ぼぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

建築学概論(2012年製作の映画)

4.0

家を建てる依頼は、最初は再会する口実だったのかなぁと思った。だけど途中からは、“家を建てる”ってことが二人にとってこの出会いをきちんと終わらせる儀式みたいなものだったんだろうなぁと感じられた。
気持ち
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

三味線と三人家族があんなふうにつながるとは思わなかった。
クボとサルとクワガタ、なんだか家族っぽくなってきたと思ったら…!武具を探す旅はお別れ前の最後の旅行のようにも感じる。
お盆に観るのがよかったか
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.5

超一流の仕事は見ていて気持ちがいい。ひとつの無駄もなく、静かで美しい。
中盤あたりから追いかけられたりピンチに陥りそうになったりしてきても、不思議とドキドキしなくて。いつの間にか、マッコールなら大丈夫
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

いきなり人が角切りになるからどうしようかと思ったんだけど 笑、どうにか最後までたどり着いた。
結構いろいろわからないまま終わるのね。でも、それが不気味さを増幅させてる気がするし、登場人物たちも結局知ら
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.5

冒頭、順が喋れなくなった理由って改めて観るとなかなか残酷だよなぁ。本当は彼女に非なんてなかったはずなのに。
誰のパートも、相手の事を思っていないわけじゃないのにその思いが少しずつズレてて、間違って察し
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コンチネンタル(1934年製作の映画)

3.5

ダンスシーンが華やかで、とっても夢がある。最初の人形のダンスも可愛かった。

Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

4.0

主人公の周りの人たちが素敵。特にお母さんとレイのジェイミーとの距離感がとても心地良くて、たとえ親じゃなくても、あんなふうに子供を見守れる大人になりたいと思った。一番グッときたシーンがお母さんがキッチン>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

怖すぎて、観たことを後悔している 笑
自分や他人の死を恐れない思想が一番怖いんだと思う。あと、その思想を上手く伝承していくような環境も。
訳のわからないことが考える間もなく次々起こって、まるで観ている
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曇天に笑う 外伝 宿命、双頭の風魔(2018年製作の映画)

4.0

これは辛いな。ひとつの救いもなく辛い。
曇のお家で過ごした時間があたたかく楽しいものであったならいいなと思うけれど(実際そうだったんだろうけど)、そういう幸せなものじゃなければもっと簡単に捨てられただ
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

今まで観た中で一番平和な不良だった 笑
古武術の音楽、最初はいったい何を聴かされているんだ?って感じなんだけど、フェスが始まる頃にはすっかり熱狂してしまっていた。
初めて、たった一音鳴らしただけで楽し
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

すごい人生だ…。周囲の人に、顔の見えない世間の人々に、振り回され続けてきたんだな。
ジェフとショーン、本当に久しぶりに1ミリも共感できないクソすぎる悪人で、気持ち悪すぎて。母親もそうだけど、あんな奴で
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.5

ストーリー全然覚えてなかったんだけど、祭りの中心でトマトを投げつけられるところからのシーンは鮮明に記憶に残っていて、改めて観てもきつかった。
フロローの人物像が見えづらくて(判事っていう役職をよく知ら
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曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い(2017年製作の映画)

4.0

お父さまかっこいい。
弟二人の寝顔がそれはもう天使のようで、こりゃ何が何でも守りたくなるよな天火…。だけど彼だって親代わりになるには若く未熟で。笑っていられる人になれと言ってくれた人のお墓の前でしか泣
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

当たり前なんだけど、成功の裏には大失敗が積み重なってるんだよね。
最初はロケット飛んで!と楽しく応援しながら観ていたけれど、だんだん「本気でやりたい事のある人がそれを全うできる世界であってほしい」と祈
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

ミスリードがたくさんあるのがこのシリーズの面白さなのはわかるけれど、真相と犯人のパーソナリティーを知った後だと、もう少し事件本体に触れてほしかったと思っちゃうなぁ。動機や起きていることの重さに対してタ>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

5.0

最高!!細かいことは置いといて、とにかくテンション上がる!
悪役とか、もっと身近なところでいえば悪ガキとか、そういうのの概念がわからなくなった。法を犯したり人を傷つけたりするのは良くないにしても、生き
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

前半は、殺人が普通の生活のすぐ近くにある怖さ。
後半は、ちょっと青春を感じるような爽やかさ。
入口と出口が全然違って面白かった。でも、ラストシーンの先にまた血生臭い出来事が待ってるんじゃないかと考えて
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.0

冒頭の感じからもっとシリアスな旅が始まるのかと思ったら、けっこう珍道中で面白かった。召喚されたシスーが想像と違っておばちゃんのノリで楽しかった 笑
ラーヤ一行、それぞれ故郷が違うのがいいよなぁ。そして
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

何がギルティなんだろうと思っていたら、これはやりきれない…。でもこういう通報や事件って普通に起きていそうな気もする。
緊急通報のオペレーターって、とんでもなくストレスのかかる仕事だなぁ。毎日大小様々な
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

みんな寂しくて、みんな悲しい。それでも終わらない人生と、どう向き合っていけばいいんだろう。

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

5.0

何で今まで知らなかったんだろう。というか、なぜ知名度低いの?めちゃくちゃ良かったよ!!
「星に願うだけでは叶わない」「欲しいものをちゃんと見極めないと」みたいな現実的なメッセージとキュンとする場面のバ
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

溺れてしまいそうなほど眩しい色彩と抜群に美しい音楽。観ている私が魔法にかけられたみたい。夢の世界に連れていってもらったような気持ちになった。
ジーニー大好き!ウィル・スミスも山ちゃんもすごい。ジャスミ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

5.0

韓国版がとても良くてなかなか観られずにいたけど、こちらも良かった!というかほぼ同じなのね。
ギャルは強い。あの頃自分が女子高生だったら、どんなふうに過ごしてたんだろう。逆にギャル以外の女の子たちはどん
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

これは劇場公開されてないんだよね?映画館で観たら良い夏の思い出になりそうなのになぁ。今は行けないか。
野生のヴェスパがいて、とか空の星は魚だったりとか、子供の発想ってほんと面白い。
“知りたい”を止め
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

アーサーかっこよすぎる…。ときめきが止まらない。
夏休みにぴったり!わくわくするストーリーと映像に、私の中の子供がはしゃいでしまった。というかCGどうなってるの!?アトランティスの奥行き感とかすごすぎ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

煮えくりかえったはらわたの治め方がわからなくて、何度も停止ボタンを押して、ようやく最後までたどり着いた。
何かに対して声を上げるということは、今この時の問題を解決することだけじゃなく、未来を変えるとい
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

衝撃的だという話をたくさん聞いていたけれど、ごくありふれた、大人になれなかった子供の話だなぁと感じた。いや、ありふれてちゃいけないんだけど。でも、そうだよね、そうなるよね…っていう展開で。
ホアキン・
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

私は他人にのぼせ上がることができないから、テルコのマモちゃんへの気持ちって本当にわからないんだけど、対象が趣味だとか一生懸命打ち込んでいるものだとしたら決して身に覚えがなくはないんだよなぁ。
ハマり過
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

どこかで何かが少しだけ違ったら二人はものすごく強いバディになれたんじゃないか、とか考え出すと切なくなる。
普段こういう映画を観ないからびっくりする画だらけだったけど 笑、思ったより怖くなかった。知らな
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

久々にものすごく元気になれる映画に出会えた。
デューイ、教師に向いてるんじゃない?と思って観てたから、最後そう着地するか!とちょっとニヤってしちゃった。
お堅い学校の生徒たちはきっと、普段はダメだと言
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

5.0

一分の隙もなく美しくて優しい。
私は人間が心の機微を知って、それ故に豊かになったり苦しんだりするようになっていく、みたいな物語が好きで。だから「愛してるを知りたい」と言っていたヴァイオレットが確実に愛
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パス・オーバー(2018年製作の映画)

4.0

あのラストシーン、あの最後のセリフを、たくさんの黒人の観客を前にしてやらせるってとんでもない演出だな。銃声に対して上がった悲鳴が、この舞台のすべてだと思った。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

冒頭、機材をメンテナンスしスムージーを作り、ルーを気遣うルーベン。あのシーンだけで、彼がどれほど繊細な人なのかも二人がどんな関係を築いてきたのかも伝わってくるのがすごい。だからこそ、聞こえなくなってか>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

予想外にアート系な雰囲気の映画でびっくりした。
コンクールメインならそれぞれの演奏をもっとしっかり聴きたかったし、4人のキャラクターを知るには消化不良な感じがするし。
月の光の下での連弾が夢みたいに美
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.0

観ながら、アニメこんな感じだったなぁと思い出す。でも、ここまで切なく苦しい展開になるとは思わなかった。
大切な人にも優先順位を付けなければならない。全員を同じように大切にはできない。ひねた私はこの事実
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