ぱたーゆさんの映画レビュー・感想・評価

ぱたーゆ

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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.5

映画館で観た映画が音が良いとうれしい。
冒頭の、目の前の友だちの話を半分聞き流しながら周りの雑談に意識が移っているとことか、部屋の中で洗濯機回ってる音とか、立体的でよかった。
焚き火の薪がバチッて鳴る
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

描くこと、生きることの傷みと喜びで、胸がいっぱいになる。

どれだけ頑張っても敵わないと思っていた相手から、あんなに純度100%のリスペクトをもらったら、それはもうそうなるよね…田んぼのあぜ道、力いっ
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.5

もう何回か観てるんだけど、何年かに一度つい観たくなってしまう。あまりに悲惨な失敗の仕方で、かつ関わった人がみんな気の毒で、なんでこんなことができるのか、CEOの気持ちが何回観てもサッパリわからない。こ>>続きを読む

マーキュリー13 宇宙開発を支えた女性たち(2018年製作の映画)

3.3

宇宙開発競争の時代に、アメリカで初の女性宇宙飛行士になったかもしれない(きっとなれたはず)の女性たち。

映像的な面白さはあまり無いけれど、インタビューで登場する彼女たちの語り口と、報道映像や音声で、
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

メインの主人公は満島ひかり演じる舟渡エレナだけれど、登場する誰もが主人公と言って差し支えない、直球で真っ当なお仕事ドラマだった。

巨大なショッピングシステム、物流倉庫から集荷施設、配達のトラックまで
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.5

前作は未見ですがとても面白く観られた。
感情がキャラクターになってああだこうだ話し合うのがコミカルで楽しい。
思春期の感情がぐちゃぐちゃになって自分自身でも戸惑ったり荒れたりする感じが、新キャラクター
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.0

リラックスして観られるラブコメ。
とんでもない悪人は出てこないし、アポロ1号の事故の他には悲しい事件とかもない。
口下手な男性と切れ者で口が達者な女性のカップル、良いよな…出会いと再会の落差もお約束で
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密輸 1970(2023年製作の映画)

3.8

化学工場のせいで海産物が売れず生活に困った海女さんズが、ヤクザもんと手を組んで密輸をしたら税関に摘発されてしまい…。

初っ端から韓国歌謡全開で、あれ…なんかこんなノンキなテンションなのか…?と思って
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.4

(ずいぶん前に観て感想を書いていなかった)

雄大な山の風景、街中でのお祭りダンスシーンがすごく見応えがあったし、頼りないけど心の優しいおじさんと迷子の少女のやりとりが可愛らしい。お父さんが亡くなって
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

月並みな感想だけれど、「バービー」の映画として、こういう物語を見せるというところにすごく意義があるんだなと思った。

主人公はマーゴット・ロビー演じるバービーだけれど、女性たちより劇中ではむしろ男性で
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

2.4

「縁」は韓国・朝鮮語で「イニョン」て言うんだな。移民の物語と、男女の物語が縁という言葉でつながる。

アメリカの映画だけど会話の半分以上が韓国語。主人公ノラの夫(ユダヤ系アメリカ人)が、ノラが寝言では
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.3

宮廷に使える「盲人」の鍼師が「見た」ものをめぐるサスペンス。
見えない、見えている、見えないと侮られている、見たけど目をつぶって見なかったふりをする…大きな力に立ち向かう小さな力の、矜持と絶望を描くの
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ストリートダンサー(2020年製作の映画)

3.1

なんか元気出ないからバーンと景気の良い映画観に行きたいな…で、なんとなく時間が合うなかでいちばんそれっぽかったからという理由で観て、その期待には十二分に応えていただいた。

基本的には王道の青春ストー
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

人の弱いところ、だからこそ現れる善きところ、うつくしいところがたくさん詰まっている映画。良かった。

嫌な人が一人も出てこない物語は、捻くれた見方をすれば嘘くさく感じてしまうこともあると思うけど、この
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

殺し屋かぁ…というだけでなんとなく観てなかったんだけど(基本的にバンバン人が殺されるの見るの苦手なので)
おもしろかったー!

主演の2人の声がすごくいいなと思った。
ところどころ何言ってるかわからな
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

主人公オータム(シドニー・フラニガン)が良かった。わりと寡黙な主人公なんだけど、醒めたような時も、強く見返すような時も、邦題にもあるとおり瞳が良い。

はじめに行った産婦人科で見せられるビデオ、養子縁
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

まだ自分の体の動かし方がよくわかってない、人間始めたてって感じの歩き方や、初めて知る苦しみに涙する姿…エマ・ストーンのお芝居すごいなぁ。もう釘付けでした。
衣装が素敵で観ててずっと楽しかった。緻密に作
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

面白かった、と思う。
カラオケのシーンはほんとに笑った。役者さんみんな、ちゃんと歌の下手さに個性があって、テンポも良くて。

狂児はじめヤクザのみなさんがところどころちゃんと怖いのと、思春期中学生たち
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.0

ジョニー・デップのトボけた感じの魅力満載、アンジェリーナ・ジョリーのカッコ良さ満載のハラハラロマンス。
あんたちょっとキスされたくらいでそんな好きになる?と思いながらラストまで観て、あぁそういうこと…
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快盗ルビイ(1988年製作の映画)

4.0

冴えない会社員の男(真田広之)がマンションの上階に越してきた女性ルミ、愛称ルビィ(小泉今日子)と盗みの計画をアレコレ立てて実行するも…ていうような話。

モゴモゴ拒みつつ最終的にはなんだかんだ言うとお
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怪盗ジゴマ 音楽篇(1988年製作の映画)

3.3

ミュージカル調の短編。和田誠の絵が動いてる!とそれだけでもうワクワク。
色の構成とか人物のデフォルメされた動きとか、ちゃんと和田誠の世界で面白かった。途中で挟まるヨーロッパ?の街並みが流れていくシーン
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.6

前作に引き続きの主人公・ピート/マーヴェリック(トム・クルーズ)が、古巣であるパイロット養成機関・トップガンに後輩パイロットの指導教官として戻ってくる。

スリリングな映像を楽しみつつ、安心して観られ
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トップガン(1986年製作の映画)

2.8

Netflixの配信が終わりそうだったので駆け込みで。

アメリカ海軍の戦闘機パイロット教育機関・トップガンに所属するピート/マーヴェリック(トム・クルーズ)が戦闘機を乗り回して無茶して上官に怒られた
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(2023年製作の映画)

3.3

タイトルのとおり首がボンボン飛ぶ。人もバンバン死にます。

秀吉(ビートたけし)、秀長(大森南朋)、官兵衛(浅野忠信)のやりとりがほぼコントで笑えた。影武者を立てまくり使い捨てる家康(小林薫)も笑える
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.5

アニメーション映画としてすごいクオリティ。キャラクターの動きや表情はもちろん、美術も音響もすごくハイレベル。劇場で観て本当に良かった。

トットちゃんという女の子の視点で見た世界。目に映る全てにワクワ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

ナポレオンの人生をフランス革命からその最期まで、戦争と最初の妻ジョゼフィーヌとの関係を軸に描く。

戦場のシーンではかなり淡々と大勢の人が死ぬ。戦場でのナポレオン(ホアキン・フェニックス)はあんまり感
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

ノーマークでしたが評判が良さそうだったので鑑賞。
小さいスクリーンだったけど8割は埋まってました。

ゲゲゲの鬼太郎、今まで一度もちゃんと観たことはないのですが、きちんと楽しめた。良作だな〜と思いまし
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

原作未読、事前情報ほぼゼロで鑑賞。

夏月(新垣結衣)が寝そべるベッドが浸水していくシーンがなんか官能的で、ん?となり、佳道(磯村勇斗)への執着というかなんというか、の様子にん?となり、中盤くらいでよ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

音楽という芸術や営みの芯を取り戻していく。コンクールは演奏に優劣をつける厳しい舞台で、演奏者一人一人の孤独と共鳴が美しく映えていた。

演奏者それぞれの音色、原作を読んだのは遠い昔だけどもイメージぴっ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.4

わからないことはわからないまま、淡々とした語り口で進んでいく。派手なシーンは無いし、すっきり解決もしないけど消化不良っていう感じは全然ない。なんでか、机の上で数珠をやりとりする手つきが印象に残っている>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

ごちゃごちゃ感が最初はおもしろく観られていたんだけれど、全編ずーっとなので途中から胸焼けしてしまいました。
これははっきりと苦手なタイプの映画でした…こういうのは自分、苦手なのかと教えてくれた初の映画
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.0

自分のクリエイティビティを発揮できなくてストレスを募らせた雇われシェフが仕事を辞めて心機一転、キッチンカーでブイブイ言わせる。
主人公(シェフ)と息子のやりとりが自然で楽しい。意見のぶつかり合いも歩み
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

おもしろかった。
おひとり様のみつ子の独白、Aとの会話の雑さ、テンポが良くて観ていて楽しい。

自分自身は主人公と同じようなおひとり様なのだけども、おひとり様として引っかかるところが全然なかった。ひと
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

最愛の妻を亡くし生きる希望を無くした男が、周囲の人々と関わりながら少しずつ前向きに生きていく物語。…と書くとすごく陳腐だけれど、すごく良かった。思っていたよりとても良かった。

もう隣にはいない人の指
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

2.8

教養の高いコミュニティで引け目を感じてしまうところや、狭っ苦しい客車の様子が印象的。私ぜったいこんな近さで見知らぬ男(しかも酒癖悪く絡んでくる)と過ごすのなんか無理だ…と思いながら観た。

ああいう時
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

2.0

貴族のお嬢様が結婚するまでの話で、それ以上でも以下でもなかった。
主演のアニャ・テイラー=ジョイの魅力でどうにか最後まで観られたけど、眠かった…
衣装が美しくてそれはよかった。音楽にはあまり詳しくない
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