瑠璃色色さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

瑠璃色色

瑠璃色色

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牛首村(2022年製作の映画)

3.0

なぜか心に焼きついているのは、バスのシーンで現れた奥菜恵さん。めちゃくちゃゾワッとした。
奇子さんの存在感すごい。
途中、ちょっと2時間サスペンスの浅見光彦シリーズの不気味な回のときみたいな雰囲気漂っ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

エンドロールの最後まで必ず観てほしい。だって、、

ゲームの世界観が細かいところまで楽しめる。音楽や効果音も嬉しい。
マリオの車のキーホルダーが赤くてかわいいしルイージのスマホのグリーンもかわいい。
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

いろんな意味で怖かった。そして哀しかった。
どんどん子どもたちが成長していく衝撃からのあの出来事……「エ??」と驚きで声が出てしまった。
ガイ一家の緊迫感や夫妻の心のつながりなどはすごく伝わってくるの
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

元々の「きさらぎ駅」の都市伝説を知っていたので別物として観たほうがいいのか、と思いながら観ました。
はすみさん目線がゲームのような感じ。
ラストはゾワリとしてとてもよかった。
ゾンビ的なのや目がバチン
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.7

ハリガン氏はもっと気難しい人なのと思ったら違った。頭が柔軟。ネットニュースを観て仕組を考えて。でも楽しそうにスマホを触っている。

クレイグがお金のためでなく純粋にハリガン氏との時間を大切にしていたこ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

ゴッサムシティの夜が『パージ』を思い出した。
マイケル・ケインのアルフレッドが好きすぎるのですが、このアンディ・サーキスのアルフレッドもとてもステキだ。
ブルースのビジュアルが『ジョーカー』のアーサー
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

前半、綾野剛がまるっと全部仕組んでるかと思って観ていた。
奇妙でイヤ~な感じで話が進んでいくなと思ったら……途中からガラリと変わる。

黒木華さん演じる「七海」がもう無防備でモタモタで……この感じがま
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

(原作を読んでいません)
ほっこりあたたかいけれど心がツキンと痛む。
ゆったりした音楽が心地いい。

港の景色が美しい。
相変わらず食べ物が美味しそう。

ちひろさんも心の中に抱えているものはあるのだ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

時代がトーキーに変わってサイレントの大スターだったジャックが笑われているのが辛かった。
そのときのブラッド・ピットの表情が印象的。
全編を通して改めてB.ピットはスターだなと感じた。

シドニーの靴墨
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アイス・ストーム(1997年製作の映画)

3.0

自分の不倫のせいで家族が壊れていることに気づかず平気で「家族はいい」なんて言う父親が怖い。

早熟で妖艶で屈折しているクリスティーナ・リッチに翻弄されるイライジャー・ウッドとその弟役のアダム・ハン=バ
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ミスター&ミセス・ブリッジ(1990年製作の映画)

3.0

このお父さん、「厳格」の度を超えている感じ。
お母さんにじわっとくる。
終わり方にちょっと違和感。
ロバート・ショーン・レナードのチェックのパジャマやガウン姿が『いまを生きる』感。とても似合う。
そし
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ブラッド&コンクリート(1990年製作の映画)

2.5

軽くてお調子者がとても似合ってるビリー・ゼイン。
ジェニファー・ビールスが生気がない……ちょっとコワイ。
とにかくしつこく追いかけてくるジェームズ・レグロスがいろんな意味ですごい。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2度観たが2度目もやっぱり「すごいものを観てしまった」という感覚。
ロケ地で撮影、セットも豪華、美しい映像。衣装も素晴らしい。

若きやんちゃ時代、残忍な「魔王」時代、穏やかな表情、木村さんの顔つきの
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ニュージーズ(1992年製作の映画)

3.5

とにかく楽しい。
みんなのダンス、おすすめ。
この当時はこれはクリスチャン・ベイルのはまり役だ!と思っていた…まさかその後、あんな役やこんな役やなどなどするとは思ってもみなかった。
(『スウィング・キ
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グラスハープ/草の竪琴(1995年製作の映画)

3.6

登場人物がみんな魅力的。映像が美しく懐かしく優しい気持ちになる。

姉妹の洋服がかわいい。
ドリーがコリンにハロウィンの服を作ってあげるシーンにじんとする。
そして、エドワード・ファーロングのちょっと
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

終盤、ザザザザといろんなものがつながってドキリとしてゾワッとしてストンと腑に落ちる。
未知のものと出会うというのは楽しそう。
コミュニケーション言語として使われる輪っかの解読はとても興味深い。
しかし
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.5

実話を元にされていることに驚く。ほっこり優しいお話かと思いきやそうではない。
最後までじっくり観ることをおすすめいたします。
それにしてもジム・ブロードベントのかわいさよ←また?
パン屋さんになじんで
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.6

静かで暗い雰囲気の作品かと思ったら違った。
自分も忘れていた過去と結びついていく現在。
ミステリー要素もあり、それでいて笑えたりほっこりするところもたくさんある。
主人公は孤独でさびしい老人ではなく奥
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ウィークエンドはパリで(2013年製作の映画)

3.0

もうジム・ブロードベントがかわいげがあってうっとおしい(笑)
なんでこんなにもかわいらしいおじいちゃんなんだろう。

この夫婦、仲が悪いわけじゃない。二人同時にメガネかけるのかわいい。
でもふたりして
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静かなふたり(2017年製作の映画)

3.2

お団子頭に黒のタートルでカフェの窓際で本を読んでいる姿がとてもいい。
ふたりの関係もいい。
夕暮れどきのパリの街並みがとても美しい。
猫がかわいい。
古書店の雑な感じの店内の雰囲気もおしゃれ。
でも、
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フィルのフィロソフィー(2019年製作の映画)

3.8

このキービジュアル?内容と全然違うイメージ。もったいない。これ、おもしろい。
勝手にこの二人の(1960年~1970年が舞台←なんとなく)静かなドラマだと。(『いつもふたりで』みたいなイメージを持って
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Two Balloons(原題)(2017年製作の映画)

5.0

もう好きに決まってるこの感じ。
心がギュッとくるこの感じ。
小物やインテリアが細かくて美しくステキ。
ポットもかわいくお湯がわくコポコポ音がまた心地いい。
セリフはなくても十分伝わってくる。
ふたりと
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ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

5.0

ああ、こういうのに弱い。
傘だけではなく信号や時計やマンホールやポストその他、顔に見えてみんなが青と赤の傘のことを気にかけて見守っている。
青が飛ばされてしまったときもみんなでそれぞれができる手助けを
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小さな時計(2010年製作の映画)

4.5

お店の雰囲気がとってもいい。
デフォルメされていない時計たちの魅力。
「小さな修理も…」にじわっとくる。
他の時計たちからなでられたり、隣の時計から時刻を合わせてもらっている様子にまたじわり。

ハイタッチ(2019年製作の映画)

5.0

古いロボットの友情、自由を求めて脱出とかもうわたしの弱いやつです。
明るい地上では最先端のロボットが楽しそうにしていたり。
ふたりは地下のような場所で言ってみれば重労働で単調な仕事をしている。
その仕
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ルクソーJr.(1986年製作の映画)

3.5

ピクサーの電気スタンド親子のかわいさにキューッとなる。
表情はわからなくても十分伝わってくる。

紙ひこうき(2012年製作の映画)

3.8

短いからこその魅力。
出会いから再会、届かぬ想い、そして始まり。
観ながら「どうか…」と願う。
なんとしあわせな。

月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

5.0

3代続く月のお掃除。
お父さんもきっと最初はおじいちゃんについて見て学んだのだろうな。
掃除道具がヒゲと同じ形というのもなんともいい。
星がちょっと焦げ目がついているような感じもかわいい。
エンドロー
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無垢の瞳(2022年製作の映画)

3.5

不思議な作品。
音楽が違うと全く違う印象になりそう。
楽しげでリズミカルな音楽がついているけれど、シーンによってはもし音楽が違っていたらここ怖い…ホラーっぽい、ミステリーっぽい、ものすごく重たくて暗い
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

町でよその家の子に「元気?」と声をかけて「うん。おばさんは?」なんて返事が返ってくる町だったのに…

バディが素直でもたもたしてツインテールに巻き込まれるところがかわいくもあり「ちょっとまた?!」と思
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

ナタリー・ポートマンがとにかくすごかった。
ここまでの役を演じきったら燃えつきてしまいそう。このあとの作品はどんな想いでどんな基準で選んだのだろうかと余計なことを思った。
ギリギリの精神状態で自分を追
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

設定やセット、キャストもとても好きな感じ。
初めの方はなんとなくもたっと乗り切れない感じがあったけれど途中からグングン面白くなった。 
誰が犯人かというのはわかりやすくそこには重きを置いていない感じ。
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若草物語(1949年製作の映画)

3.0

「セット」って感じが好き。
衣装もフワッフワッ。
このジョーはものすごくパワフルでサバサバしている。
鼻を高くする洗濯バサミカワイイ。
この先生は手を叩かなかった。
エリザベス・テイラーがもう完璧に出
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若草物語(1994年製作の映画)

3.0

ずいぶん昔に観たがそのとき違和感があったのがエイミー。
キルスティン・ダンストから途中サマンサ・マシスになるのだけれど、他のキャストはそのまま。
先のストーリーを考えるとキルスティン・ダンストは幼すぎ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

「現在」に「過去」の回想シーンが入ってくるが「あ、これは過去だ、あ、現在に戻った」とわかりやすく感じた。
シアーシャ・ローナンがジョーにピッタリ。
作品によって最後のジョーの描かれ方が違う印象を受ける
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.5

この映像の色合い、好き。
寡黙で頑固なメアリーがケイト・ウィンスレットにとても合っている気がした。
歳を重ねて別の魅力が出てきている感じがする。

途中までお金に反応するお母さんの目が怖かったけれどあ
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