「鳥」と「鮫」以外の動物パニックムービーは全てB級説をまたもや証明した一作。まぁ作っている方もそれを認識していると見え、思いっきりやりたい放題やっている😅
実話を基にしていると言っているが、事実なの>>続きを読む
ストップモーションアニメの最高峰スタジオLAIKAの才能と途方もない労力を結集して放つ、切なくも美しい日本絵巻。人形を1コマずつ動かして作り上げた繊細な映像はまさに〝瞬きすらしてはならぬ‼︎〟😊
先>>続きを読む
青春時代スクリーンの中のアイドルは、ダイアン・レインとソフィー・マルソーだったが、改めて本作を見返してみるとダイアン・レインはデビュー作から、しっかりとダイアン・レインの顔だった😊
「明日に向って>>続きを読む
昨日観た「今夜、ロマンス劇場で」に引き続き、憧れのスターがスクリーンの中から飛び出して来る話。ただし、こちらは映画の中の凶悪犯を追いかけて来たアクションヒーローの映画。
この頃のシュワルツェネッガー>>続きを読む
映画が娯楽の王様だった1960年代の古き良き時代を背景に描かれる懐かしさに溢れたロマンティックコメディ。モノクロ映画の中のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ない恋の物語を綾瀬はるかと坂口健太郎が素敵>>続きを読む
個人的な話だが、このレビューが868本目のレビューとなる。868本と聞いてピンときた方は相当な野球ファンかある程度年配の方だろう😊
868本とは日本が世界に誇るホームラン王の王貞治さんが打った通算本>>続きを読む
とにかく素晴らしい映画だった。原題の「The Half of It」とはプラトンからの引用で元々は完全だった〝自分の片割れ〟のことを意味するのだが、逆の言い方をすれば〝不完全な自分〟ということにもなる>>続きを読む
今から丁度81年前の今日、1943年5月12日、タイとビルマの国境に流れるクワイ河に夕陽に映える日本軍の巨大な橋が見事完成した。
この美しくも巨大なクワイ河の架橋〝戦場にかける橋〟を日本軍はいかにし>>続きを読む
せっかく前半いい感じだったのに、後半監督変わりました?
翌日の面接の為、デトロイトのバーバリー通りにある1軒家を予約した女性が嵐の深夜そこに到着するとダブルブッキングによりすでに見知らぬ男が宿泊して>>続きを読む
スペンサー・トレイシーが娘の結婚式の準備に奮闘する父親を演じた往年のコメディ映画の傑作、「花嫁の父(Father of the Bride)」を想起させるタイトルだが、こちらは母親が主役。
海外から>>続きを読む
2008年に韓国で導入された国民参与裁判をテーマとした、実話を基に描く法廷サスペンス。人が人を裁くことの重さと難しさについて考えさせられる映画だった。
韓国史上初めて、国民が参加する裁判が開かれる日>>続きを読む
第96回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞作で授賞式で監督のミスティスラフ・チェルノフが〝こんな映画が作られなければよかった〟とスピーチしたことが印象に残っていた。
監督はAP通信社のウクライ>>続きを読む
上映館も少ないので、この映画の存在すら知らない人の方が多いと思う。それは、あたかもこの事件そのものを表しているかのようだ。
気が滅入るような悲惨な物語にも拘らず、この映画を最後まで目を逸らさずに観る>>続きを読む
〝カードカウンティング〟というカードゲームのテクニックを使い、マサチューセッツ工科大学生のチームがカジノから大金を巻き上げた実話に基づく映画。この映画が面白いのは、以下の2点によるところが大きいのでは>>続きを読む
タイトルに惹かれて小説を読んだのは、もう8年ほど前のことなので、内容もうる覚えだった😅
どちらかと言うと地味な題材の為、映像的な演出として原作では男性だった先輩社員を女性(黒木華)にしたのは良かった>>続きを読む
監督のローランド・ジョフィと言えば1984年のデビュー作「キリング・フィールド」で強烈なインパクトを受けたことを覚えている。内乱渦巻くカンボジアを舞台に、アメリカ人記者と現地人助手の絆を力強く描いた作>>続きを読む
物語の舞台は昭和31年、戦争直後の日本。
鬼太郎の父親である目玉の親父が、テレビでお馴染みのあの姿になる前の物語。
ある閉ざされた山奥の村へ妻を探しに来た鬼太郎の父と野心家の血液銀行員〝水木〟が出会>>続きを読む
事の良し悪しは別として、政権が硬直化している日本と違い、韓国は政治絡みの近代史を題材に映画化した傑作が多く、本作も間違いなくその中の1本に数えることができるだろう。
1979年に韓国の朴正煕大統領が>>続きを読む
世界的に有名なランドマークであり、ニューヨークの象徴的な存在として知られているエンパイア・ステート・ビルはさまざまな映画や小説に登場するが、何と言っても最も有名なのはこの映画だろう。
何せこのビルが>>続きを読む
前作に引き続きロバート・ゼメキス監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮という黄金コンビによる、SFアドベンチャーの第2弾。
タイムマシン(デロリアン)で30年前へとさかのぼってさえない家族の運>>続きを読む
原作ファンが大勢いる小説やマンガの実写化は、期待値が高いだけに難しい。ましてや本作は原作コミックスの累計部数が約5000万部という超人気作だけに、いやが上にもハードルは高くなる。
本作は高めに設定さ>>続きを読む
私ごとで恐縮ですが。本日めでたく?還暦を迎えました。幸か不幸かもう暫くは今まで通り働くので、60歳になったからといって、これと言った変化もありません。
というわけで特別な一本ではなく、どうという事の>>続きを読む
前作から引き続いての視聴なので、推理よりアクション中心、左脳より右脳で観るべき映画だとは心得ている😅
ロバート・ダウニー・Jrが名探偵であり武闘家でもあるシャーロック・ホームズをコミカルに演じる。暴>>続きを読む
まるでガイ・リッチー監督から、〝今までのシャーロック・ホームズ作品とは違うよ〟と宣言されたかのようなオープニング。スピーディーな展開と激しいアクション、そしてコミカルな台詞回し。
従来は冷静沈着な頭>>続きを読む
1990年代ハリウッドには〝エロチック・サスペンス〟とか〝エロチック・スリラー〟と呼ばれるジャンルが確実に存在した。
「バウンド」「誘う女」「氷の微笑」「硝子の塔」「悪魔のような女」「BODY」「ク>>続きを読む
今からちょうど38年前の1986年4月28日、ソ連・ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所で爆発事故が発生した。100万キロワットの4号炉がメトロダウン(溶融)したが、この事故による正確な死者・>>続きを読む
人は金さえあれば幸せになれるのか?
正直にお答えください。皆さんも時々やりませんか?自分が宝くじに当たった時のシミュレーションゲーム😅
お気をつけください。その時のあなたの顔、結構だらしないことに>>続きを読む
もしも米軍の最新鋭空母がタイムスリップし、真珠湾攻撃前日のハワイ沖に到着したら……。この奇抜なワンアイデアをリアルな戦闘描写で描いた1980年公開のSF戦争映画。
監督は「新・猿の惑星」や「ドクター>>続きを読む
この手の戦争スペクタルは絶対に映画館の大きなスクリーンと音響で観るべしと劇場公開時映画館のかなり前の方の席で観たことを思い出す。
劇場で観た時は、その映像の迫力と緊迫感あふれる編集に魅了され、映画化>>続きを読む
劇作家として活躍していたとは言え韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督にとって本作は長編映画デビュー作。それがいきなり今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞の2部門にノミネートを果たすという離業をやってのけた>>続きを読む
川和田恵真監督の商業映画デビュー作、彼女自身もイギリス人の父と日本人の母をもつミックスルーツだという。社会のセーフティネットからこぼれ落ちた名もなき人々にスポットを当てるテーマ選びは、どこか師匠の是枝>>続きを読む
本日4月23日は、世界演劇史を通じて最も有名で最も成功した劇作家ウィリアム・シェークスピアが生まれた日、そして亡くなった日でもある。
折角だからシェークスピア作品を観てみようと思い、手元にあるDVD>>続きを読む
2005年の「バットマン ビギンズ」から始まったクリストファー・ノーラン監督の〝ダークナイト3部作〟の完結編。
シリーズ3作を通じてノーラン監督の〝ダークでシリアス〟な世界観をぶれる事なく貫き、見事>>続きを読む
映画は監督によって全く違う作品になる。当たり前の話だが、映画のバットマンシリーズを見るとそのことがより鮮明に理解できる。
これまで何度も映画化されてきたバットマンだが、自分の中ではティム・バートン監>>続きを読む
2001年公開の「チョコレート」でビリー・ボブ・ソーントンの息子役を演じ、冒頭40分足らずの出演ながらその確かな演技力で強烈な存在感を示したヒース・レジャーは、その後「ブロークバック・マウンテン」(2>>続きを読む
〝幼い頃は配給が途切れることが怖かった。訓練の時は生き残れるか、党に見捨てられないかと怖かった。だが今は……自分が変わりそうで怖い〟
北朝鮮の特殊部隊で厳しい訓練を終えたエリートスパイのリュファワン>>続きを読む