ちぐはぐさんの映画レビュー・感想・評価

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愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

今泉監督が脚本の映画。彼の映画はいつもリラックスしてみれて本当に気持ちが良い。
昔だとウディアレンに似ていて、本質がコメディ監督だから気楽なんだと思う。
受けを狙う吉本のコメディアンみたいな感じではな
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

大変考えさせられる良作で、日本で予算も少なくてこれだけの物を作れるんじゃん、それならもっともっと良い邦画をみたいよという気持ちにさせる映画でした。
クイア、シングルマザー、子供の心理、学校の機能不全、
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.6

山崎監督が戦後の日本を美的に映す意義について疑問が残りました。こういう演出が好きな人も多いというマーケッティング的な動機や監督個人の感性の問題かもしれないが、評価されている韓国映画やハリウッド映画であ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

IMAXで見た。映像体験としては確実に一つ頭の抜けた作品で満点。スピルバーグやノーランなど有名監督も褒めている。
隙のない世界観の構築、圧倒的な音響と映像、これらをモノクロ的な一つのミニマルな美学でま
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バービー(2023年製作の映画)

2.0

この映画はブロンド美人のごりごり陽キャであるバービーワールドを舞台にしています。バービー自体が女性の人権意識を後退させたという自己否定が描かれ、最終的に現代的なポリコレを意識した陽キャバービーワールド>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

宮崎駿のアニメーターとしてのテーマは絵が動くということへの探究。本作は過去作を総動員して、彼の人生を通して発見してきたアニメーションの宮崎ディテールが散見される。
もう弾切れを起こしても良いから撃ちま
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

メメント、インセプション、インターステラーからテネットに至る、時間を含めた物理法則が脚本、映画表現の中で融合される極めて変化に富むノーラン節の投球があまりにストレートで投げ込まれたといった感じ。

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