monaさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

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人が病気で死ぬ映画なんて好きじゃないと思っていたのに‥
余命を告げられた男の日々の背景にバルセロナで生きる人々の人間模様が描かれて、それだってあっちもこっちも八方塞がりだけど絶望を感じさせない、美しい
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山<モンテ>(2016年製作の映画)

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主人公の行動をだいぶしつこく繰り返し見せる編集になっていてその時間の割き方に驚くほどだったけど、あれが無かったら重さの無い映画になっていたのかも。彩度の操作による表現は少し分かりやすすぎるように感じた

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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なんだこれ‥なんで今まで観る機会がなかったんだ‥
現実の2019年の東京はこんなに格好良くないのがなんだか

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

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じゃがいも食べるだけの食事のシーンになんでこんなに圧倒されるんだ‥

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

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人生が欲望に飲み込まれて、そこに少しの浅はかな悦びすらも無いような。
ポール・ダノが教会で叫びまくるシーンが唯一笑える。ビンタって。

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

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何者なのかよく分からない人たちの過去が、濃い影のように段々と浮かび上がってくる。吹いて飛ばすように、英語でからりと「気が滅入るね」と言うのが切ない。
とにかく好きな雰囲気の映画だけどエンディングテーマ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

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手際が悪すぎて次々と人を殺してしまう誘拐犯と、山みたいにどっしりした安定感の警官が淡々と証拠を辿るテンポが気持ち良かった。スティーブ・ブシェミが変な顔って言われすぎ

心と体と(2017年製作の映画)

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ただの生き物として触れ合ったから、「あなたは美しい」と言い放つことができるのかもしれない

台北ストーリー(1985年製作の映画)

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空っぽの空間を何で埋めるか想像して希望を膨らませる。何かに期待しないと人間は生きていけないものなんだろうか。

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

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ちょっと悪夢みたいでホドロフスキーは自分は少なくとも映画館で観るのは合ってなかったっぽいな‥少しだけ気持ち悪くなってしまった。
エンドレス・ポエトリーは自宅で観る

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

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4時間ずっと釘付けで、だれる暇がなかったのがすごい。
「布教しないで」の台詞がちょっぴり笑えた

ノーカントリー(2007年製作の映画)

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ハビエル・バルデムが見たかっただけで借りた。一番好きな俳優かもしれないな‥ 尋常じゃない目をしている役が似合い過ぎるし色気がある。トミー・リー・ジョーンズも良い味出している

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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視野が狭かったり、情報が極端に少なくなる演出が冴えていて良い。もう一回観たらちゃんと理解できるだろうか、、
一目惚れするシーンはあほにしか見えなくて「うそだろ」って声出た

バベル(2006年製作の映画)

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終始胃が痛かった。。音の無いクラブと、空を飛ぶ真似をするシーンが良かった

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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都市の夜の、車の中からだけ見える光があると思う。
パリのシーンが抜群に好きだった。あとフィンランド人たちかわいいな

光のノスタルジア(2010年製作の映画)

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「思い出を持つ者ははかない現在を生き抜くことができる。思い出のない者は生きてさえいない」

白河夜船(2015年製作の映画)

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ストーリーも役者も好きなんだけどカメラワークが受け付けなかった。夢の中みたいな覚束なさを出したかったなら成功しているような気もするけど、世界に入って行けそうで行けない。岩永の人間としての魅力が画面から>>続きを読む

幻の光(1995年製作の映画)

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おばあちゃんが帰ってきたとき嬉しくて泣いてしまった

大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─(2008年製作の映画)

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誰かのつらさをいちいち感じて引き受けていたら身がもたなくなってしまうから、我々はそれらを他人事として線引きして遮断したり色んな理由をつけて感覚を閉じたりすることで自分の神経とかを守っている(正しいとか>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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正直あまり期待していなかったけど面白かった!
綺麗なシーンも多かったな

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

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死ぬ、殺す、殺してほしい、の問答のあとの「生きろ」の烈しさ。
戦闘シーンは敵も味方も入り乱れてわけが分からなかった、トップガンとか観た時もそうだったけど。
それと自分が投資している戦争企業の兵士に向か
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

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彩度の低さが好きだったな、くらいの感想しかなかったのだが終盤で鷲掴みにされるものがあった。
深い海のどこかに自分の墓場があると知っていること

沈没家族(2017年製作の映画)

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お母さんが素敵だった。
関係性の定義なんてみんな曖昧になればいいと思う

ひいくんのあるく町(2017年製作の映画)

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ひいくん美しいな
地方の似たような規模の町出身で、地元のこういう温かい記憶みたいなものは個人的にはあまり無いのだけど、どうしてか懐かしさを覚えてじんとしてしまう

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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今読んでいるシモーヌ・ヴェイユの詩学とオーバーラップする。歌声の美しさは、光を、自由を失いながら自らをも差し出す魂の美しさそのままだ。

希望のかなた(2017年製作の映画)

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難民同士の友情にぐっと来る。感情の込もらない警察の通告とその後に流れるシリアのニュースのシーンに、人々の味わっている遣る瀬無さの片鱗を感じる。もっと重たい映画だと思っていた、シリアスな要素はあえて淡々>>続きを読む