monaさんの映画レビュー・感想・評価

mona

mona

映画(708)
ドラマ(0)
アニメ(0)

瞳をとじて(2023年製作の映画)

-

別荘でのシーン、生きることは何と悲しいのでしょうねと微笑まれるようで涙が止まらなかった
失ったものは形を変えて戻って来てくれますか、そうして生きる意味を教えてくれるのですか

雨も海も水溜まりも美しく
>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

-

重々しくも丁寧に儀式をやっているような映画作家だな、形式へのリスペクトというか、時間軸の使い方に気品がある。
生活の様子をじっと長回しで追う演出にジャンヌ・ディエルマンを思い出す。ギャスパー・ノエは本
>>続きを読む

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

-

人々がいちいち可愛い
良い犬が出てくる
アクションの種類が多い

_21

ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア(1987年製作の映画)

-

失われるもののうつくしさを壮大なスケールで叩きつけてくるベルトルッチと坂本龍一、、名作が4Kで観られて本当に嬉しい。

雨の中笑顔で歩いて去る彼女のシーンに涙が出そうだった。
中国すげえ国だなしかし
>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

-

(Filmarks記載のあらすじがですます調なのまじでどういう気持ちで読めば良いの)

_19

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

アメリカ大好きなんだねえ、という大人になってからインターステラーを再鑑賞した時と同じ印象しか抱けず。
ノーラン作品に驚かされるということはもう無いのかもしれない

アカデミー作曲賞獲ってたけどこの人テ
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

実際に誇大妄想や強迫観念がある人にはセラピーだったりもするのだろうか

_17

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

-

不憫なカティ・オウティネンしか見たことなかったから嬉しい

_16

CURE キュア(1997年製作の映画)

-

リアリティの部分をガン無視したザルさがすごくて観るのがしんどかった。古いフィルムでオカルト種明かしは寒すぎる。画づくりがタルコフスキーごっこだけど美術の不自然さも相まって没入感は無い
役所広司の人物像
>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

-

頑張って寝なかった。
木の根元にルーペ持ってへばりついてたところかわいかった
アピチャッポンを少し噛み砕いて荒削りにした印象

_14

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ずっと異様な空気と会話で、犬の訓練所で犬について語る調教師の台詞が初めて何らかの筋の通った言葉として入ってきて、訳が分からないまま安心させられてしまう。犬の個体ごとの性質のことは、そのままこの異様な家>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

蛙を潰して笑っていたベラが慈悲の心を持って涙を流すようになったのは良い友との知的な会話にのめり込むようになったからだったのだろうか。友である皮肉屋にも心があって、その存在が好きだった。
そして映画の中
>>続きを読む

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

-

冒頭の雑なロケット発射かと思ったら煙草で爆笑してしまい持ってかれた。
イルケは何と言ってたんだろう

_11

セリ・ノワール(1979年製作の映画)

-

これはアラン・コルノーによる罪と罰では、と思ったけど別の原作があるらしい。
物凄い美人と思ったらジャン=ルイ・トランティニャンの娘だった

_10

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

-

駄洒落っぽい文法でクスッと笑える

本を逆さに持ってしまい劇中劇まで逆さになるところ、楽譜から落ちる音符、ピクニックを失敗し続けてぶん投げた鞄から舞う食器

_8

エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

-

全体的に編集のテンポがはまらなかったけど美しいショットが多くてずっと観ていられた。窓の外から撮るカット全部良い。
演奏シーンは長大なMVかよ‥と思ったし余裕で弾いてた後にぜーはー言って倒れるくだりで吹
>>続きを読む

ミカエル(1924年製作の映画)

-

画家の死の床と恋人たちの寝室の切り返し
孤独だけが確かだった

_6

オアシス 4K レストア(2002年製作の映画)

-

こんな脚本どうやって書けたのか、と思う
枝を切り落とすくだりが喜劇的で、悲しいはずであるのにどうしてか笑えてしまう。
責任がどうこうと受け売りみたいに語る兄の感じがリアルですごく嫌だった、空っぽで自分
>>続きを読む

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

-

いくらでも見れてしまうライカート×ミシェル・ウィリアムズのタッグ。
猫背でぺたぺた歩く姿、頭を悩ます存在としての家族、気ままな隣人、人物が皆ちゃんと立体感を持ってそこにいて、それをあっさりした台詞やさ
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

ニーナ・シモンと顔のアップ長回しで終わらせるのは無理やり過ぎる気が。
田中泯を撮ろう!ってそのまま田中泯でしかない存在が現れるところとかに雑さを感じずにいられない

_2

チャイナタウン(1974年製作の映画)

-

初ポランスキー。こういう種類のグロさだったか‥。
ジャック・ニコルソンがディカプリオとアラン・ドロンを足したみたいに見えて驚く。フェイ・ダナウェイも素晴らしい
愕然とさせられる最後、おまえが神を呼ぶな
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

-

上着を替えて出かけて路面電車の音が聞こえて、そのまま映画が終わってしまうかと思って肘掛けをぎゅっと握ってしまった。
身を粉にして働く、けれど強く生きる労働者への愛に打たれる

_129

女ともだち(1983年製作の映画)

-

失われることが予め約束されているみたいに美しい恋だ、ずっと泣きそうだった。
モブ役でドニ・ラヴァンがいてびびった

_126

罪と罰(1983年製作の映画)

-

ドストエフスキーの『罪と罰』を今年読んだので何となく年内に観たかった。
カウリスマキによる素晴らしい翻案。原作より人物の相関が削ぎ落とされて、台詞は少なくとも映像が雄弁に語る。

最後のそのチョップは
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

自分の親のことを肯定的に思い起こさせてくれる装置としての映画ならセリーヌ・シアマの秘密の森の方が数枚上手だった印象。
余白があり過ぎて自分や家族の事が半ば強制的に投影され、身につまされずにいられないの
>>続きを読む

罪と罰(1935年製作の映画)

-

小説を読んだ後だと脳内で補完しながら観る感じ
ポルフィーリィとの会話・駆け引きは所々笑えて原作と比べると軽妙で、緩急がつけられている印象

_118

>|