yukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミザリー(1990年製作の映画)

3.6

緩急にやられた。
アニー(キャシー・ベイツ)の喜怒哀楽の移り変わり。
程度の差こそあれどこういう人間いるよなぁと。

マグノリア(1999年製作の映画)

3.6

PTA監督作は演者の熱を感じることが多い。印象に残るシーンが非常に多いが、遺産放棄を弁護士に依頼するリンダ(ジュリアン・ムーア)の感情の爆発のシーンが印象に残った。

元天才クイズ少年のドニー(ウィリ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

ストーリーもアクションも最高!
スパイダーマン好きにはご褒美的な作品。
サングラスの弁護士誰だっけなぁ?と思ってたらデアデビルでしたね。

傷は癒えてきている。もう傷付けたくない。このままににしておこ
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

なんだこの映画は!?
何か教訓がありそうでない。何か起きそうで起きない。
ドラマ「アトランタ」にも通じる、どうしようもない奴らだけど愛せる感。
個人的には散灰のシーンが好き。
展開がどうなっていくか読
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JSA(2000年製作の映画)

3.7

民族分断というものがどういうものか。個人としてはお互いを分かり合えるのに、何かに従属していることから敵となる。何かというのは国、宗教、民族、身近で言うと会社、学校にも当てはまり得る。そういった、あらゆ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

アクションが非常に見やすい。前作よりさらに、スパイダーウィングのダイナミックさが凄く、見ててとても興奮した!!
タイトルが暗に示すように、ジュブナイルものが抜け、次作からヒーローものに移行するのか。次
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.7

何も考えず、楽しめる!
オープニングからの「All That Jazz」が気持ちよく何回も見てしまう。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.0

ドラッグ吸引の描写が見たことない演出だった。焦燥感を煽る音楽。
ジェニファー・コネリーは痛々しいけど、美しい。
現実から逃避し、夢想に走る人間たちの鎮魂歌。

Sara Goldfarb: What
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波止場(1954年製作の映画)

3.4

この作品をきっかけに赤狩りというものがあったことを知れた。
ストーリーに既視感があるのは、その後の作品に与えた影響か。

I could have been a contender.
オレだって本当は
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

呪術廻戦0.5巻も貰えて満足。
乙骨はエヴァのシンジを連想してしまう。
後から気づいたが、声優が同じく緒方恵美さんだった。
ミゲルがこれから重要人物になっていくのかなぁ。声は山寺宏一さんだ。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.6

MCUはアベンジャーズシリーズを押さえてるくらい。今作は、非常にわかりやすく、MCU初心者でも見やすい。
学園ものとしてベタな展開がありつつ、スパイダーマンとしてのアクションは見応えあり。
個人的には
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.7

のぞき部屋のシーンはとても印象的。
この映画は何回も見るほどに良くなるのかも。理由がわかった上で序盤のシーンを見ると全く違ったものになるかな。
ホテルで鏡を見る、靴を磨いて並べるシーンなど分かったよう
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めまい(1958年製作の映画)

3.8

霊園、美術館、レストラン、クラシックカーetc. 全て美しい。
サンフランシスコの街並みと音楽で作品に引き込まれた。
K.ノヴァクの眉毛長いなあ。ジェームズ・スチュワートはイケおじ。
オープニングの映
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

師匠と弟子の関係が丁寧に描かれていて、グッとくる場面がいくつかある。
個人的には、漫才の道に進もうとする武(柳楽優弥)に深見(大泉洋)が猛反対するシーンが印象的かつ、2人の心情が痛いほど伝わってくる良
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.5

予備知識がないと、作品の一部が理解できない。
デストピアものとして、こういう作品もあるのかと。

根拠ですって?そう囁くのよ、私のゴーストが。(草薙素子)

ゆれる(2006年製作の映画)

3.5

自分自身は兄弟を持たない。しかし、この作品における兄弟の描かれ方は丁寧で理解できた。
兄弟同士の嫉妬、田舎という土地柄を題材としており、じっとりとした陰鬱さをまとっている。
香川照之の表情の変化に鳥肌
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.8

祖父の湯灌を見た時の驚きを思い出した。
丁寧かつ手際の良さ。あまりの綺麗さに思わず見入ってしまっていた。
この映画を通して、人間の生と死、死に関わる職業というものの在り方について考える。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

母なるものの愛とは一体なんなのか?
庭からのガラス越しの母子の夕食のカットが綺麗だと感じた。こういう映像が撮りたいという意志。
薬を飲みながら、壁に立ちション。現在は過去になり、満杯のコップに水を注ぐ
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.4

オークランドコロシアムに行った記憶が蘇った。
the first guy through the wall.
最初に何か成す者は叩かれる。

羅生門(1950年製作の映画)

4.0

黒澤明「人は或は此の映画について非常に乱暴な試みであるというかもしれません。が、しかし私はこう思うのです。どうも日本の映画界は一寸目新しい試みをすると、その危険性を指摘し、折角伸びようとする枝を切ろう>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.9

美しい。だから純愛なのか?絶対純愛ではない。
倫理的にどうかというのは置いといて。
素晴らしい余韻の残る映画だった。エンドロールでは勾配のある道、そしてローズマン・ブリッジと共に切ない音楽が流れる。
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.6

助産婦一家惨殺、「死人の木」から飛び散る血。
この2つのシーンが特に恐ろしかった。
血を見て気を失うイカボッド(ジョニー・デップ)などコメディ要素あり。

撮影:エマニュエル・ルベツキ
制作総指揮:フ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.7

生きねば。
「地震」を地面の石ころが振動し、怪物が地中から現れるかのように表現する感性。
これが私をジブリの世界観に引き込んでくれる。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

重厚感があり、見応えのある素晴らしい作品だった。綺麗なドロップキックにちょっと笑った。
韓国が当時抱えてた闇の部分が垣間見える一方、サスペンスとしてのエンタメ性の高さが損なわれていない。最後、パク刑事
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.6

意味深な描写が多く、作品が伝えたいテーマは正直全くわからなかったが、印象にはすごく残る。
キャストの表情から伝わる感情、演技の熱、狂気はものすごい。
何回も挿入されている航跡のシーン。過去への旅行。自
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.8

怒って早口で捲し立てるウーピー・ゴールドバーグで笑い、デミ・ムーアが泣くたびに泣いた。
地の底から湧き出てくる黒い影にちょっと笑った。

I really love you.(愛してるわ)
ditt
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.3

ダコタ・ファニングの可愛さ
癇癪を起こすミシェル・ファイファー

ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

認知症を患っていた自分の祖父を思い出した。
認知症を患っている側の視点で描かれているため、時系列が一直線でなく複雑。
父と娘を演じた2人の演技が素晴らしく、妹のルーシーの方が可愛かった。と父・アンソニ
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.7

ソフィー(メリル・ストリープ)が残酷な選択をするシーンは視覚的、聴覚的にこびりついて離れない。
あと、ネイサン(ケヴィン・クライン)怖いって・・・

Yeah. I lied because, you
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

序盤のテンポの良さ。
この人は誰が演じているのだろうという謎が解ける、最後のスッキリ感が非常に良い。
演者と役を切り離して観ないといけない部分は多い。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.9

完全版(229分)を鑑賞
誰が裏切ったのかという謎が4時間弱の長尺であるこの作品の求心力。
音楽が非常に良い。
BGMかと思ったら「私たちが演奏してました。」と登場するオーケストラ、笛吹担当のコックア
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

IMAXで鑑賞。
大迫力!!大袈裟かもしれないが、爆発により炎が立ち上るシーンでは爆風の熱を肌で感じたのではないかと錯覚するほど。
個人的ベストシーンは、サンドワーム(砂虫)とのファーストコンタクト。
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.4

3時間超。白黒。題材はホロコースト。二の足を踏みまくっていたが、初めて観た。
一番印象に残ったのはシンドラーとシュターンの乾杯のシーン。主要キャスト3人、印象に残る本当に素晴らしい演技だった。
そんで
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