森田和敬さんの映画レビュー・感想・評価 - 48ページ目

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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

5.0

敵のスケールが小さかったり
気になる部分はあるけど気にしない
だってスタローンだもん!
頭を空っぽにして観たから最高だった

ラスボスにしたアレ
アクション映画の台詞でよくあるけど
本当にやったの初め
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ワイルド・ウエスト 復讐のバラード(2017年製作の映画)

1.0

基礎はシッカリしてるんだけど
肝心の建物がロクな物じゃないという未公開作の典型

黒幕よりも相棒の女房の方がクソ野郎に見えたよ

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

5.0

映画の中の全てが素晴らしい
文句無しのアルモドバル最高傑作

その後を感じさせつつ
静かなラストがまた良いんだ
やっぱりバンデラスが輝くのはアルモドバルだな

アウトランド(1981年製作の映画)

2.0

前〜中盤はハイアムズらしい手堅い演出で楽しめはしたんだけど
肝心のクライマックスで急失速

送り込まれる殺し屋が二人だけだわ
ショボくて弱いわ
他に何とかならなかったのかね?
見事すぎた美術に注ぎ込み
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悪魔の棲む家(1979年製作の映画)

2.0

オープニングの過去の事件の画を観て
やっちまったと思ったら案の定

70年代のハリウッドらしい
流行をパクったら見事にスッ転んだ映画

映画自体は☆0だったんだけど
ジェームズ・ブローリンとロッド・ス
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(1960年製作の映画)

5.0

見事すぎて言葉も無いね
リアルに淡々と描いていた分
ただでさえ辛いラストが
余計に辛く感じた

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

5.0

冒頭の5〜6分で最後まで展開が分かるんだけど
カッチリと作られていて
萎えずに観られたのはさすがインドというところ

インドとパキスタンの対立を厳しくではなく暖かく描いていたのも良かった

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

このテの映画ってミシェル・ウィリアムズやその弟あたりが陥れたりするんだけど
普通に良い人で安心して観られた

ただ人間は外見じゃないって気付いたのに
ジムに行くんだってのは気になった

高地戦(2011年製作の映画)

5.0

感動を狙ったりする場面はあるんだけど
ギリギリで留めているのは見事
アクションにサスペンスに感動にと
色々な要素を詰め込みまくっているのに
綺麗に纏まっているのは韓国映画の底力だろうね

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

5.0

対決とか決闘ではなく
三島由紀夫は全共闘の方々を救おうとしてたんだろうな
何と言うか・・・高いところで生きていたんだろうね
きっと純粋で優しい人だったんだろうな

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

4.0

根っこにアメリカ万歳があるんだけど
死ぬシーンをスローや音楽で誤魔化さなかったりと描写に凝っていたので気にならなかった
だからこそラストのアッサリが惜しい

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

5.0

待ちに待った映画館
ベッソンのバカ映画にするか・・・と思ったらガチのスパイ・サスペンスでビックリ

前半はいつものスタイリッシュなんだけど
中盤からのドンデン返しの連打には
字幕が出るとはいえ脳が追い
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

5.0

マイノリティと家族愛がテーマだけど
叩きつけたり押し付けたりではなく
フワッという感じだったのが良かった

中途半端に見えるラストだけど
冤罪が晴れて二人が幸せに暮らしてEND
だと途端に漫画になっち
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

5.0

こういう映画って
ミュージカルかゾンビのどちらかがダメなのが当たり前になってたんだけど
まさかの大当たり!

ミュージカルにガチなゾンビに
ラストはホロリと涙まで
いやはや・・・お見事!

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

1.0

世界の都市が移動しながら戦う
こんな最高の食材を手にしながら何だコレ?

登場人物も同じ
設定は最高なのに全く活かせてない
ピーター・ジャクソンが撮ってればな・・・

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

5.0

演出も
撮影も
編集も
音楽も
演技も
全てが冴えまくっている大傑作

観ないでこういうことは言っちゃいけないけど
ブラナー版は駄作だろうな

華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)

5.0

ジョージ・ロイ・ヒルらしい
男の夢と儚さを描いた傑作

あのラストはそういうことなんだろうな
ああいうラスト大好き
偉大なるウォルド・ペッパーという原題を華麗なるヒコーキ野郎と付けたセンスはもっと好き

ファイティン!(2018年製作の映画)

1.0

悪くは無かったんだけど
キャラクターの踏み込みが浅かった
マークが韓国に行く理由とか母親の嘘とか

何よりダメなのが
こう言う映画に最も大事な
溜めに溜めてクライマックスにドカン!
が無いから盛り上が
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パウロ 愛と赦しの物語(2018年製作の映画)

1.0

悪くはないんだけど
真面目すぎるんだよね
イナゴが大量発生するとか海が割れるとかもなく
ただ淡々と進むだけ
終わってもだろうねしか感想が出なかった

再会の街で(2007年製作の映画)

1.0

きっと監督は人情喜劇にしようとしたんだろうね
だけど演出がチグハグで駄目になっちゃってる

不要なキャラクターだらけだし
登場人物の行動が全部唐突
ドン・チードルの安定感で保ってたね

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010年製作の映画)

5.0

思いのほか良く出来たファンタジーだった

ギャグとか恋とか若者向けが若者向けにならず
<映画>になっていたのはコロンバスの腕だろうね

それにしてもユマ・サーマンの扱いの贅沢さよ!

ツーリスト(2010年製作の映画)

1.0

典型的スター映画ですわ
映画的なアイデアではなくスター中心のアイデアだから見応えもゼロ
悪い意味で全て予想通りだった

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

5.0

次への繋ぎの映画ではあるんだけど
一つの映画としての完成度の高さは見事だった

とにかくジェイコブが不憫で不憫で・・・
まさかグインデルバルドとの戦いが!
よりもジェイコブが楽しみになるとはね

チェンジリング(1979年製作の映画)

5.0

79年は血飛沫華やかなりし頃
そんな時代にこういう映画を作ったのは立派
音で驚かせたりドッカンドッカンしたり
霊じゃなくてゾンビじゃん的なのも出ないしね
ああいうラストは大好物!

脱出(1972年製作の映画)

5.0

いやはや何とも・・・
こんなスゲェ映画だったんだね
追いつ追われつ的な物かと思ったら
人間ホラーとでも言うか

ダメな部分・脆い部分・汚い部分をこれでもかと叩きつける重厚な人間ドラマだった

ミスター・ノーボディ(1974年製作の映画)

5.0

マカロニウエスタンって陰鬱とか陰惨ってイメージだったんだけど
こんなに明るい映画もあったんだね
粋でニヤリと笑えるラストも良かった

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

5.0

刑事VS北朝鮮工作員VS国家情報院に快楽殺人犯の追跡に権力批判にとブチ込みまくりであるにも関わらず
全くダレが無いのはさすが韓国!

カタルシスがあると言えばあるし無いと言えば無い苦いラストもお見事!

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

5.0

初ブニュエルだったんだけど
こんなに面白かったんだね

とにかくマチューのバカさ加減に笑いっ放しだったんだけど
最も笑ったのはラスト!
アレで全てが理解できた

イースター・パレード(1948年製作の映画)

5.0

ストーリーは至って普通なんだけど
それを凄い物と良い意味で錯覚させてしまうフレッド・アステアのキレッキレのダンス
ジュディ・ガーランドの見事なボーカル
こういう映画もたまには良いね

霧の波止場(1938年製作の映画)

5.0

簡潔なシナリオ
簡潔なキャラクター
簡潔な演技
やっぱり映画は昔のに限るね

軍服姿はそうでもないのに
私服になった途端に迸るジャン・ギャバンの格好良さ!

(1957年製作の映画)

5.0

市川崑ってこんな軽い映画も撮るんだね

コメディとしてもミステリーとしても一級品
多少強引な部分もあったけど
京マチ子を初めとする演技派揃いのキャストの演技のお陰で気にならずに観られた

(1957年製作の映画)

1.0

砂の器や点と線みたいな長編ならまだしも
コレみたいな短編を何でスッと映画に出来ないかね?
まぁ改変は仕方ないとしても
あの映画館のシーンは変えちゃダメだろう!

誇り高き挑戦(1962年製作の映画)

5.0

何が凄いって
デビュー1年目だっつぅのに深作欣二が完成されていること
画なんか昭和の画じゃないからね

そして丹波哲郎の格好良さ!
主役の鶴田浩二を喰うどころか呑み込んじゃってるからね
いやはや・・・
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

1.0

意味不明なカッコつけ映画だと思ってたんだけど
思いのほか観やすい映画でビックリ

ただしラスト近くの警察に連行されるまで
そこから急に上から目線というか説教臭くなっちゃったんだよね
二人の結末もいきな
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プロデューサーズ(1968年製作の映画)

5.0

メル・ブルックスは基礎が出来てるんだよね
だから大騒ぎしてもどこか品がある

ジーン・ワイルダーも同様
こまかい芝居を積み重ねての爆笑が本当に巧い
ラストの適当スタンプなんかもう・・・www

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.0

ストーリーも良いし
アクションのキレもさすがフライシャー

だけど
そういう良い部分をヘストンのスター映画的演出が消しちゃってる
ラストも早めに分かっちゃうし