はすたろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.5

この映画の前に見た『フラッグデイ』もそうだけどさあ、マジ親しっかりしてーーー!!!!
こんなにどうしようもない両親でも、子どもたちが親を好きなのが本当に切ない。
サラッと映され、語られる虐待がリアリテ
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フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.2

父も父だけど母親もなかなかでは?
大人になって、父親が何をしたか知ったとしても、大切にしてもらった記憶は消えないよね。
幸せなのか不幸なのかわからないな。
ラストはかなりショッキングだった。
事件のと
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.3

ミュージカルも映画も好きなくせに見た事ないの意外と友達に言われ続けていた作品。

うーん、ストーリーが好きじゃなかった。
私は夢見がちな男が周りに迷惑をかけたりする流れが嫌いみたいです…『ミナリ』も好
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

ネットで盛り上がっていた「ヴァチクソ」をついに鑑賞。
結構スタンダードな悪魔祓いストーリーでしたね。なんか懐かしい。
めちゃ面白いってわけじゃなかったけど、キャストと演出ありきで楽しい。
スクーターに
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

日本のホラーはなんでこうなってしまったんですかね?
我々ホラー映画好きも最初から期待はしていないけど、それにしてもね。
めちゃくちゃ笑えないコメディだったな。
最初の尾形が襲われるシーンでBGMがあっ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

ダンスもファッションもおしゃれで素敵だけど、ストーリーが好きじゃなさすぎる。
これは大学生の時にこの題材を扱った時からわかっていたことではあるけども。
そもそもわたしは不良とか喧嘩とかそういうジャンル
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.3

今まで見たアリアスター作品で1番笑えた!コメディを感じた!笑
濡れ場のマライアキャリーのとこヤバかった唇噛んで耐えた。

もう初っ端からママのヒスヤバいし、ボーが住んでる街の治安が終わっとる。
ママめ
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.3

『キラーカブトガニ』とか『キラージーンズ』でゲラゲラ笑えるような人間なので、これもとても楽しめました。
こういうくだらないのたまに見るの好き。面白い。
トマトの呻き声も可愛く感じる。
唐突のミュージカ
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.7

可愛い世界観好み。フランスへの憧れが募る。
いちいち時代を感じる演出というか、古臭さもあるんだけど、ストーリーは入り組みながらもちゃんとラストに点と点が繋がってめでたしめでたし。
突然の殺人鬼はなんで
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.6

スピルバーグ版未視聴。
ブラックミュージックの迫力が最高。
出てくる男がみんなモラハラDVで性的虐待もあるしめちゃくちゃ腹が立つ。命あることに感謝しろよ。
ネリーがブチギレた時スカッとした。
家父長制
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

2.7

この監督好きなのに全然ハマれなかった。
パパとママは結局どうしたいわけ…?
適当な言葉の意味を教えて適当に女あてがって、親が先に死ぬのに無責任すぎる。
ビデオで頭叩かれるシーン思ってた以上に力強すぎて
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.5

謎の青年の登場によって狂わされる一家。
難解だったけど、不思議で不気味で結構面白かった。
みんなもう出会った瞬間に何かのスイッチが入ってしまうんだよね。
青年はわりとすぐ消えてしまう。一体何者?
一家
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.4

とても感動したし先生も素敵で最高だけど、ある意味終盤は最低だった。つらい。
いつだって親や教師が子どもの夢を積み、心を折る。
子どものためと思っていることが実は自分のためだったりする。

自分の人生を
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

とんでもない設定なのにも関わらず、違和感なくすんなりと受け入れることができる。
監督を見て納得。『聖なる鹿殺し』のあなたでしたか!

ベラの見た目は大人だけど、中身は成長途中だからこそ率直でぐさっとく
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THE POOL ザ・プール(2018年製作の映画)

1.7

犬が死ぬので注意⚠️
これ一本見るのよく耐えたなってかんじの内容
そもそもなんで水が抜けてワニがいるのかとかそういうのようわからんまま終わる
いつも思いますけど、子どもできて産まないでくれとか言うなら
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カフカ「変身」(2019年製作の映画)

3.0

こんな悲しいことがあるかよ。
来る日も来る日も働いて、家族のために一生懸命頑張ってゆとりある生活をさせてあげていたのに、虫になった瞬間の扱いよ。
たしかにキモいけどさ、グレゴール本人ってわかってるのに
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.7

インシンクの曲が出だしから良い!作中途中途中流れる「ByeByeBye」良い!
でも主人公のマイキーがほんとにキモすぎて無理です…18歳の女の子に一目惚れするおっさんキモすぎ…。
本人は至って真面目な
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ブリキの太鼓 ディレクターズカット版(1979年製作の映画)

3.5

楽しくて夢中で見たわけではないけど目が離せなかった。
気持ち悪いとかグロいとか聞いてた割には平気。馬ウナギのインパクトは強い。
オスカルが前半だいぶクソガキで、あの金切り声がイヤホンだと不快感上がる。
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ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.2

就職がうまくいかないことに対して理解はできるけど、確かに32歳までまともな職歴もないのに急に秘書は無理あるってば。
人生上手くいかないことに卑屈になりすぎ。
この手の「どうせデブだから」って言う奴、じ
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.3

相手を信じられなくなったら終わりだと思うのですが、わたしは未婚なのでわかりません。

そりゃこれだけ綺麗な奥さんがいたら不安にはなると思うし、リジーも自由奔放でミステリアスではあるけれど、探偵雇って結
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.7

古い映画かと思ったら全然最近の映画でした。
16ミリフィルムで撮られているちょっと荒っぽい見た目がそう感じたのかも。

映像はバカンスのような爽やかさ。それにマッチしたアコースティック音楽。でも内容は
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エブリシング(2017年製作の映画)

4.4

お涙頂戴感動映画かと思ったら全然違う方向に行ってびっくり!
メッセージのやりとりの表現が好き。
純愛と歪んだ愛どちらもある。
愛は人を狂わせるとはこういうこと。
流れとしては結構ホラー展開かもしれない
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.0

マーゴットロビーが可愛かったからまあいいかあ。
どんでん返しが次々ある割には面白いと思えなくてなんでだろう。
あっさりしすぎて物足りないのかも。

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

3.4

シアーシャローナンは大好きなんだけど、そんなにワクワクしなかったな。
原作は未読でネトフリの方の映画も見ていないです。
SFテーマのものとしてはわりとありきたりな設定だったかもしれない。
最後が一番あ
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.1

この遊園地にいる人間全員人の心無いんか!?
1時間でこんなに嫌な気持ちになるとは思わなかったね。
あらすじにある通りです。
相手がみんなに嫌われている老害とかならまだしも、老人全員の扱いが酷いよ。おじ
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

母親が自分のために頑張ってくれていることはわかっているし、心から感謝しているけれど、そんな母親がいつも疲れた顔をしていると娘であるこっちは気を使うしなんだか居心地が悪い。
わたしも母子家庭育ちだから、
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

楽しかったけど、幼少期あんまりゲームしてなくて、ポケモンはやってたけど、マリオが出てる系って友達の家でやるマリパかマリカーくらいだったから、多分子どもの時から作品に触れてる人たちに比べたら感動薄いと思>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

気持ち悪い役やらせたらピカイチのバリーコーガン(褒めてる)。
今回は浴槽と全裸ダンスがおすすめです。
憧れの人への愛憎劇かと思いきや、ラストで解き明かされる真相。
ゾッとする話が好きなのでわたしは楽し
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.3

テニスミリしら。
セリーナウィリアムズという名前は知っている程度。
自分の夢を託す親って結構子どもの意見を無視して押し付けるイメージが強いけど、このストーリーの場合はきちんと子どもに愛情を持って接して
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

4.0

個人的には先日見た『炎628』よりキツい。
絶望感が凄まじい。
希望と絶望を順番に見せてくる作品。
ぬか喜びさせないでよと視聴者にも絶望を味わわせてくる。
でもきっとこれが現実。
言われてやったことだ
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炎628(1985年製作の映画)

3.8

見るのに覚悟がいると噂の映画。
男の子が最初は戦争に行くことに対してノリノリで、兵士との会話でもニコニコ笑顔なのに、戦争に行き始めたらどんどん顔が変わっていく。
最後には別人のよう。
この役者さんはメ
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.0

ずーーっと前に見たからあんま覚えてない所もあるけど、ブルックシールズがめちゃ可愛かったのは覚えてます。
犯人そっちかーと思いつつも、なんかちょっと含みのある終わり方。

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

子どもってそんなもんなのかもしれないけど、やらなくていいことをやりたがったり、やるわりには何もできなかったりする冒頭のメアリにイライラしてキツい。言われたことも守らないし。
猫が化け物にされて泣きなが
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.6

名作グルメ映画を視聴。
クスッと笑える独身老姉妹のスローライフ。
派手なストーリーではないけれど、美味しそうな料理がたくさん出てきて楽しかったな。
わたしはワインを飲むと酔いすぎて終電を逃すジンクスが
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

『セッション』に似ていると聞いていたんだけど、個人的には全然似ていなかったと思う。
『セッション』の方がうんと理不尽パワハラ暴力って感じだったよ。

権力を持った人が私利私欲で動き始めたらもうダメなん
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