ぶんさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

伝記映画として素晴らしい
そしてその素晴らしい伝記映画の公開に二の足を踏んだ本邦の判断は端的に言うと恥ずかしいです

原爆の父に関する映画ではなく、一人の人間オッペンハイマーの伝記映画であり
オッペン
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

デッドヘッドは日本語で便乗

被害側に焦点が当たらないのでクライム映画にありがちな「でもお前屑じゃん」となって感情移入しにくいみたいなのは少なかった
犯罪に手を染める背景にめちゃくちゃ悪い奴であるとか
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ただでさえこの後負けることがわかっている男の話なのに大して面白くない

魔法生物の描写など映像表現は一流ですが、とにかく話に中身がない
恐らく金ローか何かで上演されたのでトレンドにあがったんでしょうが
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

そんなにいい人生じゃない気がするのでいつかドッキリ大成功といわれたいですね

これは古い名作映画にありがちですが当時衝撃的であったり高評価だったものが必ずしも現代でも同じ評価とは限りません
それでも私
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

害悪と言われようともかっこいいのでパラシェルター使いです

時代に則したスパイ映画というイメージ、とても楽しめた
コリン・ファースが全てにおいて良い

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

史実と違うみたいな批判は教科書でも読めば?という気持ちです

ミュージカル映画に疎い私でもいまだに聴けばわかる曲が多く、それだけでも名作だったのではと思います
ハイスクールミュージカル世代なのでザック
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メメント(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

時系列通りに見るとラリってるだけにしか見えんのでやはり演出は大事

こういう話を描きたいと思った時にこういう構成、演出にすればいいという最適の答えを見つけてくるノーラン監督のすごさがよく出ている
見せ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

この監督いっつも音楽に人生捧げた男がそれ以外を失う話撮ってんな

非常に綺麗なストーリーだった印象
ミュージカルに疎いが終盤の曲と合わせた展開もスムーズだったように思う
俳優に歌わせるより歌手に演技さ
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.9

異国の地で学費なり生活費なりを稼ぐために一生懸命アルバイトを見下す人に碌な人いませんよね

洋画主人公の代名詞とも言えるトム・ハンクス史上最高の演技と、映画界の安打製造機スティーヴン・スピルバーグ史上
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.8

HUNTER×HUNTERみたいなタイトルですがみたいなタイトルなだけ

ジム・キャリー主演映画の中でも群を抜いて面白い
コメディ面は変に捻らず直球で腹筋を鍛えてくるタイプ
ただのコメディ映画かと思え
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.2

数少ないまともな邦画

笑える小ネタを程よく挟みつつ全体としてまとまったストーリーになっているという三谷監督の良さが今作でも出ていた

インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

ノーラン監督実はアクション下手じゃね?って思いませんでした?
僕は思いました

さまざまな理屈について言われた額面通りに受け取って納得しながら見ればかなりハマる、ノーラン監督ファンであればあるほど好き
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

夢オチ

ノーラン監督の映画ではかなり分かりやすい部類の印象
モル・コブが精神的に参ってしまう過程が論理的かつ納得感のある描かれ方をしており、2行くらいでAは仕事に行き詰まって鬱になったみたいな展開を
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

「ユニクロを着たオタク」の主演オファーお待ちしております

ミランダのパワハラをそれはそれとして結末を受け入れるかどうかが本作の評価を分けていそう

メリル・ストリープがマジで怖かった(あるいはムカつ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

アン・ハサウェイは宇宙行ったり強盗するよりOLやってる方が基本的に面白い作品になる

内容の善し悪しはわざわざ今更語ることもないが年齢を食ったロバート・デ・ニーロを活かしきった作品といえる
本人は善意
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

俺、また何かやっちゃいました?
ビートルズの名曲を弾いただけなんすけど…w

名曲は果たしてどの世界線でも名曲なのかみたいな趣旨を想像してたけどそういう話ではなかった
ご都合主義や平凡なオチと呼ばれる
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

終演後、なぜ視界の中にポケモンがいないのかを疑った

ライアン・レイノルズの顔がそのまま思い浮かぶようなキャプチャや気持ち悪いともリアルとも取れるポケモンと現実の融合が見所
これから渡辺謙は日本語でゴ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

人の心に必ずあるメンヘラ魂みたいなものを刺激してこういう作品好きな自分に酔う人間を量産する社会派映画に見せかけた大衆映画
と思っていたが、役者の怪演により別次元の何かに昇華されていた

自分に酔ってる
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「これが私たちの友情の終わりだ」みたいな台詞はカサブランカのオマージュでしょうか

ノーラン監督特有の何か凄いものを見せられている感じが全開でとても良かった
逆行そのもののメカニズム云々よりも今順行な
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

3.5のうち3.3ぐらいが映像美
映像は年に何本もないレベル

内容に関しては特筆すべきてころはなく少年ジャンプという感じだが、とにかく原作準拠の1から10まで全てを台詞で説明しないと気が済まない進行
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