工藤蘭丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

工藤蘭丸

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赤い殺意(1964年製作の映画)

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これは先日観た『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』の中にも、『楢山節考』以上の傑作というセリフが出てきたように、今村昌平監督の代表作の一つですね。

私は、『楢山節考』以上とまでは思ってないけど
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ボルサリーノ2(1974年製作の映画)

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『ボルサリーノ』の続編だけど、こっちはそんなに面白くなかったような覚えがありますね。

たいてい続編というのは面白くないものだけど、それを覆したのが『ゴッドファーザーPART II』だったなあ。

ボルサリーノ(1970年製作の映画)

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アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが共演した犯罪ものでしたね。1970年の公開作品だけど、私は75年の高校の時に『ボルサリーノ2』との二本立てで観たような気がします。

ストーリーは覚えてない
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人形の家(1973年製作の映画)

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イプセンの戯曲を映画化したジェーン・フォンダの主演作。これが、私が初めて観たジェーン・フォンダの作品でしたね。

映画の内容は覚えてないけど、40代の頃に原作戯曲は読んでみたことがあって、たしか女性の
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

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これは公開当時は最後のブルース・リーという副題がついていたけど、製作されたのは『燃えよドラゴン』よりも前の1972年ということになるのかな。日本公開が1975年で、公開順では完成した4本の主演作のうち>>続きを読む

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

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チャップリンの戦後第一作となった1947年の作品。チャップリンにしては異色のブラック・コメディだったけど、そのメッセージ性の強さは随一で、私は大好きな作品でしたね。

今にして思うに、『モダン・タイム
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ライムライト(1952年製作の映画)

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これは高1の時に観たのかな。映画好きだった世界史の先生が、一番好きな映画は『ライムライト』で、これまでに6回観ていると話していたのを思い出します。

1952年の作品なので、当時チャップリンは63才で
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

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チャップリン初のトーキーとなった1935年の作品。まあ、トーキーと言ってもセリフは一切なく、でたらめな歌詞の歌が入っているだけのものだったけど、サイレントからトーキーに移り変わる時代の、チャップリンの>>続きを読む

チャップリンのゴルフ狂時代/のらくら(1921年製作の映画)

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これは劇場で観た覚えはなかったんだけど、『キッド』のパンフレットを見たら同時上映と書いてあったので、きっと観たんでしょうね。短編だけど、私がこれまで劇場で観た映画の中では、これが一番古い作品かも知れま>>続きを読む

青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.2

いよいよ今月一杯で閉館するチネ・ラヴィータ。その最後に観た作品が、映画館愛に満ちた本作というのは、ちょっと皮肉でしたね。賃貸契約切れということだったけど、現在の場所に移転してからはまだ15年で、それほ>>続きを読む

キッド(1921年製作の映画)

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チャップリン初の長編となった1921年の作品ですね。これも高校の時にリバイバル公開で観た映画でした。

チャップリンというと喜劇のイメージで、本作も基本的にはコメディなんだけど、笑えたというよりもボロ
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

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これは高2の時にリバイバル公開で観たものだったけど、チャップリン作品の中では一番面白かったような覚えがありますね。

2008年にあらためてビデオで観た時も、ギャグのオンパレードでやっぱり面白かった。
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狂った果実(1956年製作の映画)

3.8

WOWOWオンデマンドで観てみました。石原裕次郎の初主演作となった1956年の作品だけど、裕次郎も津川雅彦も岡田真澄もみんな若くて、当たり前だけどこんな時代もあったんですね。😅

裕次郎はチョイワルの
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.5

WOWOWオンデマンドは今月一杯で解約予定なので、何か観てみようかと思って選んだ作品。これは2015年の公開時に、観に行きたいとは思っていたんだけど、タイミングが合わなくて見逃してしまった作品でしたね>>続きを読む

フロント・ページ(1974年製作の映画)

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1974年のビリー・ワイルダー監督作品。ビリー・ワイルダーは結構好きな監督で、テレビやビデオなどで観たものも含めると、10数本の監督作品を観ていると思うけど、唯一リアルタイムで観たのが本作でしたね。>>続きを読む

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

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これは大好きな青春映画でしたね。初めて観たのは公開当時の高校生の時だったけど、その後も2回ぐらい観ていて、最近ではノスタルジーを感じて、より味わい深くなってきたような気もしますね。

後に『スター・ウ
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愛の讃歌 エディット・ピアフの生涯(1974年製作の映画)

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これは高校の時に、何かの併映作品として観たような気がするけど、結構感動させられたような覚えはありますね。

内容はあんまり覚えてないけど、原題が『Piaf: The Early Years』になってい
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エアポート'75(1974年製作の映画)

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これは、70年代パニック映画の走りだった『大空港』の続編ということで、話題になった作品だったし、公開当時に観ているはずなんだけど、あんまり覚えてないかな。

『大空港』の方は、当時好きだったジャクリー
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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

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1963年のキネ旬ベストワンに選ばれた今村昌平監督作品。私は高校生の時に観たんだけど、何をしゃべっているのかセリフが聞き取れなくて苦労した覚えがありますね。

そんなせいもあって、あんまりよく分からな
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奇跡の人(1962年製作の映画)

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これは間違いなく映画史の授業で観た作品でしたね。映画の内容もさることながら、上映後に手振り身振りを交えて解説してくれた淀川長治さんの講演の様子もよく覚えています。

淀川さんによると、本作は舞台劇の映
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

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『ドクター・ノオ』との二本立てで観た007シリーズの2作目。私は007の中では『ゴールドフィンガー』の方が好きだったけど、本作もシリーズ最高傑作とも言われているようで、なかなか面白かった覚えはあります>>続きを読む

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

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007シリーズの1作目。テレンス・ヤング監督1963年の作品ですね。高校の時に、『ロシアより愛をこめて』との二本立てで観て、本作の方はそんなに面白くないようにも思えたんだけど、比較的最近テレビで観てみ>>続きを読む

下町の太陽(1963年製作の映画)

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これも映画史の授業で観た作品だったかな。山田洋次監督の2作目となる1963年の作品で、倍賞千恵子の初主演映画ですね。

この前年にヒットした倍賞千恵子のデビュー曲の映画化だったようだけど、たとえば『し
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天国と地獄(1963年製作の映画)

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これは傑作サスペンスでしたね。黒澤明監督1963年の作品だけど、高校時代に観てかなり面白かった覚えがあります。

この頃はまだ『用心棒』も『椿三十郎』も観ていなかったので、初めて黒澤映画での仲代達矢を
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

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1962年のデヴィッド・リーン監督作品。これも初めて観たのは高校生の時だったけど、その後3~4回は観ているかな。最近では2020年に午前十時の映画祭で観ていますね。

でも、観るたびに新しい発見のある
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エスパイ(1974年製作の映画)

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これは『伊豆の踊子』の併映作品だったようだけど、全然覚えてませんね。当時の特撮ものというのは、洋画と比べてあまりにもお粗末で、見ていられなかったものでした。

それを思うと、ゴジラのオスカー受賞は画期
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伊豆の踊子(1974年製作の映画)

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山口百恵の初主演映画でしたね。私は当時、浅田美代子のファンだったけど、山口百恵も結構好きで、コンサートにも行ったし、ブロマイドも飾っていたものでした。

そんなわけで、本作も公開当時に見に行ってきたん
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ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

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これは私が高2の時に公開された、シドニー・ポラック監督のヤクザ映画という異色作だったけど、私はそれまでは日本のヤクザ映画も一度も観たことがなく、これが初ヤクザ映画でした。

というより、私は高倉健がヤ
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エマニエル夫人(1974年製作の映画)

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これも高2の時の超話題作でしたね。日乃出ビルの4階にオープンしたばかりのプラザ劇場で観たと思うけど、女性客の多さにびっくりしたものだった。

内容的には、ほとんどポルノ映画という感じで、ボカシが酷かっ
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野いちご(1957年製作の映画)

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1957年のイングマール・ベルイマン監督作品。私は1975年に名画座で観ているけど、シュールなシーンなどもあって、一度観ただけではよく分からなかったので、2回繰り返して観た覚えがありますね。

昔の映
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

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これは横浜放送映画専門学院の映画史の授業で観たような気がしますね。1962年の浦山桐郞監督のデビュー作。撮影当時16才だった吉永小百合の初主演映画でもありました。

浦山監督も当時わが校の講師だったと
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大地震(1974年製作の映画)

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これは1975年の正月映画でしたかね。私は東宝劇場で観たと思うけど、センサラウンド方式が話題になったパニック映画でした。

地震のシーンの時に低周波の音を流して、それによって観客が振動を体感できるとい
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燃える男長島茂雄 栄光の背番号3(1974年製作の映画)

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これも何かの併映作品だったと思うけど、1974年の長嶋茂雄の引退直後に作られたドキュメンタリーでしたね。

私は当時は広島カープのファンだったので巨人は嫌いだったけど、野球を始めた小学生の頃には、長島
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宇宙人は地球にいた(1970年製作の映画)

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これは何かの併映作品だったドキュメンタリーだけど、かなり面白かった覚えがありますね。

宇宙人が古代の地球にやって来て人類を創造したという説を、もっともらしく説明したもので、ナスカの地上絵などもそれで
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

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これは『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラ監督作品で、カンヌ映画祭でグランプリを取った話題作だったので、封切り当時に観ているんだけど、そのわりにはあまり覚えてないなあ。

珍しくメガネ
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草原の輝き(1961年製作の映画)

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1961年のエリア・カザン監督作品。これも高校の時に名画座で観た映画だったけど、ナタリー・ウッドがきれいだった覚えがあるぐらいで、ストーリーはほとんど覚えてないかな。

でも、このタイトルはワーズワー
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