森田和敬さんの映画レビュー・感想・評価 - 50ページ目

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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

5.0

ワイン製作を巡るサクセスストーリーかと思いきや
家族中心の映画だった
それがまた良くてね
明るいような暗いような独特の空気
スカッとするけど余韻がある結末
こういう映画好きだな

パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ(2018年製作の映画)

1.0

コメディパートは楽しめたんだけど
ドラマパートが全て<でしょうね>って決着だったんだよね
そこを冒険していたらと言うか
捻れていたらもっと面白くなっただろうな

愛と銃弾(2017年製作の映画)

1.0

サスペンス・アクションとして充分成立してるのに何でミュージカルなんか入れたかね?
しかも演出がダサイわタイミングが悪いわ・・・
ビフテキの付け合わせがポークソテーみたいな感じって言えば良いかな?

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

5.0

久しぶりに腹が痛くなるくらい笑わせてもらったわ
教授が主人公だからオーシャンズかと思いきやローガン・ラッキーだった
なぜかアホな行動ばかりだからサスペンスよりもそっちで笑ってドキドキして
ラストの鮮や
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スペース・エクスペンダブルズ(2019年製作の映画)

1.0

こういう映画は仮面ライダーと一緒で
何だこのCG(爆)って観る物だと思っていて
ハッチャけていればそれで良いんだけど
演出が妙に真面目なんだよね
監督がはだかの王様状態
何格好付けてんだかって感じだっ
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ミッシング・タワー(2017年製作の映画)

1.0

作品の規模的にも頑張ってたんだけど
伏線の取りこぼしが惜しかった
何で○○したの?が多すぎたんだよね

何よりラスト
久しぶりに唖然としたわ
悪い意味で

キラーエリート 暗殺者(2016年製作の映画)

5.0

こういうのがあるから未公開映画は辞められないんだよね
そのテの映画特有の甘さの無い立派な<映画>だった

ラストが呆気ない気もしたけど
それまでを考えると
あんまりドッカンドッカンするのもね

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

5.0

今回は随分ライトだなと思って観てたんだけど
そうは問屋が下さなかったね

チャンドン節に酔いっ放し状態でのあのラスト
凄いを通り越して恐怖すら感じたね

フューリアス 双剣の戦士(2017年製作の映画)

1.0

ロシアって気合の入った映画が多いイメージで
この映画もそうなんだけど
気合の入れ場所を間違ってた

戦闘場面の引きの画は良かったんだけど
ドラマパートなど寄りの画になるとガクッと落ちちゃう
CGなんか
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

5.0

ヴィクトリアはアブドゥルを
アブドゥルはヴィクトリアを
嘘偽りなく純粋に<人間>と思っていたからこそ築けた関係
だから嘘偽りしかない周囲の人間は理解出来なかったし
アブドゥルにあんな残酷な仕打ちを出来
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

5.0

何か起きているようで起きてない
何も起きてないようで起きてる
こういう映画好きだな

ラスト近くの朝になるシーン
ああいうシーンがあれば何も要らないね

マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

1.0

豪華絢爛な美術や衣装に惑わされがちだけど
中身は出来損ないの昼ドラレベル
ただの男ってバカよねってだけの映画

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

5.0

サスペンス・コメディだろうけどさ・・・と思ったら意外とガチな作りでビックリ

二転三転しながらのラスト
やっぱりこうかと油断させてからのゲイリー!
あれはどっちの・・・?

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.0

楽しめはしたんだけど何だろう?
余計なシーンが多かったんだよね
伏線か→違うの連続

ラストにしたって
ああいうのにするなら絶対に夫は不要だった
帰って来たら・・・の方が良かったのに

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)

5.0

文句ナシのジョン・ウー最高傑作でしょう

台詞も演出もダサイ
テンポも決して良くない
ロマンスも古臭い
それをアクションで誤魔化してる
だけどその誤魔化しをバチッとキメてくれる
たまりませんな

ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)

1.0

最初の最初が子供騙し映画だから
そりゃあリブートしたらこうなりますわ

オープニングはオッと思ったんだけど
タイトルが出てからは思った通りの直滑降

クライマックスなんか劣化版ドント・ブリーズ
パクる
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

1.0

台詞で核兵器って出た時点で芽生えた嫌な予感が見事に的中

キックアスとかパイレーツ・オブ・カリビアンみたいな
○○が人気出たから続編作ろっかでグダッちゃった映画だった

ミカエルだって主役のはずなのに
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暗殺教室(2015年製作の映画)

1.0

コレ原作は面白いんだろうね
何で日本の監督って抽出が下手なんだろう
小説と違って絵なんだから簡単だろうに

ネットで検索してみたら感動したという声が
そんな若者が支えていくのかと思うとこれからの日本が
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来る(2018年製作の映画)

5.0

渇きは陶酔が見えて嫌いだったんだけど
今回は面目躍如の傑作だった

演技も演出も正統派で行くんだなと思わせてのクライマックス
静かな大作って感じで好きだった
そして柴田理恵を見直した

バイバスト(2018年製作の映画)

2.0

ザ・レイドというエポックメイキングに挑もうという心意気は認めるけど
足元にも及ばないというか姿も見えない位置にいるみたいな

全体的にモタモタしてるから長いメイキングを観てるみたいだった

星は0にし
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ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間(2017年製作の映画)

1.0

この映画の何がダメって
雪山でサバイバルしてるっつぅのに絶体絶命描写が全く描けてない
だから飛行機が墜落してヤバイって見えないんだよね

あとはハリウッド恒例の突然LOVE
この悪癖は何とかならんかね
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

韓国ってスゲェ国だわ
これだけのヘヴィな映画をエンタメにしちゃうんだから

両方のバランス感覚の素晴らしさ
演出と演技のレベルの高さ
そりゃあ日本なんかは太刀打ち出来ませんわ

ウォリアー(2018年製作の映画)

2.0

意外と楽しめはしたんだけど
余計なシーンが長いのとラストがね

歴史に忠実に作ったんだろうけど
やっぱり何かしらのカタルシスは無きゃね

ファースト・マン(2018年製作の映画)

5.0

本当に長編3本目なのか?
って疑いたくなるくらいドッシリとした傑作

デイミアン・チャゼルってラストが良いんだよね
前2作の動と真逆の静謐なラスト
スゲェ奴っちゃ

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

5.0

始まり方からして軽い映画ではないなとは思ってたんだけどここまでとは・・・

アントニオとロッツォの過去がハッキリと語られない分リアルに響いてのラスト
あんなにキツくて辛いifは初めて観たよ

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

5.0

おフザケ映画かと思ったら
シッカリとスパイ映画していてビックリ

コメディでもアクションでもラブでも
<分かってる>人が撮る映画って良いね

5デイズ(2011年製作の映画)

4.0

監督が監督だから期待せずに観たんだけど
思いのほか観応えのある映画だった

なのに何でラブを入れるかね?
ハリウッドにそういうルールか何かあるの?

デス・バレット(2017年製作の映画)

1.0

前衛的なのを狙ったんだろうけど
大事な所を分かってないね

ホドロフスキーなんかも<?>な映画がほとんどなんだけど<映画>なんだよね
それがコレは何一つ成立してない
だから90分の短い映画なのに3〜4
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ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

5.0

コレは拾い物だったなぁ

ダイ・ハードのパクリではあるんだけど
何て言うんだろう?
真面目にパクっていると言うのかな?
きっと監督はダイ・ハードが大好きなんだろうね

天命の城(2017年製作の映画)

5.0

歴史物ではあるんだけど
バカな上司に振り回される中間管理職の悲哀を描いた映画だね

本国では大コケだったらしい
そりゃそうだよ
自国の恥部<しか>描いてないんだもん
監督もよく作ったよ

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

5.0

バカすぎて清々しさを感じる映画だった
そして史上最もブッ飛んでるデ・ニーロ
シリアスは正味5分も無いんじゃない?
それくらいの大暴走だった
ザック・エフロンも留置所コントとか頑張ってはいたけどね

ダーケスト・マインド(2018年製作の映画)

1.0

何が驚くって
コレが<映画>として製作されたこと
TVのパイロットかと思った
それくらい薄かった
ヤングアダルト小説が原作だそうだ
納得

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

1.0

フレディがリブートでただの変態に成り果てたように
今回はただのグロ映画に成り果ててた

齟齬だらけだからレザーフェイス誕生の驚きなんかありゃしない
フーパー最後のプロデュースらしいけど名前だけ貸したん
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マーシャル・ロー(1998年製作の映画)

3.0

真ん中までは面白かったんだけどね
クライマックスでコケた
祈りを捧げるのはベタすぎだろ

それとアネット・べニングはミスキャスト
弱いイメージがないんだもん

ブレイブ・ロード~名もなき英雄~(2017年製作の映画)

5.0

さすがにトルコ軍の人達良い人すぎだろとか
ブッ飛び日本とかアラはあるんだけど
重厚かつ丁寧な作りに最後には消えてた

トルコ映画は初めて観たけど
こんなにドッシリしたエンターテインメントを撮れる国だっ
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ウォッチメン アルティメット・カット版(2009年製作の映画)

5.0

笑っちゃったくらい凄まじかった
正義に見えて悪で
悪に見えて正義で
そのせめぎ合いに見入って
215分の長さを忘れてた