Eeeさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.6

おじさん版ハイジ。
クララもただ友達が欲しいだけで、“実用”として人間を雇いたいわけじゃない。

ユーモアと悪ふざけと法に触れること、境界線も何もかも取っ払うと最後に何が残るか。フランスも未だ沢山の差
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

これは困った。
この映画がお好きな方は絶対に読むことをお勧めしないレビューなので悪しからず。

この手の愛の物語を受け入れられないのは私の頭の中が子供過ぎるのか、それとも性格が歪みすぎなのか。映画が進
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

2.9

結局女性は神じゃないと活躍できないの?

ツッコミどころ満載なのは仕方ないってもう言いたくないけど、勿論例外ではなく。逆にもはやヒーローに冷めきったカタブツスタッフとか雇った方がいい映画作れそう。ギリ
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高校デビュー(2010年製作の映画)

2.1

7!!にハマっていた大昔になんだかわからないまま観た。少なくとも菅田将暉と古川雄輝はこれで初めて認知した。逢沢りなが死ぬほど可愛い。以上。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.2

この尺でこのクオリティのストップモーションは本当に素晴らしい。

内容は日本人としてやはり真っ直ぐに捉えられない。ブラックヒューモアだけで片付けて良いのか。皮肉が皮肉として片付けきれていなくて、クロー
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

滑稽さと、整頓、孤独、静寂の恐怖。

暖かな暖炉の火を映しながら、不穏な金属音や不協和音が終始聴こえる居心地の悪さ。冒頭の爽やかな空撮映像も、これがそんな映画ではないと分かっているばかりに、観客はこの
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キミとボクの距離(2016年製作の映画)

4.1

想像の数段良作。

ゲイリー目当てで観たら思いのほか出ずっぱりな役どころで本当に有難うございますNetflix各位。まぁ彼はご都合迷惑爺さんな訳で(観れば分かりますが大多数の女性なら怒りを覚える)。
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.9

「金平糖の精の踊り」が微かに聞こえてくるだけでゾクゾク。
おかげさまで鑑賞後はチャイコフスキーに入り浸り。台詞の無い演劇舞踊であるバレエ、その戯曲における表現力はやはり凄まじいと再認識しっぱなしの10
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.3

こんな都合良くて甘ったるい世界はいやだ。出てくる登場人物が総じて嫌いな人間すぎてびっくりした。庭のあるアパートはいいんだけど笑っちゃうくらい垣根低くてセキュリティガバガバ。連続殺人鬼じゃなくて綾野剛で>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.4

Maybe

若かりしブラッドリー格好いいなぁ。甘いマスクの具現。テレンススタンプが笑える。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

-

シリーズ中秘密の部屋だけ観てる回数が桁違いに多い理由は、自分でも分からない。

何かこのシリーズの中で、(映像・ストーリー・CG・特撮においての)調和が一番とれていると感じるのかもしれない。そしておそ
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

幼い頃に、ホリデーシーズンに旅行に置いていかれて、泥棒と戦うなんて絶対に嫌だ。
たのしい名作です。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

一作目を観て期待していた展開からちょっと外れてきて、残念。

魔法動物要素激減。
これからのシリーズ展開上止むを得ずかもしれないけれど、観たいのは魔法界どうなる!?バトルじゃなくて、本当の純血は誰だお
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

Queenの映画であって、決してQueenの映画ではない。フレディの映画でもない。

劇場で観ていなかったら評価できないかも。
ライブエイドに尺を残してたっぷり観せる構成は、良くも悪くも前半の中途半端
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

-

2005年の現代美術館でやってた大サーカス展、未だに鮮明に覚えてます。

ハウルは世界観と音楽が鳥肌モノの完成度で、キャラクターの振り幅に対してバラバラにならない凄さ、そしてここまでやって一切ダサくな
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

映画の良さを熟知してる、映画が大好きな人間たちが作ったであろう映画らしい映画。

時代設定とキャスト選びが秀逸すぎる。あの時代で永遠にリリージェームズを見ていたい。そんでもってJon Hammがかっこ
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8

エルサが東京のOLに見えてくる。
氷の表現はアイスエイジのほうがすき。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.7

阿部ちゃんに限らず出てくる人みんな何処かしら不潔そうでものすごい嫌悪感でした。潔癖にはキツい。
松坂桃李が生理的に苦手だったから逆に良かった。おいしい役。そして本当に黒いクロサキに関してはギャグとしか
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.7

ランスロットが出てくるのって、聖徳太子が出てくるのと同じ感覚なのかなぁ。

この映画の全部の演出がロビンウィリアムズのためのものに思えてきて、泣けて泣けてしょうがない。

ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

3.8

人間の特性上こういうアドベンチャー映画で1作目を上回ることは殆ど無いから比べるのは野暮だと思う。比べちゃうけど。

木下大サーカスを幼い頃はじめて観た時はこんなに面白いものが存在するんだって大興奮して
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ベイマックス(2014年製作の映画)

2.8

タイヤマンじゃないの!?

ディズニーにしては取材が浅い。いろいろ。そして露骨に教育色が強い。

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.9

蛇の造形素晴らしかった。
劇場で観れば二割り増しになる一作。CGの可能性を観た。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

やさしいおまわりさんとぼくのたのしいおいかけっこドキュメンタリー

ではなく、誰を信頼するか、自分は何処にあるのか、お金で掴めるものは、とか 突き刺さるものは多い。
パパとママに裏切られたくない、なん
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HICK ルリ13歳の旅(2011年製作の映画)

3.3

愚かでおばかで可愛さをひけらかす13歳クロエがとんでもなく可愛くなくてかわいい。周りの人間も最低で理解できないし、終始何が言いたのかわからない映画だけど、嫌いじゃない。

サイコパスアメリカボーイ演じ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.4

映画のオタクがお届けする、映画のオタクのための映画。

ネットも携帯も無い、だからこそ途方もなく広くて、わくわくする世界。大人の目なんか気にしなくていい。好奇心だけでどこまでも旅をできる。

となりのトトロ(1988年製作の映画)

-

幼い頃ほんとうに苦手な映画だった。2度観たきりもうビデオを差し込まなかった。みんなすきだからくやしくて、最近また挑戦したけれど、やっぱりだめだった。なぜだろう。わたしは紅の豚が一番すきな子供だった。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

-

おびただしい数の場所を見て、この映画の何処かに出てきた筈だ、と錯覚する。

散りばめられた退廃と懐古。

猥雑で品があるとは言えなかったかつての歓楽街も、忘れ去られて色褪せた暁には、凄く魅力的に見える
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.2

エルがあんな綺麗な涙流してたらそりゃ一緒になって涙流すよねぇ。わかる。

列車事故(ドカン!がまぁ長い)の演出はやり過ぎでだんだん爆破ドッキリにみえてきます。

後半はもはや訳わからないけど、子役を
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

3.7

私はとても好きだった。
俳優陣と役どころがしっかり調和していて、世界観も、無機質なトゥモローランドの情景も非常に美しい。
人間とアンドロイドの感情の狭間の虚しさは、元祖ブレードランナーのそれと同じもの
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シークレット・エスケープ パリへの逃避行(2017年製作の映画)

1.0

東京国際映画祭『W座からの招待状』の公開収録・ジャパンプレミア上映にて。

、、私史上ここまでつまらない映画はあるのかと。
どんな映画もそこそこ楽しめる自信はあるのですが、これに関しては一切のシーンに
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脳男(2013年製作の映画)

3.7

ふつうに最後まで楽しんだ記憶。暴力描写も振り切ってあっていやらしさを感じない。

この映画の二階堂ふみは文句無しの凄味、、

劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.5

いつジェイソンステイサムがヘリコプターから降りてくるのかと期待して139分。
香川さん出てなかったらいよいよ苦痛だったかもしれない。

山の映像は力が入ってて、日本人的な山岳への美学というか、スケール
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