宿敵"サソリ"との闘いを経て、ハリー・キャラハンが再び現れた。「ダーティ・ハリー」シリーズ第2作目。
本作は1作目と比べて、ややダラダラとした展開だったと感じます。
監督が違うとここまで調子が変わる>>続きを読む
新宿バルト9にて鑑賞。
オープニングから持って行かれました!
前評判の映像美はもちろんのこと、とてもキレイに纏まった、完成度の高さを見せつけられた気がします。
単なる男女の入れ替わりという手法に甘ん>>続きを読む
クリント、カイル・イーストウッドの父子共演作。
『アウトロー』では、冒頭で焼け死んでしまうカイル。
本作では最後まで描かれていて良かったです。
流しの歌い手レッド(クリント)は、身内からは浮いた存在>>続きを読む
南北戦争が終わりを迎えようとするとき、北軍ゲリラ・通称"赤足"に妻子を殺されるところから物語は始まる。
残されたジョージー・ウェールズは、北軍にも南軍にも和睦しようとせず独り居場所を探し続ける。そう>>続きを読む
ずっと観たかった一作をようやく鑑賞。
サンフランシスコ市警のはみ出し刑事のハリーと異常殺人犯"サソリ"の攻防を描く。
2時間もないのに、物凄く内容が詰まっている。さすがドン・シーゲル!
刑事ハリーは>>続きを読む
孤高の新聞記者が無実の死刑囚を助ける話。
本作も、権力に対する反抗心や人種問題を匂わせ、人間のモロ闇的なものが描かれている。序盤は割とシリアスな展開が続く。けれど後半は「目撃」や「チェンジリング」よ>>続きを読む
モダンジャズの父、チャーリー・パーカーの半生記。
34歳という若さで夭逝した天才はアルコールに溺れ、麻薬に溺れ。本当に、音楽の悪魔に魂を売ったような人物。ただイーストウッドのジャズ愛が強すぎて、やや>>続きを読む
イーストウッドのサスペンス。珍しい。
今度はイーストウッドが老泥棒ですが、本当にこの人はいろんな役を演じます。
アウトサイダーな泥棒が、思わず大統領の悪事を目撃してしまう。そして、いつの間にか濡れ衣>>続きを読む
これは原作に寄り添い過ぎたのだろうか。
全体的に説明不足な感じが否めなかった。
動く城を見たときはテンションが上がりますが、後半は肩透かしでしたね。
戦争への抵抗意識だけは割と描かれていたので、そこ>>続きを読む
ジブリの世界観が満載。
不思議な世界で奇妙な生き物(?)たちとの交流を経て、少しずつ少女が変化していく。
子供から大人まで、どの年齢層でも楽しめる国民的アニメと言えるでしょう。
スタジオジブリ特有>>続きを読む
情報量の多さに混乱してしまう。
単なる自然と人間の対立だけではない。
自然界には自然界の勢力図があり、人間界も混沌としている。
そこでは憎しみの連鎖が途絶えることがない。
アシタカだけが唯一の望み。>>続きを読む
全ては良き思い出、大人ジブリ。
第一次大戦が終わり、空軍を除隊した敏腕パイロットは賞金稼ぎとして空を駆けていた。
世はファシズムがその影を濃くする時代。
国家や民族に縛られず、世間から一歩離れた場所>>続きを読む
「取り柄なんてない」
そんな風に思っていた少女が見つけた居場所は、宅急便でした。
この作品は自分自身で、ありのままでいることについて考えさせてくれます。
時に空回りして、素直になれなくて、自分まで嫌>>続きを読む
子どものときにだけ訪れる不思議な出会い。
森に棲むへんな生き物トトロと子どもたちの交流を描いた作品。
なぜメイとサツキにだけトトロが見えるのか。それは子どもたちのもつ繊細で純粋な感性があってこそ。>>続きを読む
もう何度も見直した作品。
それでいて空に浮かぶ幻の島を探すワクワク感は、いつまで経っても色褪せません。最近ではこのようにロマン溢れるアニメが作られなくなったように感じます。
ナウシカに比べてコメディ>>続きを読む
巨大産業文明の崩壊から1000年後の世界
生き残った人類は自然の猛威に怯え、また同じ人間どうしの諍いにも翻弄され続けていた。
ナウシカはその中でも唯一の調停者。自然と人類の双方に慈愛をもって、誠実>>続きを読む
"名無しの男"最終章
今回は隠された財宝巡りです。
タイトルにあるように、「善玉」「悪玉」「卑劣漢」の3人が作品内を駆けまわる。
前作では良きライバルだったモーティマー大佐(リー・ヴァン・クリーフ)>>続きを読む
ウエスタン3部作の2作目
前作『荒野の用心棒』よりも登場人物が豊富でよく作り込まれているなぁと感じました。
射撃のシーンはやっぱり惹きつけられますね。観ている方までドキドキしてしまいます。
今作は">>続きを読む
新宿K's cinemaにて鑑賞
初のウルグアイ映画だったのでしょう。
25年間、映画に生きてきたホルヘのシネマテークは閉館する。
施設や備品は老朽化し、足を運ぶお客も減り、資金も底を尽きた。
長>>続きを読む
レオーネ×イーストウッド作品、初鑑賞
ストーリーは単純明快勧善懲悪。
西部劇(特にマカロニウエスタン)を見るのは初めてでしたが、序盤の早撃ちがカッコよすぎる!痺れました!
そして、イーストウッドも若>>続きを読む
角川シネマズ新宿にて鑑賞
一言でいえば無難な映画でした。
故郷アイルランドを離れ、ニューヨークで力強く成長する女性の話。ホームシックや人間関係に戸惑いながらも、愛すべき人との出会いを転機にヒロインの>>続きを読む
大学の授業で鑑賞
原作はゲーテの『ファウスト』
悪魔メフィストを演じるエミール・ヤニングスの表情が豊かすぎる。無声映画だからこその演技なのだろうか。
1926年製作にしては、かなり映像がキレイ!音>>続きを読む
臨死体験したジャーナリスト、双子の兄を事故で亡くした少年、そして《あの世》と交信できる霊能者。〈死〉に直面した3人の物語が、しだいに一つの物語へと集約されていく。
個人的に、やや退屈だと感じました。>>続きを読む
ジョン・カーニー監督の自伝的音楽映画
「ロックをやるなら笑われる覚悟をしろ!」という兄貴(ジャック・レイナー)の一言が印象的。
コピーではなく、自分たちオリジナルの音楽は、最初は荒削りだけど徐々に洗>>続きを読む
家庭をもち、子どもを産み、アイオワという田舎町で穏やかに暮らす女性の話
1人の女性が母親となることって実はとても勇気がいることで、
「母親になることで人生は始まり、同時に前進を止める」
それを思うと>>続きを読む
クリント・イーストウッドが手掛ける「最後の西部劇」
自分はほとんど西部劇を観たことがないので、作品をうまく受け入れることができませんでした。
でも、本作以前の西部劇を観てみるとこの作品の感じ方は圧倒>>続きを読む
まず感じたことは日本最古の物語であり、日本人なら誰でも聞いたことのある「竹取物語」を今、アニメーションという形で世に再現したことの価値の大きさ。
誰もが聞いたことがある一方で、その詳細や全ストーリー>>続きを読む
イーストウッドの無骨な演技がやっぱり好きだ。
個人的にオープニングの、机を蹴り飛ばすシーンがお気に入り。
疎遠だった父娘が、スカウティングを通して絆を取り戻していく。イーストウッド演じるガスの職人魂>>続きを読む
フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキの代表作。
この作品はとにかく作品舞台が印象的でした!
フィンランドの片田舎、コンテナに住む人々や美しい夕空など、牧歌的な雰囲気に包まれていたように感じます。>>続きを読む
監督クリント・イーストウッドと主演アンジェリーナ・ジョリーによるノンフィクションサスペンス。
1928年に実際に起きたゴードン・ノースコット事件を元に、当時のロサンゼルス市警の腐敗、事件の真相を描い>>続きを読む
オーシャンズ3作目
11,12よりもかなりド派手な仕掛けが多かった!前作までの登場人物も再登場して、ザ・完結編って感じでした。
ただ人数が多くなればなるほど、1人ひとりの活躍にスポットが当てづらくな>>続きを読む
3度目の鑑賞。今回も前見たときと全く違う感じ方をしたので、やっぱりジブリ作品は面白い!
ただ本作はこれまでのジブリ作品とは明らかに色が違っている。内容はいたって現実的で、「主人公が異世界で不思議な体験>>続きを読む
大学の授業で鑑賞
スタジオジブリの原点となったと言われる作品で、高畑勲、宮崎駿も本作に大きな影響を受けたとされている。
序盤は静かなムードだが、徐々に物語は過激さを増し、国王の暴君ぶりは狂気を感じ>>続きを読む
オーシャンズシリーズ2作目
前作に比べて華々しさは欠けるものの、今回は小ネタもあり楽しめた。
ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツの変装するとか、実際にブルース・ウィリスを登場させるとか、監督遊ん>>続きを読む
チャップリンは偉大な表現者だったと感じさせてくれる作品。
そして、そこで表現されるものは人に、世界に波及する。
なぜチャップリンは本作を作ったのか。サイレントを捨てたのか。答えはラスト5分、彼の演説>>続きを読む
言わずと知れたチャップリンの代表傑作。
物語序盤の工場で働く部分は、機械文明に翻弄される労働者たちを描いていて、もっとも有名な場面の一つ。
なによりチャップリンのパントマイムの凄い!
言葉を一切使わ>>続きを読む