ぼぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

宇宙ショーへようこそ(2010年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良い映画だった!子供の頃に出会いたかったなぁ。毎年夏に観たくなりそうだ。
家にいながら、彼らと一緒に世界中、というか惑星中を旅している気分になった。わかりやすい展開なのかもしれないけれど、
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

名前って、その人のアイデンティティの大きな部分を占めるものだと思う。そんな名前を相手に渡してしまいたくなるほど、心も身体も思考も境界がなくなるくらい溶け合った時間。ひとつになれる相手に出会えたこと。何>>続きを読む

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.5

老若男女いろんな人の感想が聞きたい。ヒギンズの人物像って、受け取る側でどのくらい変わるんだろう。
私は女で、描かれている時代のことを体感として何も知らなくて。そんな自分からしたら、彼はあまりに横暴で人
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

原作を読んだ時の印象よりずいぶん寧子がエキセントリックな感じがして前半ちょっとしんどかったんだけど、屋上のシーンがやっぱり良くて。最後まで観てよかった。
私は私と一生別れられない。津奈木は私と別れられ
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

普段観ないタイプの映画だし、トランスフォーマーもひとつも知らないけど楽しめた!
別世界にいるもの同士が心を通わせていく物語は、先が読めたとしてもグッときちゃう。あと、飛び込みがあんな伏線になっていたと
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PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down(2015年製作の映画)

4.0

こんな切ない展開になるとは思わなかった。愛を知るってあたたかくて苦しい。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.0

夏休み、路上ライブの歌をバックに流れていく二人の姿や表情があまりに良すぎて、このまま続いてほしいなって思ったけど…
。ほんの少しのすれ違いや噛み合わなかった何かが関係を変えていってしまう。切ない。
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同級生(2015年製作の映画)

5.0

この作品の中に流れている空気、湿度、登場人物がそれぞれにかける言葉、全部が本当に大好き。
そして、こんなに純粋に人を思ったことなんてないよな、と己の心の汚れと向き合うことになる 笑
草壁と佐条みたいに
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

煉獄杏寿郎さんかっこよすぎる。ヒーローってこういう人のことを言うんだろうな。そしてもっと一緒に戦いたかった。
魘夢が炭治郎に向けたセリフの中で「なんか癪に障る」って言葉が出てきたのが印象的で。そうだよ
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PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream(2014年製作の映画)

4.0

なんとなく様子がわかってきた。
シャドウを倒し影時間をなくすために戦いながら、そこが自分の居場所でもある…。どんなふうに折り合いをつけていくのかなぁ。

PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth(2013年製作の映画)

4.0

ずっと気になってたペルソナ。自分の頭を撃ち抜いて発動って、画がポップだからあんまり気にならなかったけどなかなか刺激的。あと3本でどんな展開になるんだろう。
カレンダーと月の満ち欠けの表で時間が進んでい
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.5

出てくる人みんな怪しいから、途中からちょっとおもしろくなってきちゃった 笑
お腹縫いたての人ってこんなに歩けるのかな?とか若干気になりつつも、ずっとドキドキしながら観られた。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃよかった!何も起きていないようで、確実に何かが変わっている。その瞬間に立ち会った感じ。
終わり方もなんかすごく地に足がついていて良かったなぁ。物語としてちゃんと夢があるんだけど、同時にリア
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

5.0

容赦ないなぁ。クリスマス公演で盛り上がって終わりにもできたと思うんだよ。でも戦争って、戦時中の人々の感情って、そういうキレイなもんじゃないんだよな。
所詮、芸術なんて無力なんだ。エンターテイメントの力
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ハル(2013年製作の映画)

4.5

これどこでどんなふうに公開されてたんだろう?もっと早く出会いたかったな。
ケアロボットに恋をしてしまって、でも最後には別れなきゃいけなくなる…とかそんなストーリーかと思って観ていたらまさかの。確かに小
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シルヴィ〜恋のメロディ〜(2020年製作の映画)

4.0

途中までロマンティックなラブストーリーなのかなと思いながら観てたら、想像以上にリアルな展開が待ってた。恋が叶ったその先、家族になったその先にも当たり前に人生は続いてるんだもんね。
相手の幸せを思って身
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.5

おっこ、そんなに頑張らないでくれ。
子供は子供らしく、とは言わないけれど、過剰にしっかりしている子供を見ると不安になる。誰かこの子をちゃんと子供でいさせてあげてくれよ、って。
でもおっこにとっては「立
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.5

なんて可愛い映画…!
歌唱シーンがミュージカルとMVの間というか、映画としてはちょっと不思議な感じがしたんだけど、キュートで良かったなぁ。
なんとなく、1枚のコンセプトアルバムの長いMVを観た感覚に近
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.5

嘘みたいに美しい景色。セットかCGか、みたいに思っちゃうけど全部実在する場所なんてすごい。話の内容と相まって非現実感がとんでもない。
アレキサンドリアとロイの関係・雰囲気も微笑ましくて可愛かった。親子
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.5

時代に、価値観に、その時の空気に、いったいどれだけの人が殺されてきたのだろう。
お父さんの遺言は目も当てられないくらい辛かったし、その後の家族とのやりとりもこれだけ差別や偏見を見せられたあとじゃ都合良
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.5

やっぱりエンターテイナーが好きだ。
裏ではいろいろあろうと、ショーが最高。元気出た。
終わり方、二人の会話がおしゃれだったなー。7時間で何ができる?おしゃれな駆け引き。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

これは、いろいろ考えちゃってまとまらないな。
22番が地球に来ていろんな経験をしていくのを観ながら、私が初めてこの世界の音や景色や匂いを認識した時、初めてものを食べた時、何を感じどう心が動いたのか知り
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蛍火の杜へ(2011年製作の映画)

4.5

ギン、初恋泥棒だ…!
想い合ってるのに触れられない関係、たまらないなぁ。木の枝や手首を結んだ布を通してつなぐ手、お面ごしのキス、たまらん。
来世で二人が人間として出会って、触れ合える距離にいたらいいな
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

思ったよりもコミカルなシーンもあってちょっと笑いながら観ていたけれど、これって笑っていいのか?とシリアスな気持ちになったりもして。
ラストシーン、あれは夢のまま終わる確率の方がずっとずっと高いんだろう
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南極料理人(2009年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ癒された。
南極観測隊の話ってだいたい壮絶だったりシリアスな展開が続いたりするけれど、起きる事件がまぁちっちゃい 笑 私たちの日常と全然変わらない。
だけど、ああいう極限の地で生きていける
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

4.5

画面がぐるぐる回って視点が変わるのがおもしろかった。
正しく歴史を伝える・教育するってたぶん無理なんだろうなぁ。特に子供に教えるって本当に難しい。教育と洗脳と矯正と…そういうものの線引きっていったいど
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ムーラン(2020年製作の映画)

4.0

一族のため、家族のため、父として、娘として、妻として、女として…そういう言葉に続いて表される価値観に私はどうしても違和感を覚えてしまうけれど、それらをよりどころにしている人もいるはずで。
ここで描かれ
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

いつどんなシチュエーションで誰に恋するかなんてわからないし、制御できないから、本当に怖い。落ちてしまったらもう戻れないもんね。
ラストシーンのその先はどんなふうにでも想像できるけれど、どうにも胸が苦し
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