映画館で観た映画が音が良いとうれしい。
冒頭の、目の前の友だちの話を半分聞き流しながら周りの雑談に意識が移っているとことか、部屋の中で洗濯機回ってる音とか、立体的でよかった。
焚き火の薪がバチッて鳴る音もなんか印象に残った。
何気ない場面ばかりなのになんでこんなに目が離せないんだろう。河合優実がすごいのももちろんあるんだけど。
相手は自分のことなんもわかってないし、自分だって相手のことも自分のこともわからない。自分で自分に息が詰まるような思いをさせられるあの感じ、それをぶつけるのが恋愛関係だとなぜか許容されそうなあの感じ、忘れてたけど確かにありました私にも。
謝ってくる彼氏2人のセリフ、ちょっと絶妙なぞわぞわ感ですごかった。こんなセリフ書ける監督、すごいよ…
あとお隣さんの俳優さん、すごくいいなと思ったら唐田えりかだったのか。スクリーンで観られて嬉しかったです。