ラムちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

2.5

阿部寛って単体で豪華。


すごくいいんだけど、長く感じた。

人形焼がたべたい。あのエリアの温かさを感じたい。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

大号泣必至。

点と点が繋がる。
みぃたんに注がれた愛の深さを知る。


ストーリーや設定はまったくもってあり得ない。パトロンの物分りが良すぎたり、結婚直前に子持ち発覚。梨花さんが雲隠れした理由。
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

2.0

皮肉の食べ放題みたいだった。

監督の思ってることごちゃ混ぜにして、細切れに出してくるから要点がつかめない。重要そうで重要じゃなかったり、分かりそうで分からない。

『MEN』の神話よりも要素がかき混
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

目を向けられた代償と、それに目を背けてきた大人の罪の意識。

生育環境が見えてくるほど、彼女の実在が見えてくる。痛みでしか逃げられなかった、過去のしまい込んだ記憶を持つ2人の共鳴する涙が美しかった。
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

2023年の映画初め。

ないものねだり。
あるあるの黒人差別系かと思ったら、自分に無いものに強い憧れを持つという更に上行く展開。  

ホラーであり、SF的な感じもした感覚としては新しい視点。さすが
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

監督、もうA24なら何やってもいいって思ってるでしょ????

神話、フェミ、グロ、サイコ、なんでもごちゃまぜの胸糞どころか理解すら追いつかない。

これは名作と言えようか、なんなのか。

奇才?

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.0

蜷川実花作品として見るのはお門違いだけど、実写化としてははずれか。

『対価』の恐ろしさを知った。
自分が欲しいと思うものに両手を差し出しているか、願いが叶うならなんでもいいと思えるか。

『思考停止
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ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!(2021年製作の映画)

3.5

ひたすらにベビーが愛らしいクリスマス🎄
ハイテク家電と戦うショーンを見る日が来るとは。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

映画としてみるならあまり評価はしない。

けど、これが人の人生を疑似体験する機会となったことは評価する。

正直自分が投影する人物はいなかった。登場人物たちがほぼ全て私の周りの人々で埋め尽くされたこと
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

これはトラウマを引き出す鬱映画(に見えた)。


表面的にはそうたとすずめが日本を救う壮大なストーリー。

その裏には、すずめが過去に抱えていたトラウマ、母親に対する愛情を欲する姿が見て取れた。

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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

凄絶。


戦争映画は、大体兵士たちが大勢いて銃撃戦をするシーンが目を引く。しかし、これは死をもっと近くに感じる。

心臓を打たれ、首を何度も刺され、時には自ら命を絶つ。

死に至るまでゆっくりともが
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

なんてハッピーなんだ。

チケットトゥパラダイスというタイトルも良い。

デュア・リパの挿入歌はどこいったん?

テリファー(2016年製作の映画)

3.1

ピエロ×スプラッター

単純でひたすら惨殺!
ピザ屋のシーンが一番よかったかも。
B級感強めながら、伏線回収しきらない。

追憶(2017年製作の映画)

3.5

エンディングが異常に美しい映画。


守りたかったものを守ったと実感した瞬間。その安堵が伝わってきた。作り込まれた言葉よりも強かった。

この映画で思ったこと。

バッドエンドにまさるのは、やるせなさ
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なくもんか(2009年製作の映画)

2.7

【好きでやってますから〜】

ずっとよそ者だと思って、お人好しで憎めない。うざったい笑顔でも、それがピエロでも、

やっぱり笑顔でいること、人の為になろうとすることが異常なくらいでもいい。

阿部サダ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.5

生活保護ってある世代以上には
『世間に迷惑をかける』ことなんだ。

それでも誰かに必要とされるとか、生きる希望を一握りでも持てることですら、有り難いことかもしれない。

子どもたちの視線が痛くて、苦し
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.0

この主人公の人生は女性の誰しもに当てはまる訳では無いし、女性全員が可哀想な運命をたどることもない。

ただ、誰か近くの人や世間に抑圧されても自分の傷に向き合えた結果は正しかった。
作品はかなり女性的で
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

2.9

世の中の大半がこのような家族だと思う。

子供目線はそんなになくて、セックスのことばかり考える旦那にはうんざりだけど、くすっと笑えるシーンばかりで愉快。

いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.0

終わりに近づく日々。
死に直面する苦しさで、患者がまた一人亡くなる度に泣いてしまう。

オムニバス的に一人ひとりの患者の人生に向き合う必要があり、在宅医療の在り方は全員が違った理由であることがわかった
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ヘヴィメタル/ヘビー・メタル(1981年製作の映画)

3.5

オタク歓喜系映画。

え、この絵と音楽と世界観とかなり好き。
B級風味の映画、だいたい女性戦士大活躍。


前半はしがないタクシードライバーの性的な短編だけど、なんだかんだで世界は救われてみんな幸せな
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.3

スポットライトの影に、もがき苦しむ姿が映っていた。


セックスシンボルは男とパパラッチの目に晒され、映画界で堂々と歩いていくように思えた。

この作品では演出により和らいでいるものの、モンローである
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.0

見たってことにしていいよね

胸熱な展開と、運命を自分で断ち切るようなところがよかった。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

匿名性と映像美の頂点。

まずこれはIMAXで見るべき作品だった。

そして、『サマーウォーズ』『美女と野獣』の組み合わせで成り立ってる。

伝説みたいな作品を超えるのは困難だけど、その2作品を超える
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

4.0

結局、女の友情が強かった。


【二重保険】って言葉は覚えておこうと思う。

現代のティーンに正しく、ジェンダーの表現も悪くない。(と解釈した)

相手の権力を自分のものだと錯覚しちゃいけないとも肝に
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

この映画は私にとってクリストファー・ノーラン監督の作品のようで、物語の理解は浅い。

ただ、平沢進の音楽の不吉さには引き込まれ、無秩序な夢のファンタジーには疲弊されたくなる。

自分も夢の中でかなり変
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.6

いけないものを見たけど、それが何かわからない。

空気は神妙で急に驚かされるけど、それまでの静寂と反復に耐えられるかが個人手には勝負。

ふたり(2019年製作の映画)

2.3

あんまり集中して見れなかった。

『二人の世界』が温かくて満たされているようで良かったな〜って。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

『一人で生きるより、二人で死ぬほうがいい。』


よくあるループ系で逆に地獄!みたいな前半なんだけど、テンポが完璧で贅沢なバカンスみたいな映像だった!

プールにバカでかい浮き輪でプカプカするビジュア
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

60'sロンドンのソーホー

欲望とか刺激にまみれてて、ネオンに照らされてて憧れちゃう。きらびやかな世界には必ず影がある。

意識と現実の境目が曖昧になっていく感じがうまく表現されていて、こちら側もハ
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