この監督、ニンフォマニアックも数学も概念として捉え、共通項を見出すのがお上手。
かなり高い抽象度で理解されてそれを吐き出してるように感じる。だから章は柱となるテーマでそれに肉付けしてるような。
電>>続きを読む
意外にも人肉であることに抵抗がなくなっていく物語中盤!!
恐らく人型がコミカルな四肢や局部にとどまってるためか?
ヴィーガン(消費者)vs肉屋(生産者)の構図の結末は、消費者が消費されることだった。>>続きを読む
汚くて雑多なヤク中の話。
彼らにはルールもモラルも欠落している。
疾走感あふれる飛行機搭乗までのシーンで、たしかに『生きるにも死ぬにも足らない』と思ったもんね。
娼婦のスタイリングってエロではあるけど、どことなくおしゃれに見える。この前見た『モンスター』は違うけど。
何か足りなくてそれを酒とか愛で補うのはなかなか難儀。終始アル中すぎて、そこまでの深さはわから>>続きを読む
アメリカンスタイルのハートフル大人恋愛映画
仕事も恋愛も難しい、それでも人を愛する気持ちが芽生えるまでいつの間にか応援してしまう。
文化に関わる社会人っていうのも、文脈に繋がりがあって見やすかった>>続きを読む
待望作がようやくサブスクに!!!!
下請け搾取も、ムー的要素も、爽快感のある絶品。
タイムループものは、同じシーンを見る回数が緻密に計算されていないと飽きてしまう。構造を伝えながらも展開するのが難>>続きを読む
作中の鬱要素に息が詰まる。
親子関係の描き方がもっとも重要だったんだけど、お父さんの辛さが一番苦しかった。一番彼を愛し守ってきてくれたのに報われない最期。
恐怖の始まりってこんなにあっさりしてるのか>>続きを読む
スタンリー・キューブリックの期待を必ず超えるところ。ジャック・ニコルソンのキモさ。
実は子どもが一番気味悪い。
でも妻の大口あけようも凄まじい。
二度と忘れなさそうなシーンがちらほら。
『魂の自由を信じてる俺という人間のシンボル』
破滅しすぎてついていけない。
観客を置いていく展開と、ついていく気も失せるシーン切り替え。
デヴィット・リンチ監督×ニコラス・ケイジでタイトル『ワ>>続きを読む
あぁ、これはゾワゾワする。
統合失調症(分裂症)の男を、
彼の心そのままが外界の音になる形で追体験できる。
前レビュー『マシニスト』と続け見で、統合失調症の輪郭を描けた。
騒音がこんなに苛つか>>続きを読む
全部虚像だったんだという話。
気味が悪い日々の中で娼婦の女性だけは一筋の愛を示している。
統合失調症の人にとっては、こんな風に世界が見えているのだろう。
何度も伏線を見せつけてこなくとも良かった>>続きを読む
これは衝撃作!プロパガンダ的だ!
『若い影響力のあるうちに 積極的に行動してください』
遊園地、それは誰しもいつか行くことになる場所。希望と好奇心に満ち溢れ向かっても、行き着く先は白い部屋。
雑>>続きを読む
これをみて気づいた。
映画は一つの主張をしたい訳じゃない。
その時代、その人、その日によってテーマが変わる。
ガザ地区を舞台にした映画だったが、
美容室の扉を境界線に外と中が隔たれていることで、戦>>続きを読む
廓の中でしか生きられない、をあえて生きる。
花魁がテーマと言えば、安達祐実の花魁道中、土屋アンナのさくらんが記憶に新しい。
吉原炎上はそれらを圧倒する魂が見られた。
遊郭を金魚鉢に例え、
桜が散っ>>続きを読む
リンジー・ローハン有名だけど、他作品でパッとしたのがなかった。
ゴシップガールの先駆的女の子の汚いところ。
90年代のリアルな黒人社会の中身。
アイスキューブが出てて、ストレイト・アウタ・コンプトンとの社会的背景のつながりを感じた。
アフロアメリカンの貧困、ヤク、兄弟愛があふれる日々と、少年たちがおとな>>続きを読む
期待しただけに残念。
題材もキャストも揃い組なのに、社会派に見せかけたコメディ要素すら感じる。水道局員のやり過ぎ感と、要点が掴めず結末が粗末に感じた。
なにかもう一味ほしかった。
内野さんのイケオジ的魅力が溢れる。
春画にはもともと興味があったし、書店で見かけては立ち去らざるを得ない気持ちだったけど
こんなに日本の文化的背景を反映した芸術、エンタメであるとは。
塩田監督>>続きを読む
俺のやりたいことをやる。
エミネムの母親は最悪だし、身内に寝取られるのも最悪だけど、実力でのし上がるのは正真正銘。
コンプトンといいデトロイトといい、荒廃してて怖い。そこに本当がある。
N.W.Aはアーティストじゃなくてライフスタイルって意味がよく分かる映画。
かなりドープ
SMの知育教材
三部作を思わせすぎている構成と
アナの好奇心が強すぎる。
たぶん、アナはもともとマゾヒスティックな気がない気がする。
カモン カモン カモン...
子どもの感情のぶつけ方とか、自分で制御できない葛藤とかに対して大人ってちゃんと向き合えているのかな。
とりとめもない日々なんだけど、息の詰まりそうなシーンも心の通い>>続きを読む
ペネロペ・クルスが見たくて鑑賞。
若い頃のダンサーをやってて無垢できれいな感じが訛と相まってよかった。
酸っぱさがあってこそ甘さがわかる。ってずっと尾を引いているのもよかった。
その絵を君に売るよ>>続きを読む
これ、薄気味悪くていっこうにモヤが晴れない心地よさがある。
母親の黒い偽りが幻影として離れない。
それが永遠に続く。
でも、父親が死ぬまでは全部隠し通せていたのも不自然では?うさぎのお面も急に憑>>続きを読む
能力を超える野望によって破滅した男。
ジョニー・デップがかっこいいのはもちろんだけど、ペネロペ・クルスとの若く情熱的で敵なしの熱愛も好き。
最後は虚しさが残るけど、これが彼の生き様。
あんたたちは騙されてるんだ!と声を上げ続けるけど、結局なんだったんだろう。
コーヒーを淹れて、トーストをカットして、ベーコンを焼く。そのルーティンが、途中で入れ替わってた。
デヴィット・リンチ作品デビュー戦
急に始まるSMと赤ちゃんプレイ。ヤク中の傍若無人ぶり。
なにがなんだかよくわからないけど、女性がキレイだった。
アイデンティティの削除と模索。
良作
戸籍交換を通して、過去を隠したり捨てたり、新しい人生や人と出会いたい。そんな欲望も弁護士先生にかかれば紐解かれてしまう。
影の部分をライトアップしてるので感>>続きを読む
プラットフォーム的な、大貧民的な、
私の日常がほしいか。
-いいえ、シェフ。
上に行けば行くほど夢見ていたものとかけ離れるのはなぜでしょう。
娼婦ってだけで片付けきれない。
13歳からこんな仕事してる。根っからの娼婦だよ。
ってセリフが忘れられない。
強盗するために娼婦を装ったわけでもないだろうし、愛の逃避行のために金が必要だっただけで>>続きを読む
アメリカン・ニューシネマとは1960年代の後半から70年代にかけて発表された、社会体制に対して反抗的あるいは逃避的な人物を描写した作品群。
ボニーとクライドといえば、歌詞とか恋人たちの関係とか、比喩>>続きを読む
トニー・レオンに首ったけ。
刑事633号のタンクトップだけを着た姿、もう千切れそうなタオルからしずくが滴るのを嬉しそうに見る姿。男らしさと裏腹に、時間の流れに取り残されるアンバランスさは映画の世界観>>続きを読む
あれってほんとにサイコなの?
効果音が懐かしくて、ウジの湧いた豚もよかったけど、自己中なだけというか。
かかしとのキスは一番エロかった。