きりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.3

待ちに待った休日。前日まではあれこれしようと思うのに、当日は昼寝三昧であっという間に夕方だ。
そんな日に後悔しそうになった時こそ、観たい作品。
なぜならそういう日こそ、”なにもしない“がよくできた日な
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

さすが王道ファンタジークオリティが漂う、視聴者体験型魔法動物博覧会みたいなお話。
カモノハシがヤンチャでおドジで可愛い。
動物達を集めまわってるシーンはアトラクション感あって楽しい。一緒に冒険に出てい
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

4.1

熟年老夫婦のワンダフルなダンスで魅せる、人生を描いた壮大なミュージックダンスアニメ。
2人の踊る様子はたった数分なのに、まるで出会いから一緒に過ごしてきた何年もの日々を見ているよう。
通行人も噴水も、
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.0

”食べた者を幸せにするのが料理“
っていう空気感のある物語ですてき。
ちょっと良いレストランへ行きたくなる。

味覚が発達しているネズミのレミー。
素材をそのまま食べるよりも味をいかし相性を考えて、調
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月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

3.7

月をモチーフに創作すると夢が無限大だなあ🌕
ウォレスとグルミットではチーズでできていたり。
今作は月は海から出ずる。そしてハシゴで月に近づくだけで無重力になり、月の表面にはたくさんの星屑たち。
ほら今
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紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.1

私はこの作品を映画館で本編前の時間に観たのだけど、数分の物語なのにとても心に残る作品でまた観たいなと何度も思っていた。
白と黒のモノトーンの世界で、出会った時に2人が笑ったきっかけの彼女の口紅だけが赤
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シンデレラIII 戻された時計の針(2007年製作の映画)

3.9

ディズニープリンセス、最近だとベルとジャスミン(実写)が好きなのだが、シンデレラも素敵。
みんな精神的に立派で、もし愛する人がいなくても1人でも十分人生を謳歌している美しさを持っている。

かっこよく
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

4.8

海辺、夕焼け、ふわふわ毛並みの愛らしい鳥さんと波の戯れ。最初の数秒であ、これは私の好きなものしかないと思った。
夕方の海辺が大好きな人はとても癒されると思う。景色の表現が大変素晴らしい。
あのあたたか
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マイクとサリーの新車でGO!(2002年製作の映画)

3.6

マイクとサリーのコンビ好きだから短編うれしい😊
2人の毎日ってこんな感じなんだろうなあ〜とほっこりしつつ、日常が既に漫才だった。
お馴染みのBGMがジャズ調で流れてるのオシャレ🎶

モンスターズ・パーティ(2014年製作の映画)

3.6

こちらはモンスターズユニバーシティのスピンオフ。
モンスターパーティー会場のドアとドアの通過点にされる人間夫婦が一夜のパーティーのために振り回されてて笑う😂
モンスター達はみんな盛り上がってて楽しい🎉
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ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

3.8

海外の街の景色から、雨音が響き出せばファンタジーの幕開け。
ショップのカーテンは微笑み、雨を流す樋のネジはタレ目のようになって優しく目配せ。
主役は傘だが、周りのみんなも優しくて可愛らしい。
実写のよ
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シンデレラⅡ(2001年製作の映画)

4.0

シンデレラ、躓いて悲しい時はいつだってネズミたちが会話して寄り添って励ましてくれるからいいな
シンデレラの解決法が、好まない衣装で着飾ったり規則にギッチリ縛られるのではなく
「ありのままの私で一生懸命
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

3.8

Disney+視聴1作目は夢追いウサギ。
ピクサーといえばゴリゴリのCGなイメージだったが今作は手描き感溢れる絵本タッチ。出てくる登場人物や家具も細かく、ミニチュア感がかわいらしい。

マイホームを作
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.6

我が子を探すため、雄大で美しいカラフルな海の世界を冒険する父の物語。
個性の強いたくさんの海の生き物との出会いが旅路を彩ってくれる。
カメのクラッシュが大大好き☺️🐢
渋くて余裕で優しくてタレ目で知識
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.4

従来のディズニーなどのお伽話でよくある「キツネは嘘つきで悪者」「兎はいつも騙される側」という認識を良い意味でひっくり返したキャラコンセプトなのがすごく好み。兎と狐の良バディ物語👍

世界は残酷だったり
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.5

寅さんシリーズは大体見たんだけど
シリーズ全部が寅さんの人生で
全部を通して一本の作品だなと思う。
こんなに多くの作品があるのに
本数を重ねることが苦じゃない、それどころかもっと作っておくれと思うほど
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

ワクワクな不穏さを漂わせて物語はスタート。
BGMがオシャレで心地よい。
穏やかな時間のシーンと、スリラーなホラー感との緩急が上手い。それが怖さを引き立ててるのを序盤から感じた。
不気味な一家に関わっ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

自分と会話すること、あるよね?あるある。
むしろそのスキルが世の中生きるのに必要だったりしない?
心底疲れた1人の夜には、(ああ今日は大変だったね、でもよく生き抜いたね、頑張ったね。)って自分と話す方
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.6

全身の毛が逆立つほど響く唸り声
軽く腕を振ればいとも簡単に家が吹き飛ぶ巨体
大地と木の根が覆う皮膚
マグマのように燃える灼熱色の瞳で
こちらをまっすぐに見ている
体を握りつぶされそうなくらい大きい手の
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シュレック(2001年製作の映画)

4.3

御伽噺の世界でも主人公に怪物の王子がいたっていいじゃない!に振り切った斬新なコンセプトが既に好き。
お供の馬も白馬じゃなくておしゃべりで陽気なロバだ!
それでいて感動できるロマンスもある。

主題歌が
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

久しぶりにホラーを観るぞ!
中盤まではチェンソーホラーだな…!終盤でだんだん読めなくなってきたぞ。
あれ、これはシュールギャグ…?やっぱりホラー…?スリラーコメディか…?ってなるホラーだった。

好き
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.2

アニメーションにはアニメーションだからこそ表現できる良さがあることを再認識できた良作。
観終えた後、久しぶりに良いアニメーション映画を観たなあと思った。

滑らかながら迫力のある動き、厚塗りのような深
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

ツイてない日々や人の対応が、全て自分の容姿のせいだと感じてしまう主人公。
華奢で小柄なだけが可愛いのすべてじゃない、序盤女友達3人でいろんなポーズで写真撮ってるところとか既に可愛かった。
どんな人でも
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アラジン(1992年製作の映画)

4.4

ホールニューワールドという名曲と、その曲がかかるシチュエーションが最高すぎる。

開幕で商人が視聴者を客と見立てて語りかけてくるように魔法のランプの存在を紹介するところ、舞台の見せ方みたいで好き。
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同級生(2015年製作の映画)

3.9

誰とでも親しく気さくに話せるタイプの草壁。なんでも器用にこなせそうなのに、好きな人の前では不器用で「あ"〜!!!」ってなってるのかわいい。
直情型だけど素直で、なにより引きずらない草壁は、真面目で控え
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

"他人が下す評価より真価を見よ"

咀嚼して味が出てくるシュールめな映画。
初見は難解で、受け取り方や見方によって作品の印象や感想がガラリと変わりそう。
私的には前向きな結果の映画であったと思う。
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.3

恋という感情のしんどい部分と、人の浅はかさをいっぱいクローズアップしている。
恋が安定な愛になるまで育めるカップルは素敵だなあという気持ちになる。信用し合うって愛の1つだ。

切なくて沈殿した空気漂う
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

愛もユーモアも持ち合わせるおばあちゃんが魅力に溢れてて、おばあちゃんがヒロインの映画に思えた。
すっかり元気をなくした主人公の少年に対し、おばあちゃんは立ち去り画面からフレームアウトしたかと思いきや、
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アリス(1988年製作の映画)

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クチャクチャしてグチャグチャで
木彫りのおもちゃのような素朴さもあるかと思えば、不可解で閑かすぎる恐怖。
不思議の国のアリスという物語が人生のバイブルなので、過去に鑑賞したものの最後まで観ていられず途
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.8

夢と希望 それはワクワクした気持ち
映画や本やゲームを通して、その世界に降り立ったかのように体験して感動する気持ち。
次はどんな映画をみようかと選んでる時。
物語を見終えた後も登場人物たちが心に残すと
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

4.2

頭が切れるがやや偏屈な探偵ホームズと、紳士な振る舞いの医者ワトソン。
まずこのペアが最強に好き。腐れ縁で言い合いながらも息の合うバディ。
役者陣のイメージもぴったり!
ワクワクするアドベンチャーな描き
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

南極での暮らしがゆる〜く描かれていく。
南極観測隊というビシッとした名前に反して、その日常は合宿のよう。盗み食いされたり、皆で麻雀や野球したり、距離感が近いほのぼのさ。
見てると夜食が食べたくなってき
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ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー(1989年製作の映画)

4.7

🌕チーズ ホリデー
チーズ大好物のウォレスが月にチーズを採りにいくお話。なぜなら月の表面はチーズなのだ🧀警備ロボが可愛い奴。

🐧ペンギンに気をつけろ!
支払いに困ったウォレスは二階の空き部屋を貸すこ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

アクション映画かと思うほどのアクロバティックなミュージカルコメディ。
昔ビデオテープで何度も観たディズニー短編アニメのような雰囲気の楽しさがある映画だった。
休む間も感じさせず明るいメロディに合わせて
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プロメア(2019年製作の映画)

4.2

自分を癒そうウイーク、3本目はプロメア🔥
めくるめくほとばしる炎のプリズム。

よく動くデザインアートの華やかさと、疾走感のある音楽を始めから終わりまで勢いよく浴び続けられるのが気持ちいい!

視聴後
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.8

トミーリージョーンズ演じる堅物な刑事とウィルスミス演じる自由奔放な若者が、地球で悪さをするエイリアンを取り締まるSFアクションコメディ。ややグロ注意。

登場するエイリアンたちがおどろおどろしいだけで
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