前作は未見ですがとても面白く観られた。
感情がキャラクターになってああだこうだ話し合うのがコミカルで楽しい。
思春期の感情がぐちゃぐちゃになって自分自身でも戸惑ったり荒れたりする感じが、新キャラクターと元いた感情たちの対立でうまく描かれてた。
作品全体に流れる、人の存在を全肯定するメッセージに中盤からもうボロボロ泣いてしまいました。
しかしライリーは本当に良い子だし十分優秀なので、小学生の時に観てたらちょっと落ち込んだかも。
(チームスポーツで一目置かれるような子どもではないし、落ち込んでる時にあんなふうに励ましてくれる親友もいなかったので)
やっぱりピクサー好きなんだよな!と思ってしまうのが、ゲーム登場人物のイケメンキャラ(CV中村悠一)の存在。ピクセルが見える解像度だったり障害物がなかなか超えられなくてカクカク動いたり髪が体にめり込んだり、これ大人が笑うところだな…というところにピクサーの人達のやりたい感が出ててよかった。