もはや映画の枠を超えていくほどに、この映画が近くに感じた。
1ショット1ショットに無駄がなくて、積み重ねによる繊細さが感じられる映画だった。
かつ、女性観がきめ細やかに描かれていて、そのシチュエーションでしか捉えられない映像の美しさが散らばっていてとても良か>>続きを読む
音楽にも心を暖められる映画だった。
掃除機を散歩させるところが良かった。
すごく丁寧な映画だと感じた。
人生に向き合って映像を作るとして、確かにこれぐらいの質感だなという印象を持った。
人の脆さや、軽い齟齬からの崩壊までの繋がりなど、映画として上手くまとめられているなと>>続きを読む
ある意味でのファンタジーに時間経過というリアルが乗っかって、ズルいけど面白い。
作り手の時代感覚とフェチズムがある意味では面白かったが、全体的にまとまりがなかった。
いささか長かったが、長いことに意味がある作品。
ベティは心の中で生き続ける。
曲を一緒に作るシーンが胸熱なだけに、結末の運命は変えられない的な感じが突き刺さった。
両方面に感情移入できて良かった。
単調さの中にある複雑化されたストーリーが絡み合うことでしか見せれない景色を見せてくれた。