しろくろテレビさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

しろくろテレビ

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毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

4.3

素晴らしい!
ブラックユーモア満載のドタバタコメディ。キャプラらしい心優しいキャラクターたち。誰一人イヤな人が出てこない。
突撃!!シーンは爆笑🤣
しかし、ケーリーグラントはうまいなー。
死体を発見す
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デッドラインU.S.A.(1952年製作の映画)

3.3

政治家の悪行をボギーが暴くだけで収穫が見込めるハードルの高さ。
新聞社の存続の危機と悪者を追い詰めるドキドキ感はいい感じ。
ただボギーの恋愛はいらんかなー。
恋愛要素も入れないといけなかったのか。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

シン・ゴジラがあまりにもよく、ちょっと期待しすぎました。
相変わらずの情報量の多さと早い口調。俳優陣お疲れ様でした。
ゴジラはカメオ出演が多くげんなりしましたが、ウルトラマンはその点すっきりしていて、
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

ジャニーさん、マイケルに見せてあげたかったなぁ。
彼らを通して知らず知らずのうちにウエストサイドストーリーが人々の記憶の中に入り込んでいて、初めて観た人も懐かしく心地よく感じたのではないかな。
物語は
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

SNLのゆるーい面々のいい意味でアホらしい映画。
ゴーストバスターズのマークもゆるいし、なんといってもマシュマロマン!
テレビの吹替版でみるのもゆるかった。
ゆるーい歌も大ヒット。
いい時代だったなー
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超音ジェット機(1952年製作の映画)

4.0

久々にDリーン監督を鑑賞。
観見応えあるドラマ。
どうなるか少し先読みできて答え合わせができる構成が飽きさせない。
タイトルもとてもいい。
音の壁を超えようとする男のロマン。

飛行機のことしか考えて
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四人の息子(1928年製作の映画)

4.1

素晴らしい!
泣き、笑い、人情、家族愛、戦争。
うまいなー。
母がメインだか、タイトルは四人の息子。
戦争さえなければ…と悔やまずにいられない。
無声映画でありながら、音が聞こえてくる映像の表現力。
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.7

舞台劇ベースなのでテンポのよい会話が早すぎる!字幕が追いついていない感じ。
こうなると英語わかったらなーと思う。
しかし面白い。
グラントはさすがに上手い。
ヒルデイ女史もいい。
この時代にこの役に女
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若き日のリンカン(1939年製作の映画)

4.5

なんと素晴らしい映画!
ヘンリーフォンダのたたずまい、話し方に心持っていかれた。
足くせの悪い粗野な座り方と優しい心、うまいねー。
フォードの裁判シーンは笑いあり、涙あり。ゆるさが実にいい。
ワードボ
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一日だけの淑女(1933年製作の映画)

4.5

キャプラの新作が見れるなんて、なんたる幸せ。
笑えて、心あたたまる。
人って優しいなーと思わせる。
貧しい人もギャングも地位のある人もみんな優しい。
テンポ、表情、カット、すべてにセンスが光る。
記者
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ひばりの お嬢さん社長(1953年製作の映画)

3.0

アイドル映画の元祖。
いい意味でチープなコメディに、挿入歌が加わる。いいねぇー。それがひばりであることの贅沢さよ!
松竹のスターもまわりをかため、ひばりちゃんを後押し。
川島雄三監督の軽いタッチもいい
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マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.4

マリリンを演じるプレッシャーたるや。ミシェルウィリアムズさん、よくやりましたケネス、エディ、それにデンチとうまい役者を揃えて、マリリンをサポート。
実際マリリンもそんなところもあったかな。彼女のコメデ
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.8

なんともはや奇妙な映画。
大スター、バートランカスターが終始海パン姿。
お金持ち宅のプールを泳いで家へ帰ると言う。そこで馴染みの友達たちに会って言葉をかわしていく中で、泳ぐ人の背景を知る。たった1日の
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新婚道中記(1936年製作の映画)

2.8

途中まではごきげんに観ていたが、最後の方はなんじゃこりゃ。
妻の暴挙に開いた口が塞がらない。コメディなのか?
グラントはさすが。犬も素晴らしかった。
この時代の有閑マダムたちのドレスは豪華絢爛。
白黒
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情婦マノン(1948年製作の映画)

3.8

クルーゾはヤバい!
「悪魔のような女」を観た時の衝撃は忘れられない。
このマノン。マノンがあまりに嫌な女だったのが残念無念だが、非常に濃い映画。
なんといっても映像の美しさ。黒の美しさ。
砂漠を人々が
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先生のお気に入り(1958年製作の映画)

4.0

名曲「teacher's pet」!カラー映画だと思っていたら白黒。
なんと50年代の映画だった!
クラークゲーブルを若く見せないといけないからかな。
こんなに見応えのあるいい映画だと思わなかった。
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海の牙(1946年製作の映画)

3.8

さすがルネ・クレマン。骨太。
白黒が実に美しく、出航シーンの素晴らしさ、サスペンスシーンなんてハラハラさせる。
潜水艦で逃亡というテーマだけで面白いこと間違いなしですが、話の流れも美しい。
謎の仲介人
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美しき小さな浜辺(1948年製作の映画)

2.5

何とも暗い映画。
フランスの孤児院の子たちの不遇と、そこから抜け出すに抜け出せない悲哀を描いた作品。
ジェラールフィリップが謎の旅行者として登場するが、正体をみせるのが遅すぎてあきてしまう。ドキドキ感
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すべての道はローマへ(1948年製作の映画)

2.3

ジェラールフィリップ主演のドタバタコメディー。
ドタバタすぎて合わなかった。
残念。

三悪人(1926年製作の映画)

4.0

うなってしまう。
三悪人なんだけど女、子供に対しては善人で憎めない。
ジョン・フォードのダンディズム。かっこよすぎる。
馬のシーンもド迫力。
赤ちゃんのシーンはお見事!
アニメでなく、マンガでなく、実
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.7

実験的な映像、カット割りとポップな色がおしゃれな映画。
写真家監督だけのことはある。
俳優も素人さんを起用。
大工のご主人にちょっとした心の隙間ができ、かわいい女の子が滑り込みました。奥さんの突発的な
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プリースト判事(1934年製作の映画)

4.5

かなり久しぶりにジョンフォード作品を観た。
すごいなーこの監督。
昔々に立て続けに観まくってたけど、どれも良くて…。
年月を経て新作を観ると、完成度に感服。
笑いあり、音楽あり、人情味もある。
もちろ
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我等の町(1940年製作の映画)

3.0

アメリカ大戦中の製作公開か。
舞台劇がベースで結末変更もそのせいかな。
田舎町のありふれた暮らしを描きました。
ホールデンか若いね!
最新の映像技術に当時の人々もビックリしたでしょう。新しかった!特撮
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北の三人(1945年製作の映画)

3.4

北の三人。北朝鮮?いやいや45年か。
終戦の年のプロパガンダ映画。
この三人は女性通信士の三人。
スターをそろえました。
女性も士のつく資格も身につけ、重要任務を遂行。
戦後、これらの女性たちはどうな
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旅路の果て(1939年製作の映画)

3.8

ルイジューヴェ氏の存在感。
間の取り方、滑らかなセリフ回し、たまりません。なかなか彼の作品はみられないので貴重な一本。
俳優専門の老人ホームが舞台。
舞台から映画の移行期なのか、舞台へのオマージュも感
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ウィンダミア夫人の扇(1925年製作の映画)

4.3

大正時代、この完成度。
ほとんど字幕なしの2時間。
集中した。
字幕はないけど、異国の物語だけど、会話が聞こえてきそう。マジックです!
今も昔もかわらないゴシップ。
オバハン3人。笑える。
噂の的のレ
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悲愁(1979年製作の映画)

4.0

今になってビリーワイルダーの新作(個人的)が観られるとは、なんたる幸せ!
50年代全盛期の軽快なコメディ作とは違い、深みのあるミステリーとなっています。ハリウッドの黄金時代のスターが大スターであったあ
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恋多き女(1956年製作の映画)

2.5

ルノワールのドタバタ喜劇は当たり外れが大きい。このキャストにしてはずれかーと嘆いてしまう。
今だとセクハラ!アウト!となってしまう男女のドタバタ。しんどいなー。人がぎゅうぎゅうなのもしんどい。
気球が
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.0

魅力的なキャスティングなのに残念。
もうちょいB級っぽい方がよかったかな。
ホラーが苦手なので、このくらいだと観られるけど、そこが中途半端になってしまった要因かも。

志尊くんはノリにノッてる!
一本
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秘密殺人計画書(1963年製作の映画)

3.8

いいねぇー。
最初からスターがでますよ。
見破れるかな?と予告。
配役ジョージCスコットで刑事役決定。
音楽も素晴らしい!
ガーシュインがスーパーバイザーって!
殺人事件、謎解きでワクワク感。
白黒加
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.0

恩返しと言えば恩返し…。
耳をすませばのバロン登場。
ジェントルマンぶりを発揮。
女の子のキャラがあわなかった。
山田孝之のポテンシャル!!

建築学概論(2012年製作の映画)

3.5

男性向けの初恋映画。
あの時のあの娘が突然現れて!
なんてね。
男子はいつまでもロマンティスト。
女の子のかわいいこと。
韓国女子は肌がきれいなので、メークしない方が断然いい。
90年代のノスタルジッ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.7

ロバートダウニーJr、いい役もらってよかった。
アメコミものがあまり得意ではないので、なんですが、どの世代も楽しめる作品、つまらなかったとは言わせない作品でした。
どれもそうですが、ヒーローができあが
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ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

3.1

豪華キャスティング!
子どものために…、って今の時代かな。
年齢設定に混乱してしまう。
山小屋で!!

サランドン好き。

警察官(1933年製作の映画)

4.5

あまりにも素晴らしくて涙が出た。
吐夢のダンディズム。
映像の美しさ、かっこよさ、たまらない。
路地裏の追跡シーン。
学生時代の回想シーン。
カット割。
全てが素晴らしい。
字幕の読みづらさはあったも
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