まっつんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

まっつん

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武器人間(2013年製作の映画)

2.9

予告編で初代ドラえもんこと大山のぶ代がナレーションを担当していた本作。

正直ずさんなところは結構あります笑。第二次大戦当時の映像という設定なのにフィルム処理されてなかったり、その距離で爆発したら死な
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.5

もったいない!!なんでこんな傑作がDVDスルーなんだっ!!けしからん!!

という憤りを隠せないほど個人的には大好きな本作でございます。80年代後半から90年代初頭の同名ドラマのリメイクでジョニーデッ
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.7

あまりにも酷すぎる邦題で有名な本作。(バス本編とほぼ関係ねぇし)
でも中身は脱力系ギャグの連発ですっごい楽しい!

ナポレオン・ダイナマイト君は目が開いてるのか開いてないのか判らないし、童顔なのか老け
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.8

なんか分からないけど2回観ました笑。賛否両論ではありますが僕はこの映画好きです。

「ドライブ」の時も感じましたが、台詞が極端に少ない故に生まれる間みたいなとこに初期北野映画なんかを連想してしまったり
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.4

邦画連投ということで...

キター!!!伝説のカルト映画ですよ!!もうタイトル聞いただけでブチ上がること間違いなしの日本映画の到達点!

しかもこれが大学の卒業制作って...
間違いなく現在に至って
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震える舌(1980年製作の映画)

3.7

トラウマ映画として誉れ高い本作。その看板に偽り無しといった感じでした。

普通に怖ぇ、怖すぎる...
自分が将来こんな目にあったらと思うとゾッとしますな...

子役の子の叫び声もホントに「ギャーーー
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.6

大学生がバカンスに訪れた山小屋でエロにマリファナにうつつを抜かしていたら大変な事になる本作。

この映画、本筋も面白いのですがそれ以外のとこが最高に面白い!ボーリング場での殺人事件、パンケーキ!と叫び
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.5

たまには邦画を...ということで園子温監督の本作です。

園子温監督の映画は本当に好き嫌いがハッキリ分かれるんですね笑。しかも大好きor大っ嫌いに別れがち...(三振かホームランかみたいな)。大っ嫌い
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.6

タランティーノ映画は基本的には全作品めちゃくちゃ好きなんですが、その中でも特に好きな一本。

今回は撮影もタランティーノがやっているということで、余計に彼の変態性が際立っておりますな〜笑。女の子の足と
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荒野の千鳥足(1971年製作の映画)

3.8

いやぁ...たまらなく不快な映画でしたな。悪名高きハンティングシーンだけでなく、鳴り続けるハエの羽音とか汗かいてジメジメした感じとか、画面全体が超不快なんですね。

タイトルから西部劇を連想しがちです
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.0

もうサイモンペッグ&ニックフロストが出てくれば面白い映画になると相場は決まっております笑。

どうやらエドガーライトはこのときスコットピルグリムの撮影で参加できなかったとか。その代わりを務めたのがグレ
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

4.0

興行的には成功するものの批評家からはバカにされ続けている悲運の映画監督マイケルベイの作品。

ズバリ言ってしまえばマイケルベイの最高傑作ですよっ!

マークウォルバーグ演じる筋肉バカ(この言葉がここま
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

普段恋愛映画とかは観ないのですが、「たまにはオシャレな映画でも観てみようかしら〜」と鼻歌歌いながらオシャレな気分で観たら、けっこう殺傷能力高いんですよね笑。

観てるときはむかつきましたが、後から考え
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.4

いや〜、やはりいいですなぁ。大好きですエドガーライト監督。

基本的にやってることは「ショーンオブザデッド」と同じで、「イギリスの片田舎でアメリカの刑事アクションをやったら」ということが言えます。
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ハイテンション(2003年製作の映画)

3.5

基本的にはすごく楽しめました。残酷描写もたっぷりありますし、そのバリエーションも豊かで非常にワクワクするのですが....

やっぱりそのオチいらなくねぇ!?

いくら何でも辻褄が合わないところが多
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.0

世界一信頼できる映画監督ポールヴァーホーベンが「ナチプロパガンダ映画」をパロって、馬鹿にして、笑い飛ばす本作。(ちなみに原作は純粋なプロパガンダ)

巨額の予算を投じながらどのシーンにもド変態感が漂っ
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

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「面白くなさすぎてネタになる。」または「面白くなさすぎてネタにすらならないことがネタになる。」という映画史上最高のネタ映画。見てる途中、ほとんどの人は眠くなる新手の拷問映画とも言えます。

「やる気ナ
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

4.0

スプリングブレイクで調子に乗りまくる大学生がピラニアに骨の髄までむしゃぶりつかれるという「お、俺得っ!」としか言いようのない本作。

まず、この映画で描かれるスプリングブレイクという乱痴気騒ぎは早急に
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.4

戦争映画の全てを変えてしまった一作。
後の戦争映画でこの映画の影響を受けていない映画は無いと断言できてしまうほど革命的な作品です。

この映画の革命とは圧倒的なリアリティへのこだわりとミクロな視点で見
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

終始小ボケ、小ネタの連続というノーテンキさでありながら、ギリギリの所でホラーとしての緊張感も失わない本作。

もちろんジョージAロメロの名作「ドーンオブザデッド」のパロディですが、それをイギリスでやっ
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.5

どこの国に「人の顔とお尻をくっつけてさ、ムカデ人間にしちゃおうよ」などというどうかしてるアイデアを映画にする人間がいただろうか....

オランダにはいた笑

その名はトムシックス。しかも彼はこんな馬
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26世紀青年(2006年製作の映画)

4.0

何度観てもドイヒーな邦題(おそらく「バス男」と並んでツートップ)ではありますが中身は文句無しに楽しめます!

序盤からノンストップで馬鹿馬鹿しさの大洪水。とくに僕はカマーチョ大統領(なぜ大統領になれた
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炎628(1985年製作の映画)

4.5

白ロシアにおけるナチスの虐殺を描いた本作。

観た直後はホントに鬱になりました...

ストーリーは勿論のこと画面に映る光景、音、空気感の全てが終始不気味で、不安で、悲惨。

人の顔をアップかつ真正面
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.3

ティムバートン映画史上最も彼の歪みがハッキリと表れた作品だと思います。

ただ愛されたいだけという純粋な動機で動くペンギン。ペンギンが世間に受け入れられるのが、単に我慢ならないかのように彼を潰しにかか
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キャビン(2011年製作の映画)

4.2

誕生日プレゼントのような映画でした笑
まずオープニングのファニーゲームのオマージュからして最高!「これはメタ構造を持った映画ですよ」ということをこの時点で宣言しているように感じました。

また、全編に
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

カルト映画とはこういう映画のことなんだ!というのを初めて教えてくれた作品です。

カルト映画の定義は様々あると思いますが、自分は「真似したくなっちゃう」というのがカルト映画における前提のような気がして
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.6

これは偉業ですぞ!
ダークナイト以降のダーク/シリアス路線のアメコミ映画の潮流にたった一作で引導を渡してしまった!

カラフルな絵作りのスペースオペラ+70年代ポップミュージックという新しい試みがバッ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.3

3時間フルスロットルで下衆、下品のオンパレード!
下衆だ下品だと言う我々に向かって中指を突き立てるベルフォードの姿が痛快だった。やっぱ映画ではそういう人間を見たい!

また傑作「グッドフェローズ」的キ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

一言で言うと辛い映画でした。
学校内の無言の同調圧力が圧倒的なリアリティで描かれていただけでも窒息しそうだったのに、前田のような高校時代を送れなかった自分を照らし合わせると本当に辛かったです。
それで
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

ルベツキ十八番の”長回し風”映像がとても目に楽しかったです。
見る人によって解釈が異なる映画だと思いますが自分はあのエンディングにはとてもブラックな印象を受けました。(あくまで一解釈でしかありませんが
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャズに対する知識は全くない自分でも最高に熱くなりました!
一切の凡庸さを拒絶して「偉大さ」への地獄の道をフレッチャーと歩むことを決めたアンドリュー....
それをステージの脇から見ていることしかでき
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