからない。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.3

やっぱり、佐羽ひなこからの手紙のシーンは良かった。
原作でも1番印象的だったのだが、映画でも期待を裏切らず。