fuiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.5

何だかずっと空みたい...と思う映画だった
青くて、目を細めてしまう位眩しい太陽
私も未来から来た人に、貴方じゃなきゃ駄目なんです!!と言われたい

園子温という生きもの(2016年製作の映画)

3.5

小学生の頃のノート、なんか凄い感動した
絵コンテをするする描いてる様子がカッコいい
明日になったら違う事またやってるって言ってるのも良い あん時こうだったら今また違う人生だったかもって照れ臭そうに何度
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undo(1994年製作の映画)

3.9

萌実が段々と狂っていくのが哀しいのに美しくて、縛ってるのも縛られてるのも妖艶で魅了された 「もっとちゃんと縛ってよ」何度も萌実は言う そんなんじゃ全然足りない どれだけ萌美の心は解けてしまっていたんだ>>続きを読む

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

3.9

相原さんが伊藤君にだけ見せる嘘のない心からの笑顔が眩しい 世界に溢れた作り笑いが全部嘘臭くて嫌になるくらい
優しさって何もかも包み込めるって思ってたけど全然そうじゃなかった 
空っぽの優しさは寧ろ、凶
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

4.0

しょうがないからもうやめだーじゃない
しょうがないからやるんだよ!逆に
って佐和子に教えて貰った
自分の足りない所、駄目な所も素直に
受け入れてからやっと始まるんだよね、完璧なんかありえないんだから

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.8

こんな娘嫌でしょ?って、いつだったか私も言った覚えがある.....(拗らせてたので)
そしてこのお父さんの反応がその時の母と重なり少しじーんときた 
見ててしんどくなるシーン多かったけど、ケネディが少
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熱帯魚(1995年製作の映画)

4.5

3人でアイス食べ回してるシーン位から(このシーンきっと忘れない、超好き)誘拐されてるのに何〜か楽しそうに見えちゃうという何とも言えない気持ちになり、その後もずっと同じ気持ちだった 初めての気持ち

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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

4.0

久しぶりにこんな楽しい映画見た!
アシェンの作る愛情たっぷりなケーキ、リリーの身に付けているちょっぴりチープでとびきりキュートなアクセサリー...
あらゆる場面にトキメキポイント多しで目が幸せ!監督の
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ロバと王女(1970年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドレスやお城、妖精の登場シーンや台詞の一つ一つ...とにかく画面がずっと美しくて見惚れる
私的にロバの排泄物が宝石なのが1番好き!

最後お父さんに見つかって一悶着あるのかと
ソワソワしてたらあっさり
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.5

過去を対象化した時、自分の描く物が厚化粧された偽物、虚構になってしまうという事は、私が過去だと信じて疑わない記憶も、現在の自分が創り出す虚構に過ぎないという事?
そしたら真実は今までもこれからもずっと
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ひなぎく(1966年製作の映画)

4.5

2人の少女 世界が悪くなる一方なら好き勝手やってやるって2人がやりたい放題やってるのが見ててこっちがニヤけちゃう位可愛くて、ずっとそのまま遊んでて欲しい!...と願う程、その裏に蔓延る絶望に苦しくなる>>続きを読む

パリのナジャ(1964年製作の映画)

3.8

母が、パリで食べたパンがこれまでの人生で1番美味しかったって言ってたから私もいつか...と思っていたが、それが確信となった

コレクションする女(1967年製作の映画)

3.8

きらきら光る海や鳥のさえずり、美しい自然が沢山映されていて心なしか映画館の空気も清々しく感じた アイデのあどけなさが残る可愛さと何処からか漂う憂いを含んだ空気が魅力的でずっと見ていたくなった
アドリア
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ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

4.8

今見るべくして見れた、、
どうしても自分と重ねてしまう
私も背中に羽彫りたい

狼の血族(1984年製作の映画)

4.0

映像が私好みで好きなシーン沢山あった
変身するシーンがグロくてチープでなんか
笑っちゃった

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

自分も、思春期の頃から好きの次元を超えて崇拝に近いような形でアーティストや音楽を愛してきたから、ぐーっと主人公に感情移入して見てた

中学生位の時期独特の閉塞感が懐かしくてむず痒くて苦しい この映画
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贅沢な骨(2001年製作の映画)

4.8

は〜、大好きなシーンが多すぎて....
ミキサーに入れられた金魚のように、一つボタンに触れればそれだけで儚く壊れてしまいそうな緊張感
何とも言えない、絶妙に歯痒い3人の距離感とそれぞれの抱えてる想いに
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1980(イチキューハチマル)(2003年製作の映画)

3.6

ともさかりえ独特の色気が最高
すーぐ好きになっちゃって可愛い
この年代に憧れがあるので雰囲気だけでも
タイムスリップできて嬉しい
どうしようも無い大惨事にもう何でもやったれぃと踊り騒ぎ狂う皆 いいね

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

志磨さん目当てで観に行きました 
誰かが誰かを守る為についた嘘、秘密
墓場までそれを持っていければ
それは大切な人にとっての真実になる...
嘘をつき続けるって相当キツイよな 正直に言っちゃった方が何
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.8

麻生さん本当可愛すぎる
「それ意味ある?」って他の人から言われるのそれこそ意味ある?って感じだよねー
その意味ってなんなのよ!誰が決めるのよ!!
私が楽しいんだよ!それ以外に理由なんている??

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

松子...愛されたかったね、辛かったね、
愛を渇望していた松子
他者からの愛でハートを全て埋める事は不可能なのです...ましてや食べても食べてもそれは埋まらない、でもどうすればいいのか分からなかったよ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.5

同じ言語でさえ、私が伝えた事が相手サイドに立つと全く違う捉え方をされてるのかもしれないって時々考えるけど、それが違う言語では顕著すぎて見てて物凄い歯痒くなった 
その人がどれだけの言葉を知っていても、
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.5

再鑑賞...
négligéの少女達 少しでも触れたら消えていってしまいそうな脆さ,儚さ
少女にしか分からない窮屈なもどかしい、
自分でも言葉にならないような気持ち
少し昔の自分と重なって胸がドキド
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

ずっとアトラクション乗ってるみたいな感覚!!
楽しい映画なんだけど、長続きしなかった幸せに心が痛んだ
ケーキ、ホテルの外観、フォント...あらゆる物の配色可愛すぎる

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.8

キルスティン・ダンストの笑顔がすっごく素敵 
どうしてこんなに素敵なのに拍手しないの?って言って拍手を送り続けるシーン良かったな

とびきり可愛くて美しい空間とお洋服に包まれてる夫人達が悪口ばっかり言
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

4.0

私がよくお散歩する道を大好きな小林聡美さんやもたいさんが歩いてるのが嬉しすぎて、、
は〜癒される 
水は流れている物だから、止まっていたら不自然なんだって何かの本で読んだの思い出した
人も水だよね

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

DUNE自体が公開される事は無くても沢山の影響を与えて色んな所で生きてるのか...

例えそれが自分が構想した形じゃ無くてもブレずに追い求めていく事で、こうやってあらゆる形で派生して自分の夢がどこかで
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パンドラの匣(2009年製作の映画)

3.6

布団部屋のシーンの掛け合いが凄い好き..
音楽と映画の雰囲気が良い感じにマッチしてて
ずっと見てたくなる
それにしても窪塚君と染谷君の組み合わせ良すぎるな

GO(2001年製作の映画)

4.0

自分が知らない物、分からない事が怖い
だから、名前を付けたがるんだよねきっと
別に名前なんかなくたって、何だって良いのに 何処に住んでたって同じ人間なんだから 
何も変わらないんだから...

差別の
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レイジー・ヘイジー・クレイジー(2015年製作の映画)

3.8

ずっと画面越しに青〜く光ってる感じがした 
華奢な身体に肩紐の細いキャミソール、ずっと大好きだーー

ルナシー(2005年製作の映画)

4.1

私達って皮一枚剥いだら肉の塊
気がついたら大きな力でああやって勝手に加工されてパック詰めされちゃってるのかも そりゃ息苦しい

自分の欲をあるがままにむき出しにできる環境を自由と呼ぶのでしょうか...
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

コミュニケーションとは何か、言語が世界の見え方を
変えるという事、時間という概念、本当の幸せは何か...
 
目の前の出来事に対して当たり前のように認識している事を、3次元的考えから抜け出してもっと大
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聖なるもの(2017年製作の映画)

4.3

何が映画で何が現実で何がどうだか分かんなくなった 私たちが住んでいる宇宙が誰か巨大な身体の脳かもしれない...?それが本当か嘘か私達にはまだ分からない けどそういうメタ視点を持ってるって事が大切って思>>続きを読む

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)

3.6

色んな形の愛を見た
冒頭のシーンがピンクのベールに包まれたような色合いで美しかった

PicNic(1996年製作の映画)

4.2

塀の上、境界線、白と黒
悲しいシーンに似合わない楽しい音楽が流れていると感じるこの心が、彼女達と私の見えてる世界の境界線なのか