Eeeさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

3.2

レア・セドゥ目当てで鑑賞。
ファッションにはっきり焦点を当てるわけでもなく、かといって伝記映画としてもイマイチ解りにくくて、ちょっと残念。サンローランのあの気持ち悪くて(失礼)掴み所無い感じは妙にリア
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.9

ふわっと観て、後味の あれ?なんか面白かった??みたいな感覚が残ってるのみ、あまり記憶にございません。

これは評価分かれるだろうなぁ、しょっぱなでたぶん観てる側は一気に引き離されるんだけど、極限まで
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

確かに潔く面白くて、作り込みもスピルバーグクオリティでしたが、キャスティングにもう少しお金掛けてもよかったのでは?と思いました。敢えてヒーローになることのないような少年少女を選ぶのがストーリー上必要だ>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

リリー嬢目当てで観に行った記憶。

邦題とポスターでとんでもなく損失が生まれている気がする。内容は想像より遥かに良くて、ありきたりではあるけれど、登場人物が等身大で描き方もとっても丁寧だった。観始めよ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.4

ひさびさに復習したので再レビュー。

原題“Saving Private Rian”も邦題“プライベート・ライアン”も、どちらも素晴らしい。プライベート/Privateが内包する意味を考えると、Sav
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

いろいろ振り切った設定と演出は面白かった。濃度の濃い日本人だらけで時折むず痒くなる。設定上の理不尽さ不快さがこっちまで伝染してくるので、もう少しコメディ色欲しかった。ちょっと胸焼け。

小日向氏、嫌な
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

文句の付け所のない恋愛映画です。
そして明記しておきたいのは、強烈なフィクション要素しかない映画であるということ。

マイノリティという概念を生み、勝手な固定観念で排除したがるのは教養の欠如、という監
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

歴史に残る予告編・ポスター詐欺に加え、世界のミアやセバスチャンのような夢追い人、すなわちクリエイター職の心をズタズタにしたことで有名な本作。
元カノ元カレっていう概念が常に浮遊してる残酷な映画。これ人
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.6

試写会にて。

こういうジャンルの映画、今まではあまり好んで観ること無かったのですが とっても後味の良い作品。100分以内のコンパクトな尺も、疲れず間延びせずさっくり観られる。

内容は特に斬新なこと
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.3

言葉のないキャラクターだったからこそ真っ直ぐに入ってくるものがある。ピクサーの中では自分の中で傑作の部類。無意識に繰り返し観ていました。

未来表現が妙に現実味を帯びていて、社会批判も恐ろしく的を射て
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

3.8

圧倒的退廃美。
造形が全部好みでした。お馴染みティムワールド全開のダークファンタジーですが、個人的に2、3度観て満足してしまったのが寂しい。もう少し掴みが欲しかった、、とはいえCGアニメとしては文句無
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.2

ジムキャリーの配役には感動。ただ原作に病的にハマってたので物足りなさも然り、、

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.4

これは本当に本当に原作小説が大好きで、その世界観を壊すことなく映像化されていて感動した記憶。しかもストップモーション。
たぶんコマ送りだからこそストーリーの不気味さや物哀しさ、ダークサイドの部分が際立
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

B級で構えて観ると、よくできた映像にびっくり。ちゃんと怖いサメ、他にも海の恐ろしさ痛々しいシーン満載の秀作。
個人的にはクラゲが怖かった。

ただあんな経験してまで再び海に入る主人公はどうしても理解で
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美女と野獣(2017年製作の映画)

2.9

演者、舞台美術、クリエイター、素晴らしいはずなのに あまり記憶に残っていない。
既にアニメーションで素晴らしい作品があるからこそ、この手の実写はもう少し工夫が欲しい。
野獣の造形はリアルで良かったです
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.8

エリザベスデビッキとキャリーマリガンの美貌、対極的な美しさでため息。ひたすらに煌びやか、ゴージャス、でもその中にいる人間たちは何処と無く空虚で虚しい。

衣装やセットだけでも楽しめる映画です。
ディカ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

2.9

ただひたすら長い。ダレる。
俳優陣はみんな怪演、特に序盤のマシューマコノヒー強烈!耳に残る歌声!笑

内容は、男性的でした。良くも悪くも。

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.1

超格差社会に閉じ込められた人間の堕落という堕落をダイジェストで見ている感じ。それが閉塞的な高層マンションの中で行われた、それだけ。

善人は誰一人出てきません。理性という概念が消えた人々。胸糞悪さの中
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.4

細かい歴史背景云々あれこれ指摘するのも野暮だと思えるような、ゲイリーの熱量にひたすら圧倒され続けました。
もちろん素晴らしい技術の特殊メイクがばっちり整形していたものの、画面に居たのはちゃんとゲイリー
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